前戯ナシの生SEXにGスポがひくつく快楽 挿入時の痛みは消え去り… #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-05-07 18:40
投稿日:2024-04-26 06:00

まさかの動画撮影

――ソ、ソジュン君! 何してるの?

 私は甲高い声を上げました。彼の手にはスマホが握られていたんです。

――愛香さんの姿…撮影してます。韓国では皆、やっています。

――そ、そんな…やめて!

 私は叫びましたが、彼はズッポリハマったものをさらに奥に叩き入れ、レンズを向けてきます。私の脳裏にまたしても韓国文化の手記がよぎりました。

《韓国ではAVは禁止。だから日本のAVに虜になる男性が多い。でも、彼氏が他の女性に興奮することを韓国女性は許さない。だから、カップル同士のセックス動画を撮影し、ひとりの時はオカズにすることもある。ただし、動画流出には十分に注意したい》

 そのような内容でした。

(もしかしたら、ソジュン君もオカズのために…?)

 嬉しさ半分、不安が半分でした。知り合って2回目のセックスだって早急すぎるのに、ましてや動画撮影だなんて…でも、私には止めることができなかったんです。

拒絶したけれど快楽には勝てず

――愛香さん、そろそろ限界です…ああっ!

 彼が射精をほのめかせると、

――待って、撮影をやめて!

 私は拒絶しながらも彼の腰づかいに合わせてお尻を振り立てていました。理性という言葉があっけなく散り去った瞬間でした。

――なぜ? 最後まで愛香さんを撮りたい。ダメですか?

――だ、だめよ…もし動画が何かのはずみで流出したら…。

 思わず叫び立てましたが、無駄な抵抗です。彼がスマホ片手に、今まで以上に獰猛な乱打を見舞ってきたんです。

 Gスポットが激しくこすられ、私は四つん這いのまま体を大きくのけ反らせました。あまりの快楽に脳みそがぐずぐずになる感覚…もう死にそう! そう思った時、彼がペニスを引き抜いたんです。

 ブシュッ! ドクン、ドクン、ドクン!

 次の瞬間、私のお尻めがけて生温かなザーメンがほとばしりました」

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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