初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2024-03-12 06:00
投稿日:2024-03-12 06:00

「ギャラ飲み」とは?

 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全国的に利用エリアが拡大していて、注目度が高まっているんです。

 ちなみに「ギャラ飲み」とは、男性(ゲスト)が女性(キャスト)にお金を払って食事やお酒を楽しんだりすること。「飲み」といっても飲食に限らず、美術館やゴルフコースを一緒に回ることもある、いわば『出張コンパニオン』に近い形態です。

 なかでも、大手サービス「pato」に登録するキャスト(通称「pato嬢」)は狭き門をかいくぐった美女だけがなれるとか。一体、どんな人が……?

 pato嬢として働くキャストに話を聞きたいとキネカ社に連絡。彼女たちを取材してみると、驚くべき“素性(素顔)”が見えてきました。

 前回のpato嬢ルポ「私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! 浪費に走らないタレントの卵の実生活」は→コチラ

【話を聞いたpato嬢】ももさん(32歳)

 今回取材したのは、patoのギャラ飲み一本で多い時には月収300万円以上も稼いでいるという、ももさん(32歳)。当シリーズ連載で、初めて顔出しでインタビューを受けてくれたpatoキャストです。

 それもそのはず、ももさんはpatoキャストとしてテレビ番組に出演したり、格闘技イベントのラウンドガールを務めた経歴も! patoを通じてギャラ飲みだけにとどまらず、幅広い活動をしています。

 もともとは18歳から地元の栃木でキャバ嬢をしていましたが、当時SNSでバズっていて憧れていたお店が大阪・北新地にあり、25歳からはそのお店で働くようになりました。

 ただ、長年のキャバクラ勤めがしんどくなってきた3年ほど前に、友人からの紹介でギャラ飲みの存在を知り、patoに登録。現在は大阪と東京の2拠点で、日々ギャラ飲みの仕事をしています。

1日で最高40万円も稼ぐ!ももさんの営業スタイルとは

「ギャラ飲みは長時間お酒が飲めて、それが全て仕事になるのが最高!」

 ももさんはキャバクラとギャラ飲みの違いについてこう話します。

 店舗型ではないので場所にも縛られず、シフトやノルマもない自由なところも気に入っているとのこと。とはいいつつも「休んでも結局、プライベートで朝までお酒飲んじゃうから(苦笑)」と、ほぼ毎日patoに出勤しているそうです。

 時給は指名だと1時間2万5000円で、月収はコンスタントに200〜300万円ほど。1日で最高40万円も稼いだことがあるのだそう!

 キャバ嬢時代の月収はその半分くらいだったにも関わらず、ストレスからか物欲がものすごくあってブランド物のバッグや時計などいろいろと買っていましたが、今は物よりも旅行や親孝行など体験系にお金を使うことが増えたといいます。

営業は一切しない

 これだけ毎日ギャラ飲みに引っ張りダコのももさんなので、さぞかしお客さんへこまめに連絡したり、巧みに営業しているのかと思いきや、「マメな性格じゃないし面倒くさいので、一切営業していません!」とキッパリ。

 ただギャラ飲みに呼ばれた時には、「ガンガン喋ってツッこんで踊って、大阪スタイルで盛り上げます」と、現場でのパフォーマンスがプロフェッショナルなのでしょう。

 どんな飲み会も、テンション高く盛り上げている光景が目に浮かびます。

 このようにももさんは、面白いキャラクターでの営業スタイルのせいか、「たまに恋愛対象として“いいな”と思うお客さんもいるのですが、全然口説かれないんですよね(笑)」と、残念ながらpatoのお客さんとは恋愛に発展したことはないようです。

私生活は恋愛よりも“格闘技”に夢中

 さらに私生活の恋愛事情を聞いてみると、「かれこれ7年くらい彼氏はいません」。ギャラ飲みの仕事が好きだから、一人の彼氏に絞ると動きにくくなるのが嫌。それに当面は結婚願望もないのだそう。

 恋愛よりも、断然ももさんが熱を入れ込んでいるのは、格闘技観戦! 毎週のように各地へ格闘技を観に行っているそうです。

 しかし、ただでさえ女性のお客さんが少なそうな格闘技会場で、こんな美女が観戦していたらさぞかし目立つでしょう。

「確かに、声をかけられることはありますね。実は会場で選手と仲良くなって、飲みに行くことも…」とももさん。

 大好きな格闘家と知り合う機会があるなら、付き合うこともあるのでは?

