新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?

コクハク編集部
更新日:2024-04-16 06:00
投稿日:2024-04-16 06:00
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体調的なものなど、さまざまです。
 今回は学校に行きたがらない子供への4つの対処法や、してはいけない注意点などをご紹介します。

子供に「学校行きたくない」と言われた時の対処法4つ

 まずは「学校行きたくない」と子供に言われた時の対処法から見ていきましょう。

1. 気持ちを聞いて受け入れる

 子供が学校に行きたくないと話してくれたら、まずは否定せずに話をじっくり聞いてあげましょう。話したくなさそうなら、無理に聞かなくても大丈夫です。

 否定せずに子供のありのままの感情を受け入れてあげれば、子供は安心するものです。

 学校に行きたくないのは、サボりたいからではありません。外で頑張り続けた結果、信頼する親に弱音を吐いてくれたのです。その思いを受け止めましょう。

2. 深刻になりすぎない

 不登校になるかもしれないと思っても、親が不安そうにしていたら、子供は“二倍”傷つきます。学校に行けない自分を責め、親を傷つけた自分を責めるのです。

 ある程度事情を聞いたら笑顔に切り替えて、いつも通りに接しましょう。一緒に出かけてみたり、リラックスしてくつろいだり、子供に「安心できる場所があるのだ」と実感させてあげてください。

3. 数日休ませてあげる

 学校に行きたがらないなら、数日程度は学校を休ませてもいいでしょう。数日程度なら勉強の遅れも取り戻せますし、何より子供の心に元気のパワーをチャージしてあげるほうが大切です。

 休んでいる間は、学校の話はせずに、心からリラックスできるように気遣てあげましょう。休んだ本人は学校のことが心配でなかなか心から休めないものです。

4. サポートしてくれる団体に相談する

 子供の不登校が長引いた時には、サポートしてくれる団体に相談する方法もあります。

 地域の子育て相談窓口や、児童センター、小児科や精神科、さらに学校のスクールカウンセラーに相談してみるのもいいですね。

 現代では、昔に比べていろいろな選択肢があるので、今の学校に通い続ける以外の方法も教えてくれるはずです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


7月大災害説が怖いよ~!一応、100均の「防災グッズ」で備えとこ。旅行にも災害時にも使える救世主3選
 旅行前は100円均一のトラベルコーナーへ行き、使えそうなアイテムをピックアップ。今回手に取ったのは、災害時にも活躍して...
やっちゃってない? 部下に嫌われる上司の「絶対NG」な7つの言動。20代の目はシビアですよ
 今回ご紹介するのは働く若者の声! 20代を中心に「上司にされて嫌だったこと」を聞いてみました。部下に嫌われたくない方は...
「ありがたく拝むがよい」眩しい“神たま”を見せつけるにゃんたま族をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
侮るなかれ! 花屋が「ホントは教えたくない」名脇役の植物たち。見た目地味だけど外したくない4つの条件
「あまり目立たないけど、そういえばよく見るね」  お花屋さんで購入した花束やアレンジメントの中に、そんなお花やグリ...
うーん…友達と「金銭感覚が合わない」と感じた瞬間。疲れたらタクシーに乗る? 我慢する?
 30年、40年と生きていれば、友達と距離を置いたり縁を切ったりしたこともありますよね。関係が続かなかった友達に対して「...
この倦怠感は自律神経? それとも…更年期の症状は神出鬼没。妊活アプリのように「通知」が来る方法はないのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
離婚で「実母と義母」のバトル勃発! 嫁を“敵認定”した義母が放つ衝撃的な一言【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
「ミスっても死なない!」優柔不断とおさらばする“前向きマインド”5つ
「優柔不断な性格を直したい…」「いつもクヨクヨ悩んでしまう」こんな悩みを抱えている優柔不断な方、集合! 優柔不断を改善す...
“神たま”のそば、羨ましいでしょ? 進むたび揺れる「にゃんたま」をソッと撮るお仕事です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
わかるけど…LINEの「疲れた」アピールにウンザリ。愚痴って対応に困るんです!
 何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
仕事一筋の私が『対岸の家事』詩穂に共感した理由。くだらない「専業主婦vsワーママ」対立してる場合じゃない
 多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
ストゼロでも消えない死への恐怖。介護に離婚…友人それぞれが歩む人生に救われた夜。人が最後に行きつく先は
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
48歳、乳がん検診の「要精密検査」に衝撃。独居暮らし男の孤独死に重なる…誰にも看取られない恐怖
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
40代は“知人の訃報”がくる年齢だ。憎んだ男の「死亡通知書」で20年ぶりに集う同級生、独身の私はどう映る?
 板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。 「い...
「20年モノのフライパン」がかっこいい? 貧乏戦線に異状あり!
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
お酒の席の“あのルール”に物申したい! グラスに注ぐベストタイミングは…
 働く側としても、お客さんとしても大好きなスナック。今後も良いところをどんどん書いていければと思っているのですが、今回は...