埋もれていたIMP.は世界同時配信デビュー
元V6の三宅健（44）、元King ＆ Princeの平野紫耀（26）、神宮寺勇太（25）と、次々と人気“辞めジャニ”と合流。また元ジャニーズJr.「IMPACTors」の7人は「IMP.」と改名し、滝沢氏の「TOBE MUSIC」から、シングル「CRUISIN'」で世界同時配信デビューを果たした。MVは配信開始から5日で300万回再生を突破している。
IMPACTors時代はグループとして知名度が低かったが、センターの佐藤新（22）は大ヒットドラマ「silent」（フジテレビ系）で川口春奈（28）のバイト先の同僚役として出演していた。
またジャニーズJr.の中でも屈指のダンスパフォーマンスで、なぜそんな彼らが埋もれていたのだろう、と今回のデビューを喜ぶファンも多い。
さらに元ジャニーズJr.の大東立樹（18）も今月16日にTOBEへの合流が発表されている。
ジャニーズ時代、滝沢氏と平野・神宮寺の交流はあまり聞かれなかったが、その他の合流組は、もともと滝沢氏と親交が深かったり、目をかけていたグループ・メンバーだ。
加速するTOBE勢力
今後、ジャニーズから滝沢氏のもとへドミノ式に人材流出するとも一部報道で囁かれている。
かつては絶対的王者だったジャニーズ帝国も、創業以来の一大事で揺れており、こうした滝沢氏の動きが気にならないわけがないだろう。
そんな滝沢氏のジャニーズ時代の痕跡は、現事務所の方針にそぐわなければ早めにその色を打ち消していきたいというところだろうか。
血の通った“ファミリー”を打ち出すTOBE
TOBEはジャニーズ以上に事務所としてのファミリー感を打ち出している。ジャニーズだと、音楽番組で絡んだり、それぞれのプライベートでの付き合いなどは明かされるものの、大所帯すぎて「一枚岩」という感じはしない。
だが、TOBEはIMP.合流発表配信に三宅、平野、神宮寺を帯同させ、メンバー7人と合わせて10人での記念撮影をし、ファンにスクリーンショットと拡散を促していた。
またInstagramで400万人弱のフォロワーを誇る平野も、IMP.と共に撮った自撮り画像を「いらっしゃい IMP！！！」との文言をつけて投稿し、「素敵なお兄ちゃん」とファンから称賛されていた。
先日もTOBE所属メンバー全員で食事会が開かれたようで、その様子について三宅は自身の公式YouTubeで、「平野は小麦粉アレルギーがあるらしくて、食べれないのを新くんにあげてた。新くん、憧れてる平野からのご飯だから食べないわけにはいかないじゃん。結構お腹パンパンだったんじゃないかな。可愛かったよ」などと報告。
行方を見守るファンたち
現状、所属メンバーが全員何らかの原因でジャニーズを退所し集まっただけあり、打ち解け方も早く、ファミリー感が強い。
今後、ジャニーズが王者の意地を見せるのか、TOBEがそれを揺るがすのか、ジャニーズファンもTOBEファミリーファンも“推し”の応援合戦をしながら、その行方を見守っている。
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