「既婚女性以外と恋愛できない」人妻好きの独身男子が微増しているワケ

内藤みか 作家
更新日:2024-02-01 06:00
投稿日:2024-02-01 06:00
「人妻が好き」と公言する独身男子が微増中です。
 周囲に同世代の独身女性がいても、あえて年上の、しかも既婚者と関係を持ちたがるのです。
 なぜこのような性癖の男性が増えつつあるのでしょうか。人妻じゃないとムリ、と話す20代男性に聞いてみました。

既婚男性と不倫する女性

 既婚者と不倫関係に陥るのは、女性が多い印象があります。

 既婚男性は外で仕事をするため女性との出会いも多く、職場の部下の若い女性と不倫関係に陥るケースも少なくありませんでした。

 相手が既婚だと知った上で関係を持った女性の言い分としては「彼は奥さんとうまくいってないしセックスレスだと言っていた」「奥さんとは別れて私と一緒になると思っていた」などが多く、たまたま愛した男性が既婚者だったので離婚するのを待っている感じでした。

不倫に依存するケース

 しかし一部に、既婚男性とじゃないと恋愛感情が湧いてこない女性がいます。

 不倫をする時の緊張やスリルが脳の快感となり、忘れられなくなってしまっているのです。

 パチンコ依存やギャンブル依存にも似ていて「また不倫してドキドキしたい!」と不倫依存になっているのですね。

 そういう女性は、わざと既婚男性ばかりを狙って恋愛しようとします。

 奥さんにバレるんじゃないかと、ハラハラのとりこになってしまったのです。

 けれど、相手が離婚しない限り一緒にもなれないのですから、精神的に疲れ果ててしまいがちです。

既婚女性と不倫する男性

 では、男性のケースはどうでしょうか。

 やはり「既婚女性じゃないと恋愛できない」と、既婚女性を求め続ける男性は存在します。

 そして聞いてみると、過去に既婚女性と恋愛していて、その時の気持ちが忘れられないと言うのです。

 男性にもこうした不倫依存のような感情があります。

 しかし「ご主人にバレるんじゃないか」とはあまり考えないし、スリルも感じないそうです。

 ではどういうところにドキドキしていたか? を聞くと「この人は、人のものなんだ」といった背徳感だと言うのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


この人とはもう無理…法律婚を解消し事実婚を望んだ妻の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.37〜男性編〜」では、法律婚をしていた妻から「事実婚」への変更を提案され、どうしても受け入れ...
並木まき 2021-05-01 06:19 ラブ
法律婚から事実婚へ…結婚関係の格下げを提案された夫の狼狽
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-05-01 06:22 ラブ
運命の結婚相手とは相性が悪いという少しスピリチュアルなお話
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。出会って一緒になった運命の相手。結婚披露宴は人生で一番と言っていいほど“自分...
山崎世美子 2021-05-01 12:56 ラブ
“ギャップモテ”したい女子必見♡ 男性が惚れる7つのケース
 いつもキツい女性がふいに見せる笑顔や、強気な女性が弱音を吐く瞬間など、いわゆる“女性のギャップ”に弱い男性は多いです。...
恋バナ調査隊 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍の結婚はコスパ良し? これからの婚活方法を考える
 新型コロナウィルスの猛威により、外出自粛生活が始まって早一年。3度目の緊急事態宣言が発令され、マスクなしで生活ができる...
田中絵音 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍で登山女子にモテ期到来も…素直に喜べない理由とは
 近ごろ、アウトドアは大注目のレジャーとなっています。それと同時に、登山好きな女性やキャンプが好きな女性が、男性からかな...
内藤みか 2021-04-29 06:00 ラブ
脱チョロい女!さりげなくアピールできる自分の価値の高め方
 ちょっと気になるカレができて2人でLINEで盛り上がり、「一緒に俺の家で映画みよう〜」なんて誘われて急接近。お家に呼ば...
若林杏樹 2021-04-28 06:00 ラブ
忘れられない……元彼に未練が残る5つの理由&断ち切る方法
 ひとつの恋愛が終わった時、誰もがすぐに気持ちを切り替えられるわけではありません。中には、元彼への未練を断ち切れず、何年...
恋バナ調査隊 2021-04-28 06:00 ラブ
“メガネ女子”ってモテるの? 男性が感じる5つの魅力&注意点
 “メガネ女子”というと、「真面目」「暗そう」といったネガティブなイメージを持つ人が多いでしょう。そのため、あえてメガネ...
恋バナ調査隊 2021-04-27 06:13 ラブ
もう自分には何も残ってない…? 絶望の淵で頼れるものとは
 自分には何もない…もう人生投げ出したい! 離婚は、人によっては絶望経験ですよね。この連載を始めてから「離婚をして自分に...
七味さや 2021-04-26 06:00 ラブ
男性にモテる♡ 魅力的なぽっちゃり女性の特徴&目指す方法
 モテる女性というと、細くてスタイルの良い女性をイメージする人が多いでしょう。確かに、スタイル抜群の女性は同性から見ても...
恋バナ調査隊 2021-04-25 06:00 ラブ
いつも彼氏が途切れない…モテ女必須事項の「隙」の正体とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。いつも彼氏が途切れない、美人じゃないのにモテているなど、「隙」がある女性には...
山崎世美子 2021-04-24 06:00 ラブ
彼の食事姿に幻滅…「育ちが違う」発言に込めた彼女の真意
「冷酷と激情のあいだvol.36〜男性編〜」では、コロナ禍に交際をスタートさせた彼女から、予兆もなく振られた男性であるT...
並木まき 2021-04-24 06:10 ラブ
交際の絶頂期に何の予兆もなく…別れを告げられた男性の困惑
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-24 06:27 ラブ
子供っぽい彼氏にイライラ…!5つの特徴&困った時の対処法
 気になる男性といざお付き合いを始めてみたら、彼氏の子供っぽい部分を見て「ついイライラしてしまった……」という経験がある...
恋バナ調査隊 2021-04-23 06:00 ラブ
コロナ禍で婚活市場に変化が…地味な女性がモテ始めたワケ
 長引くコロナ禍、男性が恋愛や結婚の相手として選ぶ女性像が大きく変化し続けています。今までのように、美人で社交的な女性が...
内藤みか 2021-04-22 06:00 ラブ