「付き合ったことはないけど、ここだけの話、深い関係になったことはありますよ」と、潔くぶっちゃけてくれました(笑)。

ラウンドガールとして憧れのリングに…

 そりゃ男性が放っておかないでしょうね! そんな格闘技大好きなももさんは、patoキャストとして昨年8月、格闘技イベントでラウンドガールも務めました。

 その経験について「大好きな格闘技に関われて、違う角度から試合も見ることができて、本当に嬉しかったです」と、心底喜んでいました。

 最後に、「ももさんにとってpatoとは何ですか?」と質問すると…。

「patoは最高!」
「patoのおかげで人生が変わった!」
「需要がある限り、一生patoキャストとして働いていきたい!」

“ギャラ飲みシフト”の生活

 人生をギャラ飲みに捧げていると言っても過言ではないほど、生活の全てをpatoに振りきっている様子。だからこそ、顔出しでインタビューに答えてくださったのでしょう。

 これからも先陣をきって、ギャラ飲み業界を盛り上げてくれるであろうももさんに注目していきたいと思います。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


夜も更けてそろそろ眠くなってきた 2023.1.6(金)
 終わらせたい仕事があって、帰宅時間が遅くなった夜。冷えた空気の中、コートの襟を立てて帰り路を急ぐ。夜も更けてそろそろ眠...
【2022年アツかった記事】イオンのど真ん中にフェムテック専門店!「性」商品はタブーなんかじゃない
(2022年8月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ※  このところ、フェ...
【2022年アツかった記事】なるほど納得!「若さ」についてイヤミを言う人の残念な正体
【愛のスナック どろんぱ】 (2022年3月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ...
お腹も“たまたま”も出し惜しみなし! 解放感を満喫にゃん♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
デート中にやらかした…赤っ恥「トイレ失敗談」を告白します
 人間は、きっと誰でも人には言えない恥ずかしい「やらかし失敗談」を持っているはず。今回は数あるシチュエーションの中でも、...
花屋がお宅訪問で実感!「お金持ちになるための12の約束事」
 あけましておめでとうございます。  2022年が良い年だった方もそうでなかった方にも、2023年という新しい年が...
作家・重松清さんの愛情、時々イジリまじりのメッセージ
「日めくりコクハク」でおなじみ、写真家・Koji Takano(髙野宏治)さんの個展「めくりゆく日々」が1月7日~15日...
2023-01-04 06:00 ライフスタイル
この「動きたい」気持ちに素直になりたい 2023.1.4(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「今の仕事、辞めます!」女性が退職を決める8つのきっかけ
 仕事をしていれば誰だって、一度や二度は「辞めたい」と思ったことがあるでしょう。一時の感情で収まればいいけれど、中には辞...
【2022年アツかった記事】何コレー! 天然オブジェの“最高峰”「旅人の木」は見たら即買い!?
【笑う花には福来たる】 (2022年10月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ...
何を感じ、どう動くかは自分次第 2023.1.3(火)
 2023年、自分もこうありたい。  銀座6丁目の交詢ビルにあるバーニーズニューヨーク銀座本店前、心躍るウィンドウ...
凍り付く空気の向こうに… 2023.1.2(月)
 雪化粧の富士山が見えた!!  空に向かって緩やかにそびえたつ、このシンメトリーな形に心が洗われる気がするのは日本...
【2022年アツかった記事】ステージ衣装用の真っ赤なランジェリーで“魔法”にかかった
【「イキてく強さ」】 (2022年11月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ※...
【2022年アツかった記事】“にゃんたま”御開帳はうれしいけど…スプレー行為にご用心
【きょうのωにゃんたま】 (2022年2月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※...
あけおめ! 一休さんがこんなこと言ってたよ 2023.1.1(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「父子帰省」に初トライ! 作戦の行方は? 2022.12.31(土)
 父と子どもだけで父の実家に帰る「父子帰省」。ここ数年でよく聞くようになりました。我が家も例年、お正月は家族で義実家に帰...