NHK朝ドラ「らんまん」～第25週「ムラサキカタバミ」#124
関東大震災で被災した万太郎（神木隆之介）たちは、寿恵子（浜辺美波）の店のある渋谷へ向かった。渋谷一帯は被害が少なく、「やまもも」も無事だった。
地震から数日後、虎鉄（濱田龍臣）、百喜（松岡広大）、大喜（木村風太）、家族みんなの無事が確認できて安堵するものの、長屋は万太郎が40年かけて集めてきた標本や原稿が無残な姿に。
肩を落とす万太郎だが、地面に目をやるとそこにはムラサキカタバミが咲いていて……。
【本日のツボ】
虎太郎（森優理斗）と千鶴（本田望結）
※※以下、ネタバレあります※※
あと2週間となった「らんまん」ですが、ここにきて、物語が一気に加速。急に子どもが大きくなったり、孫ができたり、戸惑うばかりです。
そろそろ、ぺこぱが登場し、「時を戻そう！」と、やってくれるんじゃないか、と期待しております。
まずは虎太郎です。火曜日に虎徹と千歳がめでたく結婚したと思ったら、水曜にはもう子どもが小学生に。新婚生活や出産はスッ飛ばし、それでも虎太郎という名前で、視聴者には彼が万太郎の孫であることがわかります。
演じる森優理斗くんはチビ万太郎を演じていました。主人公の子ども時代を演じていた子役が、のちの子どもや孫として登場するのは「朝ドラあるある」ですね。
洋装女子は誰？
急に大きくなって、「誰？」と思ったのは千鶴（本田望結）も同じ。あまりの発育ぶりに、メルモちゃんか、とツッコんでしまいました。
大きくなるキャンディーでも食べたのかと（わからない人は手塚治虫「ふしぎなメルモ」をご参照のこと）。
デパートにお勤めとのことですが、あのモダンな制服はエレベーターガールか受付嬢でしょうか。
昭和7年に日本橋の白木屋というデパートが火事になった際、和服の女性店員が下は腰巻のみで、野次馬の目を気にして降りられず、そこから、女性の洋装化と下着の着用が一気に広まった、という話を聞いたことがありますが、そのずっと前から洋装の千鶴。
さすが、寿恵子の娘。最先端のモダンガールだったのかもしれません。
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