毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【今回の女ことば】花魁
時代小説などでおなじみの言葉かもしれませんね。
さて何と読むでしょうか?
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正解は――。
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【答え】おいらん
正解は、「おいらん」です。
由来:妹分の女郎や禿などが姉女郎をさして「おいら(己等)」といって呼んだことから
意味:江戸・吉原の遊郭で、姉女郎の称。転じて一般に、上位の遊女の称
怖い話好きな人には山梨県甲府市にある「おいらん淵」が有名ではないでしょうか。戦国時代、武田家の“隠し金山”が閉山されるにあたり、金山の情報が盛れることを危惧し、金山労働者の夜のお相手だった遊女たちも口封じのために淵に沈め、虐殺した場所だともいわれています。
花好きな方には「花魁草」がよく知られているかもしれませんね。分類学上の和名は、クサキョウチクトウ(草夾竹桃)ですが、花の香りが花魁がつける白粉に似ていることから、この名で呼ばれているとか。
現在では、学名の英語読みであるフロックス・パニキュラータ(Phlox paniculata)、または宿根フロックスとも呼ばれているそうです。
北海道網走市にある「あばしりフロックス公園」では、10ヘクタールの園地に約15万株の花魁草が咲き誇ります。一番の見頃はちょうどこれからとなり、9月初旬まで楽しめるそうです。網走湖や女満別方面の平野が一望できる展望ポイントもあり、花と眺望を一緒に愛でる“天空の公園”として人気が。
網走の8月の平均最高気温は23.3度、平均最低気温16.6度(網走市観光協会HPから)だから、暑さのなか化粧崩れと闘う日々から逃げて、今すぐ行きたいです!
出典元:「広辞苑」(第7版)、「角川日本地名大辞典 19 山梨県」
(日刊現代校閲/タダ美)
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