日持ち抜群「ジンジャー科のお花」の摩訶不思議、1週間過ぎても元気!

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-09-20 06:00
投稿日:2023-09-20 06:00

不思議な花

 ワタクシの大切なお花友達のAさんは、見た目は男性ですが、心は妄想が止まらない夢見る乙女。朝の精神統一は「花を触ること」という生粋の“お花バカ”です。

 バラの世界ではかなりの有名人で、メディアでも拝顔する機会が多く、花に愛され過ぎて背中にたくさんの花を背負ってるみたいにキラキラしている妖精のような方でございます。十分オッチャンだけどw。

 そんな花のオッチャン妖精Aさんが送ってくださった、激レアすぎるお花に猫店長“さぶ“率いる我が花屋、スタッフ一同驚嘆の声がやみません。

 美しさと日持ちの良さに驚愕した、その花とは……。今回は「キレイと不思議は表裏一体 ジンジャーの花」の解説でございます。

ジンジャーってなんですか

 なんですか?って聞かれたところで、そりゃ「ショウガでしょ」と言いたくなりますよね。

 お花の世界でジンジャーといえば、「なんだか様相の変わった夏の花」というイメージでございます。

 夏場の得体の知れないなんだこりゃ? な花は、葉を見ると、そのほとんどがジンジャーだとわかります。ショウガ科の花は、全体の流通量が減る夏場の暑い盛りにお花屋さんを支えてくれる頼もしい優良選手。形も色もさまざまで、同じショウガ科なのか? と疑いたくなるほどでございます。

 なかには薄っすらと爽やかなショウガの香りがする種類もあり、ワクワクします。

 さぶ店長と一緒に写っている不思議な花姿もジンジャーで、「グロッパ」といいます。小さな花が葉先に集まって長い花序が垂れ下がり、踊るように咲いておりますな。

「シャムの舞姫」と呼ばれるこの花の英名は、「ダンシング・レディース・ジンジャー」。なんて美しい素敵なお名前なのかしら。「グロッパ」と聞いて、ゲロッパおじさん(ソウルミュージックの巨匠、ジェームス・ブラウン)の脂ギッシュな顔しか思い浮かばないワタクシは、夢見る乙女としては終わっている気がします……(苦笑)。

 日本ではまだまだ流通が少なく、お花屋さんでも知らない方が多くいらっしゃいます。我が店に届いてから8日ほどが経ちますが、暑い常温管理で届いた直後とほぼ変わらない美しさ。驚異でござんす。

 花言葉のとおり、「悠久」「絶えぬ命」そのままな感じでござんす。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ホットフラッシュvsニット。“セーター”に恋焦がれる更年期世代から「エアリズムニット」の提案
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
誕プレで発覚! 親友と思ってたのは私だけだった…思わず虚無感を抱いた切ないLINE3選
 友達とLINEをしている時に、思わず虚無感を抱いてしまったことはありませんか? 人は、あまりにも自分の気持ちを無視され...
計算されたような曲線美! 塀の上の“たまたま”が放つ怪しい魔力
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
変わらず、光り輝いて
 街中にある機関車の車輪。  自分の背丈ほどの巨大な車輪を30年以上、1日も欠かさず磨き上げた人に出会ったのは、も...
【女偏漢字探し】「季」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
プライド高っ! マウントをとる女の闘志メラメラLINE3選。バッグの値段、婚活の人数、子どもの習いごと…
「あなたより私のほうがすごい」と相手より優位に立とうとする女。そんな“マウントをとる女”は、LINEでも闘志メラメラのよ...
無意識な「フキハラ&ちくちく言葉」で職場のモチベ下げていませんか?
 相手を遠回しに攻撃する人いますよね~。不機嫌な態度で周りを威圧する「フキハラ」に加えて、嫌味たっぷりの皮肉っぽい「ちく...
フジテレビ問題で物議…【弁護士解説】職場や取引先との飲み会、部下や後輩とトラブルにならない誘い方は?
 芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルを巡って、幹部社員の関与が疑われているフジテレビ。トラブルが発生してい...
「寒い。めんどい。やる気でない」を打ち破れ! 40女が実践するランニング継続のコツ
 1月ももう終わり。2025年の抱負として「運動習慣を身につける」と掲げた方も多いのでは。  仕事前にちょっとひとっ走...
あわや一触即発と思いきや…お互いを褒めあう仲良し“たまたま”たち
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「金運を上げる玄関」って? お金持ち宅の“テクニック”も参考にした生花の選び方
「米の値段がまた上がる!」がSNS界隈でバズっております。ワタクシの唯一の癒しでもある大好物(甘いもの系)のサイズや数量...
圧強めのママ友、涙を飲んだ受験生にはどう返信する? お受験シーズンはLINE界隈もてんやわんや
 今年も受験シーズンが到来。自分の子供の人生を少しでも良くしようと必死の「お受験ママ」がいる一方で、不合格で落ち込む受験...
まさか痴漢に遭うとは…更年期真っ最中のおばさんの身に降りかかった「性的な危険」
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
経験値不足が招いた悲劇か? 恋人や家族の「仰天センス」にドン引きしたエピソード
 買い物をしている時やプレゼントをもらった時など「なんでそれを選んだの!?」と驚くような仰天センスの持ち主に出会うことが...
まるで物語のワンシーン! 静かに佇む美しきシルエットの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色の街に思うこと
 茜色の街はまるでスクリーンの中のようだ。  ほんの少し、立ち止まって、世界観に没入する幸せ。