更新日:2024-08-02 06:00
投稿日:2024-08-02 06:00
自分以外の男に責められるのを見るなんて
――マサトさんが、玲子さんにバックから挿入しようとヒップを引き寄せた。その後をお聞かせください。
「スワッピングですから、ある程度覚悟していたものの、自分以外の男に玲子さんが責められるのはさすがにショックで、心臓が早鐘のように高鳴りました。
しかも、マサトさんはがっちり系の年下イケメン。浅黒い肌と隆起した筋肉が逞しく、またたく間に嫉妬に駆られて体が異様に熱くなったのを覚えています。でも、玲子さんの反応で僕は我に返ったんです。
彼女は僕のほうを見ながら、濡れた唇を開きました。
――直樹さん、見てて…。私があなた以外の男の人と交わる姿を、しっかり目に焼き付けてほしいの…。
――えっ。
僕は美奈子さんを貫いたまま、息をのみました。目を逸らそうとしても、逸らせない。
冷静でいられるはずがない
次の瞬間、
――玲子さん、入れますよ。挿入の瞬間を直樹さんにしっかり見てもらいましょう。
掛け声とともに、マサトさんが勢いよく尻を引き寄せ、ペニスを叩き込んだんです。
――はあううううっ!
玲子さんは細いあごを突き上げて、身を反らせました。乳房がぶるんと揺れ弾み、全身が朱赤に染まって、この上なく淫靡で…。
でも、ショックは隠せません。結婚しようと思っている女性が他の男に貫かれているなんて冷静でいられるはずがありません。
もう止めてくれ! と喉元まで出かかった言葉をすんでのところで止めたのは、玲子さんが、目を潤ませながら僕をじっと見据えてきたからです。
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