「スナック常連客に嫌われるNG行為」初めての店ではマジ注意して!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-07-19 06:00
投稿日:2024-07-19 06:00

本当の「大人の社交場」で大切なこと

 いわゆる夜のお店というのは、「大人の社交場」と言われることがあります。昔からなんとなく納得してはいたんですけど、最近やっと「なるほどね」と思うことが増えてきました。

 たぶんこれ、夜のお店じゃなくてもあると思うんですよ。じゃあ何をもって「大人の社交場」なんでしょう?

  ◇  ◇  ◇

 前回のお話し「えっ、そんな理由で? スナック「出禁客」がやらかすアウトな共通点」はコチラから

大人の居心地の良さは、ほどよい距離感にあり

【神回の四コマ漫画】小汚いサンダルをやめた女性の成功実話! メイクや髪形より「キレイな靴」を履く

 みなさん、ご自分のお気に入りのお店のことを考えてみてください。どこが好きで通っていますか? ご飯やお酒がおいしい、店内のデザインがおしゃれ、夜遅くまで開いてるなど、お気に入りポイントはいろいろあるかと思います。

 だけど絶対に欠かせない要素に「居心地の良さ」が入っていませんか? というか、そこは大前提としてありますよね。もう少し突き詰めると、「店員さん・お客さん同士の距離感が自分にとって心地いい」ことじゃないでしょうか。例えば私は、心の距離を縮めるのにとても時間がかかるタイプです。

「仕事は何してるの?」「どこに住んでるの?」「どの辺でいつも飲むの?」など、なんとなく活動範囲や時間を特定されるような質問を初対面でしてくる人が苦手…。

 なので、そういう人が許される雰囲気のお店なんだなと思ったら、足が遠のいてしまいます。もちろんそれがフレンドリーで良いと思う人もたくさんいるはず。だけど、スナックなんかでは御法度です。

我に返るようなことをしちゃダメ!

 せっかく毎日頑張っている大人が羽根をのばしにやってくるんだから、我に返るようなことをするのはNG。

 もし仲良くなりたいと思う人がいるなら、その場での会話を少しずつ増やして、順を追って個人的なことを聞いてみるのがベストです。

 スナック以外でも個人的には、お客さん同士の距離感がしっかり保たれているお店は評判もいい気がします。ベタベタしすぎず、ギスギスしすぎず。この鉄則を守っているお店こそが「本当の大人の社交場」なのです。

 みなさんも新しいお店を開拓するときは、ココに注目してみると大当たりを引けるかも?

【登場人物紹介】

亀小路さん:どろんぱの常連。ママがクラブホステスだった頃からのご贔屓さんで大地主。ママとは昔、いろいろあったらしい。

ネズきちくん:若いネットビジネスマンの常連。わりとお金持ちだが、空気が読めなすぎて出禁になったことがある。ママのことが大好き。

ママ:どろんぱのママ。自分や女の子たちはもちろん、お客さん同士でも絶妙な距離感を保たせることを心がけている。アンチエイジングガチ勢。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...
家庭の派閥争い…夫の“ポカリ甘すぎ、アクエリアス!”に猛反対する妻
 混沌とした世の中。世界で起こっている戦争や紛争だけでなく、会社やネット上のコミュニティーでもあらゆる「派閥争い」が繰り...