飲み代だけで月4万円! 赤字なのに危機感がなさすぎる夫に震える39歳妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-08-26 06:00
投稿日:2023-08-26 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

夫のお金の使い方が許せない!

 啓子さん(仮名)は、結婚4年目の39歳。夫のジュンジさん(仮名)は、啓子さんよりも2歳年上です。

 これまではおおむね順調だった結婚生活でしたが、ここへきてジュンジさんのお金の使い方について納得いかない啓子さんは、深刻な不満を抱えています。

飲み代が家計を圧迫しているのに

「コロナ禍のあいだに、夫は収入がじわりと減っていて、私はコロナ禍前のままで昇給なしです。電気代や食費、ガソリン代など物価が上がっているので、生活はコロナ禍の前よりもキツくなっている感覚があります。

 それなのに、ここ最近は夫が飲み代に前よりもお金を使うようになっていて、夫婦喧嘩が絶えません。

 ウチは子どもがひとりいて、これから教育費もかかっていくから、今のうちに貯められるだけ貯めておきたいのに……、夫の飲み代のせいで月の収支が赤字になるときもあるんです。

 このままでは、家計が破綻して困窮してしまいそう。それが怖くて、私から夫に何度も話しているのですが、お金の話をするたびに激しい口論になってしまって、夫は自分の金遣いを改善してくれないんです……」

 真剣な面持ちで話す啓子さん。お金のことで夫婦喧嘩をするたびに夫への愛情が薄れていて、今は夫のことを愛しているのかすらわからなくなっていると話します。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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