P活、頂き女子…「パパ活」のことばも進化し続けている

コクハク編集部
更新日:2024-01-28 06:00
投稿日:2024-01-28 06:00
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

【今回の女ことば】パパ活

(C)コクハク
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 コクハクの連載「私、愛人やってます」では、パパ活に励む女性たちの喜怒哀楽がつづられています。

「現代用語の基礎知識2023」によると「パパ活」は、

 本来は主に若い女性がデートや性行為を対価に、金銭援助をしてくれる男性(パパ)を探すこと。papa+活動。

 とあります。

 上記の他には2022年、当時の自民党議員が18歳の女子大生と飲酒し、ホテルに連れ込んだ「パパ活」疑惑にも触れ、男性が経済的対価をエサに若い女性を求める意味合いへと変化したと指摘しています。

 また2024年版には近年、P活との略称も広まっていると追加。試しにXで「P活」と検索するとウソかマコトか、その手のツイートが…。

《〇〇でお会いできる方いますか?》《興味ある方はDMよろしくお願いします》

ママ活とは?

 2017年に野島伸司脚本のドラマ「パパ活」が放送され、公式HPには<カラダの関係がなく、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する“パパ活”>と説明されています。

 さらに、昨年末発表の「新語・流行語大賞2023」にノミネートされた「頂き女子」なるパパ活をさらに悪質にした、パパ活から派生したものまで登場。

 ちなみに、現代用語の基礎知識に「ママ活」の記載はありませんでした。ママ活は、パパ活の男女が入れ替わっただけの、女性が、若い男性に金銭を与えてデートなどを行うこと。

 コクハクでもその実態に迫る記事がアップされています。いつか追加されたり、流行語になったりする日がくるのかな。

(日刊現代校閲/タダ美)

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