【調香師監修】暑い夏。あなたの気分とフェロモンを上げるアロマオイルは

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-07-02 06:00
投稿日:2024-07-02 06:00

夏はフェロモン放出のベストシーズン!

 夏は思いっきり汗をかいてフェロモンを放出する最高のシーズン! 暑さに負けず夏を満喫するために、天然植物の恵みのアロマで心と体を整えていきましょう。

 今回は、フェロモンタイプ別に【夏を満喫する涼アロマの香り術】を紹介します。夏ならではのアイテムと涼アロマを取り入れると、暑い日も快適に過ごすことができますよ。

 夏を味方につけて、気になるカレや友達と素敵な思い出をつくってくださいね。

「フェロモンジャッジ」ってなに?

 素敵な女性はいい香りがする――。

 そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけでなく、心身ともに活力がみなぎってオスたちを引き寄せる魅力がアップします。

「フェロモンジャッジ」では、調香師・太田奈月が貴女のフェロモン度数を診断。5月8日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では異性にモテまくる香りを説いて話題を振りまいた“フェロモンの達人”が、おすすめの香りとともに日々の癒しと元気のヒントをお届けします。

 フェロモンジャッジは前回とは違う結果? それとも同じ結果!?

【7月前半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 コミュニケーション能力が高く、持ち前の笑顔と気遣いで普段から人付き合いが多い処女。人気者だからこそ疲れて夏バテしやすいので、ひとりで過ごす時間を大切にしてくださいね。

 原始人時代、男性は狩りに出かけ、女性はほら穴で待っていたことが私たちのDNAに深く刻まれています。普段忙しい貴女も、家で1人ぼーっとする時間を持つことでフェロモンが充電されます。

 部屋の雰囲気に合わせたおしゃれでかわいいデザインの風鈴を飾って、貴女だけの癒しの時間を過ごしましょう。

【夏を満喫する涼アロマの香り術】
 風鈴×ハッカ(薄荷)×ヒノキ

 風鈴の音には、脳をリラックスさせて心地よさや涼しさを感じさせる効果があるといわれています。

 風鈴の短冊部分に、体感温度を下げるハッカの精油と、木の安らぎを感じるヒノキの精油を1滴ずつたらしておきましょう。風が吹くたびに爽やかな香りと涼やかな音色が広がって、暑い夏も元気に乗り越えられそうです。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 人一倍日焼けを嫌う熟女ですが、出かけるのは大好きなので完全防備のスタイルを極めています。つばの大きい麦わら帽子も、毎年おしゃれなデザインのものを楽しんでいるはず。

 今年も日焼け対策を完璧にして、さらに、麦わら帽子のつばやりぼんの部分に涼を感じるアロマを香らせてみましょう。よい香りがするだけでなく、虫よけ効果もあるものを選べば、暑い夏の外出もより楽しくなるはず!

【夏を満喫する涼アロマの香り術】
 麦わら帽子×グレープフルーツ×ティートリー

 麦わら帽子のつばやりぼんの部分に、グレープフルーツとティートリーの精油を1滴ずつたらします。ハンディファン(携帯用扇風機)を持っている方は、りぼんに精油をたらして送風部分に付けると、風とともに爽やかな香りを楽しむこともできますよ。

 ティートリーは虫よけや抗菌のイメージが強いですが、雪のように真っ白な花は「スノーインサマー」と呼ばれる可憐な姿をしており、熟女の美意識や美肌を思い起こさせる香りでもあります。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 普段、一糸乱れぬ完璧なスタイルで働くイケメン女子。この夏、プライベートで行く花火大会やイベントは、勝負浴衣を着ていつもと違う艶っぽさを出し、ギャップを演出しましょう。

 扇子に色っぽさと爽やかさを感じるアロマを忍ばせておけば、普段のクールビューティーな貴女とのギャップに周囲の男性は心をギュッと掴まれるはず!

【夏を満喫する涼アロマの香り術】
 浴衣&扇子×イランイラン×ユーカリ

 夏のお出かけには、妖艶に咲く姿が女性性の開花を応援してくれるイランイランと、虫よけや風邪予防をサポートしてくれるユーカリの組み合わせがおすすめ。

 スプレー容器に無水エタノール10ml、イランイランエクストラの精油4滴、ユーカリグロブルスの精油6滴をブレンドし、フレグランススプレーを作りましょう。浴衣のたもとと扇子の柄にひと吹きし、スプレーを持ち歩いていつでもタッチアップできるようにしておくと便利です。

 イランイランの甘い香りとユーカリのすーっとした香りが、夏の夜風のようにワクワクした気持ちにさせてくれます。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 人付き合いは苦手だけどお酒は大好き(!)な無臭の女神。ビアガーデン独特の雰囲気を心地よく感じるタイプなので、夏のビアガーデンの誘いには参加する人も多いでしょう。

 そんな貴女におすすめなのが、食欲がすすむレモン&レモングラスの香り。1本の樹に何千個の果実を実らせるレモンや、勢いよく葉をつけるレモングラスは、人が多く混んでいる場所に出かけるのが億劫な無臭の女神のテンションを上げ、楽しくさせる効果も期待できます。

【夏を満喫する涼アロマの香り術】
 ブレスレット×レモン×レモングラス

 冷えたビールを持つ手には、レモン(※)やレモングラスの香りを纏わせて。手の甲に直接フレグランスをつけてもOKですが、手首につけられるアロマブレスレットも素敵ですね。ブレスレットのパーツに精油や香水を染み込ませ、気軽に香りとおしゃれが楽しめます。

