元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2024-01-20 11:16
投稿日:2024-01-20 06:00
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネットニュースでたびたび騒動が報じられました。
 コラムニストで恋愛カウンセラーでもある堺屋大地さんが、加護亜依の純粋すぎるメンタリティを分析します。

枚挙にいとまがない「加護スキャンダル史」

加護ちゃんはどこへ向かっているのか…(C)日刊ゲンダイ
加護ちゃんはどこへ向かっているのか… (C)日刊ゲンダイ

加護亜依(タレント・35歳)

 今や“騒動のデパート”と言っても過言ではないほど、やることなすこと“きな臭い”空気感をまとってしまっている加護亜依様。本稿では敬愛の意を込めて「加護ちゃん」と呼ばせていただきます。

 さて、結論から言うと加護ちゃんは、“ピュアすぎるプロフェッショナル”なのです。

 まずは波乱万丈な彼女の芸能人生を振り返っておきましょう。

 2000年にわずか12歳のときにモー娘。でデビューし、2004年にグループを卒業するも、未成年だった2006年と2007年に喫煙報道が出てしまい、事務所が解雇。

 2009年には共演者だった年上俳優と不倫が発覚。

 2011年には交際相手だった経営者が逮捕され、加護ちゃんは薬物を大量摂取し緊急搬送されるという騒動を起こすも、年末にその経営者と結婚。

 2012年に第一子を出産しましたが、2015年に夫から暴行を受けたと警察に被害届を提出し、その後に離婚。

 2016年には現在の夫と再婚。2017年に第二子を出産しており、今度こそ平穏で幸せな家庭を築いていると思われていました。

 …が、昨年8月、韓国のカジノ付き高級ホテルで、暴力団幹部の男性らと旅行していたというスキャンダルが噴出。

 2016年以降は大きな問題は起こさず、「昔はヤバかったけど常識ある大人になったんだな」と世間が認め始めていた頃合いだっただけに、とても残念です。

ミニモニ。復活も加護ちゃんは不在

ミニモニ。時代の加護ちゃん(右)/2002年撮影(C)日刊ゲンダイ
ミニモニ。時代の加護ちゃん(右)/2002年撮影 (C)日刊ゲンダイ

 昨年11月に放送されたテレビ東京の音楽特番にて、一世風靡したミニモニ。が復活。しかし、矢口真里さんや辻希美さんは出演したものの加護ちゃんは出演せず。

 仮に8月の反社との繋がり疑惑の報道がなかったとしても、元事務所との関係性が良好とは言えないため出演は叶わなかった可能性は高いですが、彼女の闇深さを再認識させられたのは間違いありません。

 そんな加護ちゃん、今は開き直った感さえあります。

 昨年11月に、インターネットテレビ局・ABEMAの番組「愛のハイエナ」へゲスト出演。夜遊びをしていた時期を認めたうえで、「重なり合いとかはあって…」と数々の男性芸能人とカラダの関係を持っていたことをカミングアウト。

 また、今セクシー女優のオファーが来たらという質問には、「やるんだったらナンバーワンになろう、みたいな」と前向きとも取れる発言をしていたのです。

堺屋大地
記事一覧
コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は「日刊SPA!」(扶桑社)、「smartFLASH」(光文社)にてコラムを連載中。そのほか「現代ビジネス」(講談社)、「文春オンライン」(文藝春秋)、「集英社オンライン」(集英社)、「女子SPA!」(扶桑社)などにもコラムを寄稿。LINE公式サービスにてチャット相談を受け付けており、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている。
公式X

