夫の「2度と抱かない」宣言にタガが外れた43歳レス妻、潮目が変わった

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-09-23 06:00
投稿日:2023-09-23 06:00

話し合いができない夫に幻滅

「夫は私よりも年下ですが、基本的にはオラオラ系の性格なんですよね。まぁ最初はそこが頼もしいかもって思って結婚したんですけど……。

 いざ夫婦になってみたら、センシティブな話し合いはできない人で、感情論とかフィーリングとかそんなことばかり主張するから、いろいろ面倒くさいです。

 そして結局、なんでレスになっているのかもよくわからないし、夫がレス問題を改善するつもりがあるのかもわからないんですよね。

 もはや無駄に時間ばかり過ぎている気がして、でも話し合うたびに夫婦の溝が深まるし……、このままで大丈夫なのかと不安になります」

夫の暴言に絶望

 ここまで話して、急に表情が暗くなった優子さん。聞けば、少し前に夫とレスについて話し合いをしたときに、とんでもない暴言を吐かれてしまい、それがトラウマとなっていて夫の真意を探ることすら臆病になってしまっていると話します。

「夫からはっきりと『君のことは2度と抱かない』と宣言されてしまったんです。実はそんな言い方をされたことをこれまではなかったので……、潮目が変わったなと思いました。

 このまま夫婦仲が悪くなっていくのかと思うとガックリですし、どこかで現状を打破したいのですが……、夫が何を考えているのかまったくわからなくなりました」

衝撃的な夫の言葉の理由は

 レス解決に向けて動き出したいものの、夫からの言葉が衝撃過ぎて身動きがとれなくなったという優子さん。

 では、夫であるコウイチさんは夫婦の現状について、どんな思いを抱えているのでしょうか。

 夫がここまで過激な言葉を口にしなければならなかった背景には、相当な事情が隠されているかもしれない、と優子さんの不安は大きくなっています。

 ◇  ◇  ◇

 実は優子さんの予感は的中するかのように、コウイチさんには妻にも言えない繊細な事情が隠されていました……。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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