人生これで正解? “30代からの思春期”ミッドライフクライシスに勝つ法

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-09-08 06:00
投稿日:2023-09-08 06:00
 大人のみなさん、「私の人生、これで良かったの?」と考えて不安になる時はありませんか? そしてその不安、名前がついているのを知ってましたか?
 今回は大人の思春期“ミッドライフクライシス”と、飲み込まれないための対策のお話です。

黒いネガティブなものが襲ってきたら?

 

 

 

 

“大人のご褒美バカンス”を楽しんで

 私はこのままでいいのだろうか、どんな老後になるのだろうか、など不安が襲ってきて憂鬱になる状態。それがミッドライフクライシスです。

 私も30代に入ってから、心身ともに変化が大きくなってきたと感じています。

 未来について考えるといつも不安だし、このまま死んでいくのかと思うと悲しくてついお酒の量が増えがちに……。

 でも言い換えれば、こういうズドンと落ちている時は、いろいろと余計な問題を考える時間があるってことです。

不安な気持ちを少しでも楽にする方法

 私よりもう少しお姉さんたちなら、子供が手を離れたり、仕事に慣れてきたりと、手持ち無沙汰になってしまう期間なのではないでしょうか。そこでやるべき行動は2つ。

1. 没頭できる趣味を見つける
2. 自分の周りにいるイキイキした先輩を見つける

 まずはせっかくの余暇を楽しむための趣味を探すのはどうでしょう。今はSNSを見ればいろんな人がいますし、興味のあるものを見つけるのはそんなに難しくないはずです(ちなみに私は着物なんかカッコいいなと思っています)。

 そしてもう一つ重要なのが、自分の身近に憧れの人を見つける

 SNSで見るキラキラした人じゃなくて、身近でちゃんと生活の匂いがする範囲に限定してみてください。しんどい時に話を聞いてくれる人がいれば、ちょっと安心できますよね。

 これはけっこういろんな先輩から言われるので、間違いないと思います。

 ミッドライフクライシスは、これまで頑張って生きてきた大人のご褒美タイム。

 クライシス(危機)ではなく、バカンス(休息)と考えて、思いっきり自分に時間を使ってみてくださいね!

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。周りのお姉さんたちから、日々人生を勉強中。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。おっとり風毒舌。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。どんな人より多くの経験がある自信家。営業終わりにみんなで飲む時間が好き。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...
コンクリ貫通の生命力!「タカラジェンヌ」が由来の高貴なお花、寒さに弱いはずが“3度の冬”を越えたわけ
 今年の夏も暑かった!、我がお花屋の店先では、暑さにめっぽう強い見上げるほど大きく育った「南国生まれの貴婦人」が見ごろを...
効いてくれよ、スタバ1杯分! 更年期女がすがる心のお守り。すべてはプラシーボ効果と気づいても
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏もやらかした! 女たちの“反省エピ”7選。「自分史上最も夏を無駄にした」「大出費でクレカを直視できない」
 毎年のことながら、終わってから「もっとこうしておけば…」と思うのが夏休み。今年も例に漏れず、反省を抱えたまま日常に戻っ...
「逃げたら干されるぞ」若手芸人が踏み込んだ“後戻りできない”選択。大金と引き換えに失ったキャリア
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
「我が子を可愛いと思えない」産後に心が壊れかけた経験談。私は母親失格だ…なんて思わないで
 出産してから「なんだか最近自分が自分じゃないみたい」などと異変を感じている人は、先輩方の声を参考にしてみるとよいかもし...
義母「うちの子そっくり」にザラつく…。“孫フィーバー”の裏、無視され続けた嫁の叫び。私は透明人間じゃない!
 私の友人サエ(32歳・銀行員)が第一子を出産したのは昨年の冬。待望の赤ちゃんが誕生し、夫婦で新しい生活を始めた矢先、彼...
芸術の秋!美少年“にゃんたま”の曲線美と薔薇にうっとり♡ まるで絵画みたいじゃない?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
騙された!一見“仕事デキる風”…でも実は? 有能ぶったLINEにご用心。“能ある鷹”の逆パターンも
 世間では仕事ができない風に見えるLINEを送ってくるのに、実は超有能な人材だった話もよくあります。その一方で、本当は無...
【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
母が急病、社長の「帰りなさい」に涙…一生ついて行くと決めたLINE3選。元カレの言葉にホッ
「この人だけはどんな自分も受け入れてくれる」「この人だけは失いたくない」など、絶対的な信頼や必要性を感じる人に出会えると...
【マジかよ】ごま油×ミルクコーヒーに反響。老舗メーカーの“推しレシピ”にネット困惑「ヤバそう」「勇気でない」
「金印純正ごま油」などで知られる老舗メーカー「かどや製油」。企業公式X(旧Twitter)が2025年10月1日に投稿し...
「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? 水商売への “本心”に気付いてしまったスナック嬢の独白
 最近は本当に“キラキラ夜職”が表に出る時代になりましたね。が、私は本当に危ないと思っています。 「そんなことない...
私が『愛の、がっこう。』に重ねた親との苦しい関係。振り返ってわかる“完璧じゃない”からこそ得られたもの
 フジテレビ系で放送されたドラマ『愛の、がっこう。』を観ながら、ふと「わたしの親も、今で言えば“毒親”だったのかもしれな...