 レモン&レモングラスはアウトドアでの虫よけ効果もあるので、夏のお出かけにぴったりのアロマです。

※レモンの精油は光毒性がない水蒸気蒸留法でとれた国産レモンがおすすめです

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水「アロマパルファン🄬」の創設者。イギリス・ドバイなど世界で活躍する調香師として、企業とのコラボ企画やメディアに出演。

 アロマテラピースクールに24年従事し3,000人以上を指導。現在は香りのエキスパートサロン主宰。ひとりひとりに合わせたオーダーメイド香水セッションを行っている。

InstagramYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【男女別】結婚の理想と現実をガチ告白。思ってたんとちがーう!
 あなたは結婚に対してどのような理想を持っているでしょうか? 理想の結婚生活を求めて婚活している人もいるでしょう。  ...
恋バナ調査隊 2025-05-25 06:00 ラブ
「妻は不倫報道のたびにギャーギャーと…」浮気を罪悪感ゼロで繰り返す47歳男性の主張。慰謝料は高い恋愛代?
「冷酷と激情のあいだvol.247〜女性編〜」では、何度も浮気を繰り返す夫・ツヨシさん(仮名)と、離婚をしたくても経済的...
並木まき 2025-05-24 06:00 ラブ
夫の浮気は6回、女性からDMも…芸能人の不倫報道のように「制裁を下したい」と願う40歳主婦の苦しみ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-24 06:00 ラブ
意外と簡単? 男に「守ってあげたい」と思わせるLINE3選。やっぱりギャップが大事なのね
 男性には庇護欲があるもの。「守ってあげたい」と思った瞬間、相手の女性を意識したり好意を持ったりしがちです。あなたも意中...
恋バナ調査隊 2025-05-24 06:00 ラブ
43歳の既婚男性が“女装”に目覚めたワケ。疑似レズビアンの沼にハマり…#2
 菜々美さん(28歳ホステス/独身)はアフターで連れて行ってもらった「女装バー」で、女装が趣味の直樹さん(43歳エンター...
蒼井凜花 2025-05-23 11:15 ラブ
やらかしたー!「いい女アピール」が完全裏目に… 恋愛ブランディング失敗談4選
 マッチングアプリやSNSなどが普及し、多くの異性と気軽に出会える時代。だからこそ、いい男を見つけた瞬間「他の女に取られ...
恋バナ調査隊 2025-05-23 06:00 ラブ
男性が即OKするデートの誘い方とは? “断られ知らず”アラサー女子の極意
「勇気をふりしぼってデートに誘ったのに断られちゃった」と嘆く女性は少なくありません。その一方で、お誘いに全部OKをもらえ...
内藤みか 2025-05-22 06:00 ラブ
ぽっちゃり女、マチアプでの悲劇。緊張で「寄行」に走った結果、まさか自分が“モンスター”側になるとは…
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
返信が遅い=脈ナシは嘘! 好きだからこそ「即レスできない」5つの理由
「好きな人からメッセージが来ると、つい即レスしてしまう」このような女性が多い一方で、なかには「好きだからこそ返信が遅れて...
恋バナ調査隊 2025-05-22 06:00 ラブ
流出したら恥! 不倫カップルのLINEを暴露。「楽園に行きたかった」って悲劇のヒロイン気取るんじゃない
 昨今では、永野芽衣さんと田中圭さんのように、不倫が発覚しようものなら大変な非難に晒される時代。でも、2人の世界に溺れた...
恋バナ調査隊 2025-05-21 06:00 ラブ
なぜ? 離婚しないサレ妻たちの6つのホンネ。許したなんて“フリ”だけです
「男は浮気する生き物だから……」と寛大な心で許す女性なんてひと握り。大半の女性は、許しているフリをしているだけのようです...
恋バナ調査隊 2025-05-20 06:00 ラブ
「最悪な事態」になる前に…彼氏への“罪悪感”に押し潰されそうな時の対処法。男の連絡先は全消去を
 彼氏のことが大好きなのに、お酒の勢いや元カレからの連絡に流されて、つい一夜を共にしてしまった人もいるかもしれません。そ...
恋バナ調査隊 2025-05-19 06:00 ラブ
LINE未読スルーに心が折れた…男が「俺がいなくても大丈夫そう」と思う3つの瞬間
「彼女は俺がいなくても大丈夫そう」。そう思った彼はあなたから離れていくかもしれません。求めたり頼ったりせずにいると誤解さ...
恋バナ調査隊 2025-05-18 06:00 ラブ
「妻は正論ばかり」48歳薄給夫がアルバイトを渋る理由。“中年の現実”に立ちはだかる壁
「冷酷と激情のあいだvol.246〜女性編〜」では、仕事の売上が激減した夫・ヨウスケさん(仮名)への不満を募らせる妻・紗...
並木まき 2025-05-17 06:00 ラブ
フリーランス夫を「ヒモみたい」と嘆く43歳妻。稼ぎ激減の貧乏男を嫌悪する日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-17 06:00 ラブ
「明日は休みで!」体調を気遣うLINE、嬉しかった3つのお手本例♡
 好きな彼が体調を崩したとき、あなたならどんなLINEを送るでしょうか? 彼が嬉しく感じるLINEを送れば、さらに距離が...
恋バナ調査隊 2025-05-17 06:00 ラブ