2024年7月スタートの夏ドラマが出揃ってきましたね。今期もたくさんのドラマが放送していて、どれを見ればいいのかわからない!
仕事に生活に忙しい大人が時間を無駄にしないよう、アラフォー女たちが視聴継続しているドラマを聞いてみました。
結局クドカンが好きだよね。『新宿野戦病院』
もっとも「視聴継続をしている」という声が多かったドラマは『新宿野戦病院』(フジテレビ系)でした。当初は塚地武雅が演じる役の紹介文に批判の声があがったり、小池栄子の英語が酷評されたりと不安視されていましたが、やはりアラフォーはクドカン脚本が好きみたいです。
「腰を据えて…というよりも軽く流しながら見ちゃってます。登場人物が朝ドラ『虎に翼』(NHK)と何人もかぶっていて、不思議な気分に。小池栄子の英語が下手とか言っている人もいるけど、逆にリアルなのかなと。そんなこと気にせず楽しめばいいのに(笑)。仲野大賀はシリアスもコメディも上手で、いい俳優さんだなと改めて思いました」(女性誌編集者/44歳)
「キャラクターの中毒性はさすがのクドカンって感じ。テーマが重いのに良くも悪くもそれを感じさせないから、さらっと見ることができちゃう。話題になっているので、流行に乗り遅れないためにも見なきゃいけない衝動もある。予想と違って意外にもちゃんとした医療ドラマだった」(脚本家/40歳)
「歌舞伎町の病院を舞台にしたクドカンのドラマということで、少し大人のテイストを感じ夫とこっそり見ていましたが、結局子供も一緒に見ることに。小学生が見てもやっぱり面白いらしい。
旬の俳優陣が多く出演していて全員が活躍するのか心配ではあるけど、歌舞伎町の闇をうまくコメディに落とし込んでいると思う。演技派俳優たちの競演は目の保養になる。子どもには『歌舞伎町は怖い』という教育になってるかも?」(翻訳/41歳)
「主題歌がいい。やっぱり、夏はサザンだなと思わせる。本編では見られないであろう小池栄子のドレス姿と仲野太賀の正装スーツ姿もよく、クレジットが流れるお決まりのオープニング映像も飛ばさずに見てしまう」(WEBメディア編集者/46歳)
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考察にまんまとハマる『笑うマトリョーシカ』
「原作とは主人公が異なる意欲作。水川あさみ演じる元社会部記者がいとも簡単に櫻井翔演じる政治家の言い分をうのみにし、信じてしまう初回のシーンなど、ご都合主義を感じる描写も散見されるが、続きの展開が気になる展開。曽田陵介もいい」(記者/47歳)
「桜井翔のAI演技が素でただの棒なのか、演出でああいう演技にあえてしているのか気になっています(笑)。でも誠実派の議員役はすごく彼にあっている気がしています。鈴木役の玉山鉄二がいい感じに年を重ねて、渋オジ俳優の仲間入りをしたなと。
初回冒頭にいきなり主人公の父親がカークラッシュされ、亡くなるシーンはドキッとしました。出てくる登場人物みんな裏がありそうで、今後、どう視聴者を裏切ってくれるのか楽しみにしています!」(美容/45歳)
「始まって間もないにも関わらず、展開が早くて毎回次回が気になる! ぼんやり見ていると『え? この人? あれ? 違うの?』と置いていかれてしまうので、集中せざるを得ない。意表を突かれてしまう展開にハマってます」(介護/40歳)
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