犬猫は無理でも鳥は飼いたいな 意外なデメリットと注意すべき3つのこと

コクハク編集部
更新日:2023-10-02 06:00
投稿日:2023-10-02 06:00
「ペットに癒されたいけど、賃貸物件で犬・猫は飼えない」「犬の散歩にいくのは面倒」という人に人気なのが鳥ちゃん! 一人暮らしや家で過ごす時間が長い人からの需要が高まっています。
 確かに、値段もサイズも手頃ですが鳥を飼うのにもデメリットはあるので気をつけて。今回は、鳥を飼いたい人の知っておきたいデメリットと注意点をご紹介します。

鳥を飼いたい人の知っておきたいデメリット

鳥ってかわいいよね(写真:iStock)
鳥ってかわいいよね (写真:iStock)

「犬猫を育てる自信はないけど、鳥ならできそう!」と思っている人もいるでしょう。

 しかし、命のお世話はやっぱり大変。鳥を飼う際にはデメリットも知っておかなければ、のちのち後悔することになりかねません。

1. 意外と掃除が大変

掃除が大変(写真:iStock)
掃除が大変 (写真:iStock)

 犬や猫と比べると「お世話が簡単そう」なのが鳥の魅力。確かに、お散歩もいりませんし、餌だって食べる量はわずかです。

 しかし、ケージの中は毎日汚れるため、掃除が必須。糞だけでなく、食べ散らかした餌などによっても汚れるため、月に一度はケージの丸洗いが必要です。

2. 噛みつくことがある

噛まれると流血することも(写真:iStock)
噛まれると流血することも (写真:iStock)

 犬や猫と違って「鳥は小さい」という理由で安全だと思っている人もいるでしょう。しかし、鳥だって危険を察知すれば噛むことがあります。

 くちばしが尖っているため、流血する場合も……。噛みつかれてから「もう飼えない」と手放すのは絶対にダメ。ペットとして売られているセキセイインコなどは、野生で生きていけません。

3. 放鳥時、どこにでも糞をする

 鳥は散歩の必要はないですが、毎日狭いケージの中で過ごしているとストレスがたまるため、部屋の中に放す放鳥が必要となります。

 この時際、どこでも糞をするので要注意! テーブルの上、絨毯の上、時にはマグカップの上などにすることもあります。

4. 長期、家を空けることができない

長時間放置はダメ(写真:iStock)
長時間放置はダメ (写真:iStock)

 鳥は犬ほど、お留守番をストレスに感じることはありませんが、長期間家を空けるわけにはいきません。

 毎日お水や餌の取り替え・放鳥が必要ですから、鳥を飼い始めたら1泊程度の旅行くらいしか出かけにくくなります。

5. 対応動物病院が少ない

病院が少ない…(写真:iStock)
病院が少ない… (写真:iStock)

 ペットの体調が悪くなったら「動物病院に連れていけばいい」と考えるでしょう。犬や猫であれば、近所に動物病院があれば安心です。

 しかし、鳥の場合は病院があるから安心とは限りません。犬や猫は対応しているものの、鳥を対応している動物病院が少ないのが現状です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体...
黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...
帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...