ピュアすぎて善悪の区別がつかないから?
伝説の「クローゼット不倫」の矢口さんでさえ、現在では普通に地上波テレビに出演し、ミニモニ。復活の中心メンバーになっていたことと比較すると、今の加護ちゃんは“元モー娘。のダークサイド代表”のような存在になってしまっています。
筆者は以前、加護ちゃんにインタビューをしたことがあるのですが、面と向かって話した感覚としては「普通のいい子」という印象でした。
この連載の担当編集も別件でインタビュー経験があったそうですが、「天真爛漫」と語っており悪い印象はなかったそうです。
加護ちゃん本人も昨年10月、SNSで自身のことを《純粋でまっすぐな天真爛漫なのだ!(キリっ)》と評していましたが、まさにそのとおりなのかもしれません。
そう、彼女はピュアすぎるがゆえに、おそらく自らの好奇心(=欲望・欲求)を素直に行動に移してしまっているだけなのです。
わずか12歳で芸能界にどっぷり浸かり、もしかしたら汚い大人たちに囲まれて、大金も手に入れて、善悪の区別がつかないまま倫理観がバグッていったのではないでしょうか。
騒動や問題発言の根底にあるのは…
これまでの加護ちゃんの騒動や問題発言の数々も、「ピュアだったから」という理由で全てが片付きます。
少女時代にタバコを吸ったのも、どんな味なのか知りたいという好奇心と早く大人になりたいという欲求に素直だっただけ。
夜遊びして数々の男性芸能人と関係を持ったのも、“気持ちいいから”という純粋な欲望を満たしただけ。年上俳優と不倫したのも、相手が既婚者かどうかなんて関係なく、好きになった人への“純愛”を貫いただけ。
逮捕されて犯罪者となった最初の旦那と結婚したのも、純粋に好きな人とずっと一緒にいたいと思っただけ。
2番目の旦那と幼い子どもがいながら、怪しい男性たちとの韓国バカンスを楽しんだのも、解放されて楽しみたかっただけ。
すべてが、「ピュアすぎて善悪の区別がつかないから」で説明がつくのです。
「HUNTER×HUNTER」という大ヒット漫画の主人公・ゴンも、純粋すぎて善悪に頓着がない危うい人物なのですが、筆者には加護ちゃんとゴンがどうにもカブッて見えてしまいました。
――このように、とことん「ピュア」を極めたプロフェッショナルな加護ちゃんのこと。
“大金がもらえるし、注目されるし、気持ちいいから”というシンプルかつ純粋な理由で、いつか本当にセクシー女優デビューする日が来てもおかしくない、と思ってしまうのは筆者だけでしょうか…。
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