予約必須店で失態!食い意地が勝り、朝10時からフルコースの“敗者復活”

コクハク編集部
更新日:2024-07-24 06:00
投稿日:2024-07-24 06:00

午前10時半からフルコースの贅沢

 少し軽めのカジュアルコース(選ぶ料理によって2000円台~3000円台まで)とランチコース(3800円・税込み)がありました。

 朝ごはんを抜いてお腹が空いていたので「少しずつたくさんの料理を楽しめるフルコースメニュー」という後者を注文することに。

 前菜とパスタ料理、メイン料理が選べます。どの料理も魅力的で迷いますが、店内はまだ先ほどのマダムと私たちだけ。ゆったりとした雰囲気の中で落ち着いて選べました。

 窓の外を眺めたり、近況を報告したりしながら待っていると、ほどよいペースで料理が運ばれてきます。

 窓の外には美しい湖畔の景色、目の前に運ばれる色鮮やかな料理、そして料理の説明をしてくれる店員さんの声も心地よく、今が「朝の10時過ぎ」であることを忘れてしまいます。

 これまでの人生ではたして、朝の10時からフルコースを食べたことがあっただろうか…。いやない!

 千葉県産の食材をふんだんに使用した前菜の盛り合わせは、鴨と海老とホタテ、テリーヌ、カプレーゼがお皿に盛られて(サラダの後ろにもうひとつあったのですが失念! すみません)そのどれもが新鮮。

 汗をかいた体にはガスパチョのトマトの酸味もしみました。

 料金に「プラス100円」で選んだパスタ料理、ズワイガニとキャベツのペペロンチーノは想像以上にズワイガニがたっぷり入っていて贅沢気分。

 メインの子羊の白ワイン煮込みはお肉が甘くて、口の中でほろほろと崩れる柔らかさです。

 アルコールは飲まなかったのですが、せっかくならワインかシャンパンを頼めばよかったな~と今になって思っています。

 11時が近づくとお客さんが入り始め、私たちがお店を出た11時半頃にはもう満席。英語や中国語も聞こえてきたので、海外から来るお客さんも多いのかも? レストランの外には順番待ちをしている人たちもいました。

おわりに

 レストランの予約をし忘れて思わぬ“朝活”。まだ人が少ないレストランでゆったりと贅沢な時間が過ごせました。一時はあきらめそうになりましたが、食い意地が勝り“敗者復活”した気分です(笑)。

 行きたいお店を予約しそびれてしまった場合は、ちょっとだけ予定を早めて“一番乗りする”のもひとつの手かもしれません!

(編集M)

「DIC川村記念美術館」
address:千葉県佐倉市坂戸631

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...
仕事のモチベが上がらない!30女40女のやる気スイッチをONにするテク
 どんなに好きな仕事でもモチベーションが上がらない時だってありますよね。気持ちが乗っていない時は、ミスしたり、時間が永遠...
この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
祝「日刊ニャンダイ」発売! 俺の“たまたま”も載ってるよ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仕事をがんばるあなたへ こんな時代だからこそ「自己肯定感」を高めて
 自分を条件なしに肯定できる力を「自己肯定感」といいます。あなたは、自己肯定感が高いですか? 低いですか? 実は、自己肯...
春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...