【2023年人気記事】新幹線で帰省、ヤバい親子に遭遇!お互い様の解釈

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2024-01-02 11:45
投稿日:2024-01-02 06:00
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初公開日は同年8月7日。年齢や固有名詞等は公開時のままとなります。
 ※  ※  ※

 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

親にとって悩ましい夏休みの過ごし方

 みなさん今日もママ業お疲れ様です! 前回は「転勤族でも住みやすい土地にするための3つのコツ」についてお話しました。

 在宅ワークが増える一方、まだまだ転勤族の家庭が多いのは否めません。少しでも住みやすくするには、自分でマインドや行動を変えていきましょう!

 いつものようにドタバタと毎日過ごしていたら、いつの間にか季節は夏に……! 子どもにとってはお待ちかねの夏休みが始まりました。

 しかし、正直なところ母である私には非常に悩ましい期間。末っ子はありがたいことに夏季保育があるのでなんとかなりますが、問題は小学生と中学生です。

 ごはんの準備にはじまり、仕事中に話しかけられるわ、イベントやプールに行きたいだの出費も重なるわ、毎日22時頃にはぐったりしながら洗濯を回す始末。

 鬱々としていると、実家から「子どもたちだけ遊びに来ない?」とのお誘いが♡ そうと決まれば、車を持っていないので交通手段の確保が必須です。

 そこでふと思い出したのが、子連れで利用した新幹線でのある出来事。隣の2列シートに座っていた親子の迷惑な行動の数々に度肝を抜かれました。

 今回はそんな「子育てにおけるお互い様」についてお話します。

帰省のため子連れで新幹線を利用

 あれは夏真っ盛りの8月のある日。大阪から東北の実家へと帰省のため、新幹線を利用することに。まだ1歳半の末っ子を抱え、私と長女・長男の4人で3列シートに座っていました。

 大勢の人が溢れる駅で抱っこ紐には末っ子、両手には上の子たちという満身創痍スタイルで新幹線になんとか乗り込み、ホッと一息ついたのも束の間。席の近くからケラケラと笑い声が聞こえてきます。

 笑い声の主は3歳くらいの男の子。隣の2列シートに男の子と両親が座っていました。楽しそうに話す様子は微笑ましく、「雰囲気の良い家族だなー」という印象です。

 このとき、隣が同じ子育て世代の方で密かに安心したのを覚えています。しかし、40分後にそれは大きな勘違いだと気づくのでした……。

新幹線で走りまわる子ども

 お昼時に乗車したため、乗客は駅弁などを食べながら思い思い時間を過ごしていました。子供たちも自分が選んだ弁当を広げ、楽しそうに食べています。私も久しぶりの駅弁にテンションが上がりまくり!(笑)

 冷めていてもおいしい駅弁は子育てママの救世主ですね。末っ子をあやしながらでも、最後のご飯ひと粒まであますことなく楽しめたのですが……駅弁も食べ終わり、乗車からちょうど40分経ったころ。隣の席の男の子が飽きてきたのか、通路を1人で歩き出しました。

 そのまま色々な座席にちょっかいを出しながら車両の端から端まで何度も往復しています。しかも、新幹線が揺れるたびに転びかけるところを、周りの大人が補助してあげていました。

 そんな衝撃的な光景に目を奪われていると、男の子はついに奇声を発しながら走り出したではありませんか……!

 慌てて隣の両親を見ると、父親はビールを煽り爆睡中。母親は寝てはいないものの、笑顔で「もー、走っちゃダメでしょー危ないよー」と、男の子に声をかけるだけで動こうとしません。

 明らかに周りの人たちは迷惑そうにしていますが、そんな様子は気にならないようです。

 トイレに行くために通路を歩いていた男性と男の子がぶつかっても「すみませーん」の一言のみ。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


“たまたま”の戦いごっこを特等席で観戦中! カッコよすぎて目が離せない
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「港区の遊びはやり切った!」アレン様を待ち受けにするギャラ飲み女子、私生活で各界有名人を総ナメ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
あなたのものは私のもの!? 「友達を奪う女」の心理と対処法…略奪対象は彼氏だけじゃない
 自分の仲が良い友達を奪う女に悩んでいる方、必見! 今回は友達を奪おうとする女の心理と対処法を解説します。  人の男を...
聞こえてくる音は…
 長いトンネルの中を歩く。  かすかな音も振動となって耳に入り込み、心を震わせた。
【女偏漢字探し】「妹」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
LINE界隈の地味な嫌がらせ、どう撲滅する? 先輩部下からの休日鬼電、八方美人なママ友、嫉妬する女友達…
 地味〜に嫌がらせをしてくる相手、どう対処するのが正解なのでしょうか? 今回はLINEで受けている“地味な嫌がらせ”を3...
FILAの冬物ウエアが1点1500円って…!ゴルフ用品店で掘り出し物ゲット、親孝行が叶った♡【福袋衣類編】
 お正月は実家近くのゴルフショップへ福袋を買いに行くのが毎年恒例となっています。父はそこで毎年福袋を購入しその1年間着倒...
グループLINEで嫌われる人には特徴があるらしい。職場、ママ友、同窓会…やらかしていませんか?
 グループLINEが苦手で、気を遣いながら適度な距離感で参加している人は多いようです。でもなかには、空気が読めなさすぎて...
“雑談”はカネになる!生まれて60ウン年、「下ネタ」に磨きをかける男がたどり着いた境地
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「デパコスじゃないんだ」って、メイクや美容でもマウント取りたいのね…。賢くかわす方法は?
 女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。  今回は、メイクや美容に関し...
「人生楽しまないと損」メンタルにシビれる、憧れるゥ! イケオジたちの好感度爆上がりLINE3選
 世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...
庶民の味方のダイソーにゾッコン♡ シニア猫も40女の財布も大満足!おすすめのペットアイテム3選
 我が家の可愛い可愛い2匹の愛猫、もんさま(15歳)とこっちゃん(14歳)。早いもので彼らもすっかりシニア猫になりました...
ありがたま! 非の打ち所がない完璧な“たまたま”様がご降臨
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
眠りが浅くて心がザワザワ…熟睡したい!【専門家監修】「安眠」のための簡単ストレッチ&呼吸法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
花屋とお客様の間で断トツに多いトラブルは? 7万円の花束事案を振り返る
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
マウント女、人工天然女をスカッと撃退LINE7選。我慢は美徳の時代ではありません!
 女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。  今回はそんなウザい女たち...