“マッチ先輩”近藤真彦がうたコン降臨!ヤンチャ返上?謙虚な発言に驚き

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2024-06-09 06:00
投稿日:2024-06-09 06:00

代表曲「ギンギラギンにさりげなく」を熱唱

 4日放送のNHK「うたコン」は「作曲家 筒美京平特集」。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、ジュディ・オングの「魅せられて」…。数え上げればキリがないほどの楽曲を生み出してきた稀代のヒットメーカー筒美京平特集でした。

 そのオープニングを飾ったのはマッチ先輩、近藤真彦(59)。歌うは「ギンギラギンにさりげなく」。作詞の伊達歩は昨年11月に亡くなった伊集院静のペンネームです。

 ステージいっぱいに動き回り、観客を煽(あお)って熱唱するマッチ先輩。衣装は白と黒の墨絵のようなデザインの凝ったスーツで、パッと見、イケメン演歌歌手のようでした(いい意味で)。

難易度優しめのダンスが功を奏す?

 そういえば、昔から旧ジャニーズの中ではあまりダンスはお得意ではないイメージで、振りも全身を使うというよりも、手だけのものが多く、年を重ねた今でも余裕で歌えるのは幸いです。

 デビュー当時から変わらぬ歌唱力(いい意味で)に、あれからずいぶん年月が経ったことを忘れさせてくれます。なんといっても、今年、還暦とは思えないほどの若々しさ、日頃のレースで鍛えた賜物でしょうか。

「嬉し過ぎて、楽し過ぎて、心で泣いています」

 歌い終えたマッチ先輩に、司会の谷原章介が「大盛り上がりでしたけど、7年ぶりのNHKホールのステージいかがでしたか?」と声を掛けると、「嬉し過ぎて、楽し過ぎて、心で泣いています。感動してます。ありがとうございます」と頭を下げていました。

 あれれ。マッチ先輩ってこんなに謙虚でしたっけ??

 その後、旧ジャニーズ事務所の大先輩、郷ひろみが、デビュー曲「男の子女の子」「よろしく哀愁」をメドレーで熱唱。こちらもマッチ先輩よりも9歳も上ですが、スタイルも声も変わらず。

 どうやらアイドルというのは年を取らない生き物なのかもしれません。羨ましいことです。

ふてほど効果

 さきほどからマッチ先輩呼びをしておりますが、これはもちろん、「不適切にもほどがある!」(TBS系、24年1月期ドラマ)のムッチ先輩を意識してのことです。

 あのドラマで、磯村勇斗がムッチ先輩を魅力的に演じてくれたことで、その元となったマッチ先輩にも光が当たるのでは、と思っていたら、案の定でした。

「マッチで~す」が聞きたい

 そういえば、マッチ先輩も「不適切」なことをやらかして、しばらくテレビから消えていました。今回、久々にテレビで拝見したように思います。

 筒美京平とコンビを組んでいた作詞家の松本隆から「華がある」「日活の石原裕次郎のようなイメージ」などと言われ、マッチ先輩は恐縮していました。本人曰く、おふたりが「ヤンチャなところを生かそう」といい、今日の近藤真彦が出来上がったとのことでした。とはいえ、もう「ヤンチャ」はこれきりにして欲しいものです。

 そんなこんなで、マッチ先輩、かなり反省しています。千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」で復帰した際の渡部建ばりに反省していました。

 ムッチ先輩、いやクドカンのおかげで、マッチ先輩、見事に復活しました。世間の目はまだまだ厳しいですが、いつか「ムッチで~す」ならぬ、ホンモノの「マッチで~す」を聞きたいものです。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
 いやあ、驚きました。人は見かけに寄らないというか。KUT-TUNの中丸雄一(40)のことです。  女子大生とのア...
朝ドラ史上に残るラブシーン。インテリはこれだからー!視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
 優未(竹澤咲子)から、思わぬところに優三(仲野太賀)の手紙が入っていたことを教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子のことばか...
桧山珠美 2024-08-10 08:58 エンタメ
寅子と航一どうなる? 花江訪問、涼子忠告、優三ラブレターの“一押し”3連チャン
 予想していなかった人物の突然の訪問に、喜びを爆発させる寅子(伊藤沙莉)。優未(竹澤咲子)と稲(田中真弓)も加わり、4人...
桧山珠美 2024-08-08 17:00 エンタメ
フワちゃん炎上で再評価? 竹内涼真ら「誤爆」で好感度が上がった芸能人
 タレントのフワちゃん(30)がお笑い芸人のやす子(25)に向けて放った暴言が大きな騒動を巻き起こしている。8月4日、X...
【写真特集】懐かしい!16年前の渡辺梓さん
  【この写真の本文に戻る⇒】「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になって...
「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になっていた
 リモートワークの日は、羽鳥さんのモーニングショーからそのまま「じゅん散歩」(月〜金曜9時55分、テレビ朝日系)を見るの...
「クソばばあ」に「クソ小僧」、涼子のリアクションにも注目
 寅子(伊藤沙莉)は、戦争によって航一(岡田将生)が背負った苦しみに寄り添いたいと思う。  一方、寅子から「よりど...
桧山珠美 2024-08-08 16:37 エンタメ
早くも“NHK御用達俳優”の片鱗が?「虎に翼」出演の岡部ひろきはそんじょそこらの2世俳優とは違う
 1日放送「ダウンタウンDX」(日本テレビ系・読売テレビ制作)に故・西城秀樹さんの息子・木本慎之介(20)が出ていました...
なぜ令和ロマンは賞レースに出続ける?3冠制しヘイトも無視する戦闘力
 芸歴10年以下のお笑い賞レース「ABCお笑いグランプリ」(テレビ朝日系/以下ABC)が7月7日に開催。M-1に続き、令...
帽子田 2024-08-03 06:00 エンタメ
航一の秘密、明かされる。久々の回想シーンでも発揮した直道の顔芸パワー
 判決後、涼子(桜井ユキ)の店で寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たちは偶然顔を合わせる。  戦争で娘と孫を亡く...
桧山珠美 2024-08-02 16:00 エンタメ
【写真特集】ワンピース姿を披露する、珍しく清楚なあやまん監督
【この写真の本文に戻る⇒】 【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない...
優未の言葉「困っている子を助けるのは普通」に教えられた真っ当なコト
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)の店がたびたび嫌がらせを受けていたことを知る。警察に相手にされず...
桧山珠美 2024-07-31 16:30 エンタメ
赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