ギャラ飲みとラウンジで荒稼ぎも…まともな恋愛ができない29歳港区女子

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2023-12-26 06:00
投稿日:2023-12-26 06:00

お客さんにプレゼントを買ってもらうのも苦手

 ラウンジやギャラ飲みの仕事で、日々裕福な男性と接していると、お客さんから高価なプレゼントをもらうことも多そうなイメージがありますが、リンさんは「プレゼントをもらうのはもう懲りごり」と言います。

 以前、お客さんとの会話から自然に「コートを買ってあげる」と言われて、40万円相当するハイブランドのコートをプレゼントしてもらったそうです。

 ところが、買ってもらった途端にお客さんの態度が豹変し、「愛人になるよね?」という雰囲気で体の関係を求められるように…。

体の関係を求められ…

 あいにく、そのお客さんはリンさんの生理的に受け付けないタイプの男性で、「絶対に無理!」と思ったそう。

 さらには、プレゼントを買ってもらった後からは、その男性が「お店ではなく個人的に会いたい」と言ってくるようになったといいます。

 リンさんは要望に応えられず、そのお客さんとの縁は切れてしまいました。そして、大事なお客様も失うことに。

 こうした経験から、「見返りを求められるのが嫌なので、お客さんにプレゼントを買ってもらうことはやめました。欲しいものは自分で買います」とリンさん。

今、好きな人はいます!

 仕事はバリバリこなしつつ、プライベートの恋愛や男性との関係では少々苦労しているリンさんですが、「今、好きな人はいます!」と明言。

 しかしながら、前述したような恋愛遍歴を経て、今は好きな人ができても「LINEの返し方すら分からなくなってしまった」と苦笑いします。

「相手からのLINEの語尾に“?”がついていないと、返信していいものかどうかさえ迷うことがあって。結局、なんて返えしたらいいのか悩んだ末、既読無視してしまうんですよね…」と、かなり恋愛をこじらせている様子が伺えました。

 お客さんとのやり取りは上手なのに、プライベートのことになると途端に不器用になってしまうようです。

「いずれは結婚したい!」

 それでもリンさんは、「いずれは結婚したい!」と、結婚願望はあるとのこと。

 かつて昼の仕事が性に合わず、現在のラウンジとギャラ飲みの仕事の掛け持ちがしっくり来たように、パートナーとしてもしっくり来る相手が見つかるといいですね。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


寝起きの“スマホいじり”で頭がボンヤリ…やりがちな「朝のNG習慣」4つ
「朝起きたら、お布団の中でぬくぬくしながらスマホをいじるのが至福なんじゃ〜♡」と感じている方、要注意。朝のスマホいじりの...
2025-06-21 06:00 ライフスタイル
やば! ゴミ屋敷一歩手前じゃん…あなたの部屋が片付かない理由わかってる?
「気づいたら部屋がとっ散らかっていて、床が見えない」「来客がないと部屋を片付けられない…」このように部屋を片付けられずに...
7月大災害説が怖いよ~!一応、100均の「防災グッズ」で備えとこ。旅行にも災害時にも使える救世主3選
 旅行前は100円均一のトラベルコーナーへ行き、使えそうなアイテムをピックアップ。今回手に取ったのは、災害時にも活躍して...
やっちゃってない? 部下に嫌われる上司の「絶対NG」な7つの言動。20代の目はシビアですよ
 今回ご紹介するのは働く若者の声! 20代を中心に「上司にされて嫌だったこと」を聞いてみました。部下に嫌われたくない方は...
「ありがたく拝むがよい」眩しい“神たま”を見せつけるにゃんたま族をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
侮るなかれ! 花屋が「ホントは教えたくない」名脇役の植物たち。見た目地味だけど外したくない4つの条件
「あまり目立たないけど、そういえばよく見るね」  お花屋さんで購入した花束やアレンジメントの中に、そんなお花やグリ...
うーん…友達と「金銭感覚が合わない」と感じた瞬間。疲れたらタクシーに乗る? 我慢する?
 30年、40年と生きていれば、友達と距離を置いたり縁を切ったりしたこともありますよね。関係が続かなかった友達に対して「...
この倦怠感は自律神経? それとも…更年期の症状は神出鬼没。妊活アプリのように「通知」が来る方法はないのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
離婚で「実母と義母」のバトル勃発! 嫁を“敵認定”した義母が放つ衝撃的な一言【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
「ミスっても死なない!」優柔不断とおさらばする“前向きマインド”5つ
「優柔不断な性格を直したい…」「いつもクヨクヨ悩んでしまう」こんな悩みを抱えている優柔不断な方、集合! 優柔不断を改善す...
“神たま”のそば、羨ましいでしょ? 進むたび揺れる「にゃんたま」をソッと撮るお仕事です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
わかるけど…LINEの「疲れた」アピールにウンザリ。愚痴って対応に困るんです!
 何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
仕事一筋の私が『対岸の家事』詩穂に共感した理由。くだらない「専業主婦vsワーママ」対立してる場合じゃない
 多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
ストゼロでも消えない死への恐怖。介護に離婚…友人それぞれが歩む人生に救われた夜。人が最後に行きつく先は
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
48歳、乳がん検診の「要精密検査」に衝撃。独居暮らし男の孤独死に重なる…誰にも看取られない恐怖
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
40代は“知人の訃報”がくる年齢だ。憎んだ男の「死亡通知書」で20年ぶりに集う同級生、独身の私はどう映る?
 板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。 「い...