更新日:2023-09-01 06:00
投稿日:2023-09-01 06:00
サンセットビーチへ
――今日の予定はどうなってるかしら? ガイド料の件も相談したいわ。
――こ、この後はプールの監視員の業務が入っているんです。夕暮れ前には終わりますから、サンセットがキレイなビーチをご案内しますよ。
彼はややうわずった声で返してきたんです。
――嬉しい。それなら私のレンタカーで行きましょう。
私の脳裏に、太陽が海に沈む美しい夕景が描かれました。
ガイド料は2泊3日で5万円。私の地元、北海道で富良野や美瑛を貸し切りタクシーで巡ってもらった時、半日で3万円だったので破格の値段です。
ワキとヴァギナは念入りに
ホテルの駐車場で待ち合わせする旨を決めて、私は一度、部屋に戻ってシャワーを浴びたんです。バスルームのドアはガラス張りなので、エメラルドグリーンの東シナ海が午後の日差しを受け、燦然と輝いています。
海と溶け合うような青空と、白い夏空までもが女心を掻き立ててくれる感じ。このあと現地の美青年と一緒にサンセットを眺めるなんて……。そう思うと、湿った吐息が漏れ続けます。
ボディーソープを泡立て、全身を洗いました。特にワキとヴァギナは念入りに……。バスルームを出ると、マキシ丈の赤いサンドレスに着替えたんです。ロングヘアをハーフアップにして、丁寧にメイクをしました」
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