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


ブギウギ最終回、水を差すようでスンマセン! 残念すぎる4つの演出と描写
 スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まる。客席には懐かしい多くの面々がかけつけている。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(...
桧山珠美 2024-03-30 11:41 エンタメ
スズ子引退会見、“天敵の文屋”鮫島の「シャッポを脱ぐ」演出を読む
 歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草彅剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってし...
桧山珠美 2024-03-27 14:30 エンタメ
超鈍感力! 羽鳥の絶縁宣言を屁とも思わないスズ子とタケシは似た者同士
 歌手引退――。スズ子(趣里)はその決断を、愛子(このか)や大野(木野花)に伝えた。  羽鳥善一(草彅剛)に絶縁す...
桧山珠美 2024-03-26 15:40 エンタメ
「GTOリバイバル」注目の新人イケメンは?松嶋菜々子は本当に出るのか
 反町隆史主演「GTO」が26年ぶりに帰ってきます。反町演じる元ヤン教師・鬼塚英吉がさまざまな問題を解決する学園モノで、...
ドヤ顔のアユミとヘイヘイブギー歌唱シーン温存の理由がわかる回だった
 昭和31年、大みそか。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子(趣里)は、楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度を...
桧山珠美 2024-03-22 14:30 エンタメ
最終回秒読み…スズ子はブレずにお人よし、NHKと沼袋勉の手腕いかに!?
 愛子(このか)は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を...
桧山珠美 2024-03-21 16:07 エンタメ
和田勉が転生したら中村倫也に!? 強烈インパクトで霞んだ礼子娘の初登場
 東京ブギウギのヒットから9年、ブギブームも下火になってきつつある中、スズ子(趣里)や羽鳥善一(草彅剛)のブギは古いとい...
桧山珠美 2024-03-18 14:30 エンタメ
「光る君へ」主人公バージン喪失!大石静氏が描く平安エロ&バイオレンス
 NHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期の貴族社会を舞台に、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)の生涯を描くもので...
沢尻エリカ不死鳥の如く女優復帰!大衆は真似できぬ人生転落リアルショー
 2月25日、沢尻エリカの女優復帰作となった主演舞台『欲望という名の電車』が千秋楽を迎えました。  「『残念プロフ...
堺屋大地 2024-03-16 06:00 エンタメ
NHK大阪が誘拐未遂事件をぶち込んだのなぁぜなぁぜ? かつ丼コント?
 誘拐犯が捕まってから、愛子(このか)は3日間も学校を休んでいた。スズ子(趣里)は、学校に行くようにと言うが、愛子は友達...
桧山珠美 2024-03-15 14:30 エンタメ
“テレ朝ドラマ”常連・ホンモノの刑事よりも刑事な内藤剛志、降臨!
 大野(木野花)が受けた電話は、3万円払わなければ、愛子(このか)を誘拐するという脅しの電話だった。そして、警察には伝え...
桧山珠美 2024-03-13 14:30 エンタメ
りつ子スパークのラインダンス必見!ワクワクズキズキと笑顔が溢れる回
 羽鳥善一(草彅剛)作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が近づいてくる。羽鳥はスズ子(趣里)たちに、パーティーで余興をして...
桧山珠美 2024-03-11 15:30 エンタメ
“ユーミンドラマ”で見せたクソ女の夏帆、そして金子大地と中島歩に注目!
この投稿をInstagramで見る 【公式】「ユーミンストーリーズ」オムニバス夜ド...
真木よう子“まっけんセクハラ発言”はわざと?昭和の価値観をエンタメ化説
 ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年/フジテレビ系)や『最高の離婚』(2013年/同)などでの演技が好...
堺屋大地 2024-03-09 06:00 エンタメ
第111回ブギウギの“三大なぁぜなぁぜ”…畑仕事する農家の手じゃない!
 梅吉(柳葉敏郎)が亡くなった。葬儀では松吉(木内義一)が号泣しながら、遺影の自慢をする。  そんな中、スズ子(趣...
桧山珠美 2024-03-08 15:50 エンタメ
死の間際までユーモア忘れず、父娘で歌った「父ちゃんブギ」
 久しぶりに香川に戻ったスズ子(趣里)は、梅吉(柳葉敏郎)が写真館を切り盛りし、繁盛していた話を聞く。梅吉が大切にしてい...
桧山珠美 2024-03-07 15:40 エンタメ