夢心地のセックス
――婚外恋愛や不倫において、奥さまの話題になると苦しいですね。続けてください。
「その日のセックスでも、胸はパッド入りのチューブトップで隠しました。シックスナインの後、潤滑ゼリーを塗ってヴァギナを潤し、コンドームを装着後、正常位で貫かれたんです。
――ああ…やっとひとつになれた。気持ちいい…。
私は彼の顔を見つめながら、うっとり夢心地です。端整な和風イケオジ顔が、快楽に歪むさまは、女の欲情を掻き立ててきて、
――純也さんの顔を見ながら抱かれるのは幸せ。
膣奥深くまで届く彼のモノが抜き差しされ、前回とは全く違うセックスに溺れたんです。
――僕も気持ちいいよ…はあ、締まってくる。
彼は懸命に腰を振りたててきます。潤滑ゼリーがニチャニチャと卑猥な音を立て、加えて、彼の必死の表情がセクシーで、私の欲情は肥え太る一方です。
――ああっ、いいっ!
私は歓喜の声を上げ、彼の二の腕に爪を立てました」
彼が射精しない!
――続けてください。
「異常を感じたのは、挿入から20分も経った頃でしょうか。いっこうに彼が射精しないんです。潤滑ゼリーは塗っているものの、さすがに乾いて膣に激しい痛みを感じました。それも、かなりの苦痛を伴って。
――純也さん…もうダメ…限界!
私は叫びました。あえて『絶頂が迫って限界』だと強調したんです。
しかし、正常位で腰を振る彼は息を荒らげるばかりで…。この時初めて、彼の『ナマじゃないと感じないんだ』という言葉を思い出したんです。
痛みがあるけれど、それをストレートに告げられない…私は窮地に追い込まれました。
ズブッ、ズブズブ…ッ!
――くうっ、純也さん…ああっ!
もはや愉悦の喘ぎとは程遠い、苦悶の悲鳴を上げました。膣肉に焼けた火箸を刺されたような痛みが立て続けに起こって…。それに、体力を使ったせいか、急激に息切れが起こりました。
――ま、待って…これ以上は…。
私は苦渋の思いで、彼の腰の動きをストップさせたんです。
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