これまでのあらすじ
異業種交流会での出会いをきっかけに、妻子ある男性との付き合いが始まった千鶴さん(仮名・35歳化粧品会社を経てイベント会社/独身)。「内縁の妻」歴2年となる彼女の狙いは、ずばり略奪婚だ。
お相手の男性・正樹さん(仮名・39歳会社経営/妻子アリ)は、「妻とは仮面夫婦状態だが、4歳の息子の将来のためにも小学校受験は成功させたい。受験が終わるまでの2年間待ってほしい」と告げ、その誠意を示してくれた。
正樹さんの愛情を信じた千鶴さんは、2年間待つことを決意。彼との初めてのセックスは至福のひと時で、千鶴さんの決心は揺るぎないものとなる。反面、彼の妻への嫉妬心が湧いてきたのも事実だった。
そんな折、千鶴さんは「縁切り神社」として有名な京都の安井金毘羅宮に願掛けに向かう。
帰京後は、正樹さんが借りてくれた中野のマンションで不倫生活を続け、ベッドテクニックでも彼を快楽に導けるようAVを見て研究。ある日、騎乗位でセックスをしていた千鶴さんは、ペニスを支点にぐるりと回転た「背面騎乗位」でさらに彼を虜にして…。
略奪愛を目論む千鶴さんの運命は――?
背面騎乗位でのセックスから
――濃密なセックス中、ペニスを支点にしてぐるりと回転し、背面騎乗位でのセックスに流れた。その後をお聞かせください。
「はい、彼は驚いていましたね。私も初めての体位でしたから興奮した勢いで…というのもあったと思います。結合部はもちろん、お尻の穴まで見られて恥ずかしいはずなのに、そのタブーさがかえって欲情を掻き立てて、私は彼の脚に手をつき、腰を振り立ててしまったんです。
――ああ、すごいよ…全部丸見えだ。
彼が背後から粘ついた声をあげました。そんなエロティックな声を耳にすると、私はいてもたってもいられず、さらに彼に見せつけるようにお尻を揺すったんです。
――正樹さんのいじわる…。
――いじわるじゃないよ。こんな姿を見せられたら誰だって…。
と、そこまで告げた時でした。
――いやああっ!
私は悲鳴をあげてしまったんです。彼がアヌス周りをぐるりと指でなぞってきて…。
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