共働きの育児にモヤっ 妻と夫では家事と子育ての見え方がなぜ違う

まめ フリーライター
更新日:2024-02-13 06:00
投稿日:2024-02-13 06:00

夫の家事・育児は「点」である

見えてる世界が全く違う(写真:iStock)
見えてる世界が全く違う (写真:iStock)

 あまりにも無関心な夫に「もっと積極的に子育てに関わって!」と堪忍袋の緒が切れました。

 そうすると、「息子の制服採寸は自分が連れて行く」と言ったので、やれやれと思ったら次の言葉が「で、いつ、どこに行けばいいの?」でした。

 もう返す言葉がなかったです…。

 これを読んでいる男性の中には「え? その発言の何がダメだったの?」と思われている方がいるかもしれませんが、女性は共感してくれるはず。

 前々から感じていたのですが、夫のする家事と子育てって「点」でしかないんです。

 でも、家事と子育てをメインで担当する人間からすると、全ては繋がっている「線」なんですよね。

 なぜ私だけが、家庭全体の流れを全て把握していて、その中の「点」家事・子育てを夫に割り振らなければならないのか。

 夫が私と同じように把握していれば、次に何をしなければならないのか、指示されなくてもわかりますよね。

 というか、仕事の業務と同じじゃないの? 何年会社勤めしてんの? と悪態をつきたくなります。

夫の家事・育児に大半の妻が不満あり!

出典元:「しゅふJOB総研」
出典元:「しゅふJOB総研」

 仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』が、就労志向の既婚女性に「夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思いますか?」と、アンケート調査を行った結果が上記のグラフです。

 家事・育児を十分行っていて、満足と回答した女性は16.7%で、不満を感じている女性は55.3%でした。

 半数以上の女性は、夫の家事育児に不満を持っている実態が明らかになっています。

まとめ

あとは頼みましたから(写真:iStock)
あとは頼みましたから (写真:iStock)

 我が家の話に戻りますと、いつどこで、制服採寸が行われるのかに関しては「資料があるから、自分で調べて」と冷たく言い放ち、空気を察した夫は自分で調べていました。

 私だって、初めて経験することの方が多い「子育て」。

 人に聞く前に、自分で調べてみませんか?

まめ
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フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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