ゆるっと婚活で射止めた彼氏はサイコパス“ほぼ確”案件。ビビりながらも43歳女が別れないワケ

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-07-27 06:00
投稿日:2024-07-27 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

43歳、10歳年上の恋人とは結婚前提

 知人が主催した「ゆるっと婚活」の会で知り合った10歳年上の男性・サトシさん(仮名)と交際中の百合さん(仮名)は43歳。

 ちょうど大失恋の直後だったこともあって、積極的にアプローチをしてきたサトシさんに流されるような形で交際が始まり、今では結婚の話も出ているそうです。

 しかし百合さんは、サトシさんの性格について、一抹の不安を抱いているそうで…。


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たった3年で終わった結婚生活

「彼、ひょっとしてサイコパスかモラハラ気質なんじゃないかって思っているんです。

 私が彼と出会ったのは婚歴がある男女限定の会で、彼もバツイチとして参加していましたから、過去には結婚歴があるのは間違いありません。

 だけど聞いてみたら、結婚生活はわずか3年で終わっているみたいだし、子どももいないようだし、前妻はいわゆるバリキャリだったようで。なんだか不可解な感じだな…って気がしていて」

 過去の結婚については、深い話を避ける恋人に対して、核心に迫る話題ができないまま時間が過ぎてしまったと話す百合さん。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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