ふるさと納税について夫婦で考えたら、意見が食い違って爆笑の大喧嘩に…「特別vs日常」何が正解?

更新日:2024-08-07 06:00
投稿日:2024-08-07 06:00
 選んだ自治体に寄付をしてお礼をもらうことができるだけでなく、一部の税金が還付または控除される、“ふるさと納税”。
 なんとなく仕組みは理解できているものの、お恥ずかしながら、まだその扉を開けられずにいます。

“今年こそは”と意気込んだふるさと納税で夫婦喧嘩勃発!

「我々夫婦もやってみよう!」と気合いを入れて、一緒にさまざまなサイトを見漁っていると、筆者の地元である山梨の果物やお酒なども数多く紹介されていました!

 それぞれスマホでふるさと納税のページを眺めながら、目についた“お礼の品”を言い合っていたのですが、だんだん雲行きが怪しくなってきて…?

  ◇  ◇  ◇

 ふるさと納税の返礼品といえば、“各自治体で有名なおいしい食べ物”というイメージが強かった筆者。ですが、調べていくなかで「これはいいかも!」と感じたもの、それは…“日用品”。

 ティッシュやトイレットペーパーを返礼品にしている自治体のレビューには、「毎日使うものだから本当にありがたい」「買うと重いので助かります」といった感謝のコメントがあがっていました。

「生活必需品がお得にもらえるなんて、ラッキーかも♪」とウキウキしていた筆者に対して、夫からは「えーつまんない」とそっけない返答が。

 ちょい怒な筆者を無視して、人気ランキングを上からスクロールしながら「やっぱりふるさと納税といえばカニとか牛じゃない?」と呑気に言ってくるではありませんか! 「まあ、確かに」と薄々思いつつも、最近の情勢を考えたら「…なんて贅沢な!」と怒りのボルテージがだんだん上がってきました。

 なんとか「日用品を選んだほうがいい」と言いくるめようとする筆者に、高級食材を狙う姿勢を崩そうとしない夫。意見は真っ二つに割れてしまい…。

【読まれています】「ごPDF化で幸いに存じます」馬鹿丁寧なLINEで“おバカバレ”した赤っ恥間違い敬語集3選

特別vs日常 勝負の結果は?

「ホタテもいいな~、でも牛タンにしようかな~♪」と大興奮の夫に、「私がトイレットペーパーにするから、夫くんはティッシュにしてくれればいいのに」と横目でチラリ。

 ブツブツ言いながらも、ふるさと納税大調査を続けていると、なんと洗剤や生理用品なども発見! こんなものまで揃っているなんて、「まるでドンキホーテみたい♡」と、テンションが上がってしまった筆者なのでした。

「各自で応援したい自治体を選べばいい」というのが極論ですが、最後までお互い折れることなく、とうとう夫とは険悪ムードの冷戦状態に。

 そんなこんなで、憧れのふるさと納税返礼品探しは、またも“保留”になってしまいました…。

 夫のように、ちょっとした贅沢ができるものを選ぶのもありだと思いますが、う~ん…どうしても納得がいかない!

 100歩譲って食べ物だったら、毎日食べるお米や鮭の切り身など日常使いがしやすい返礼品を選ぶのもいいかもしれませんね。

夫婦喧嘩をしている場合ではないニュースも

 夫婦喧嘩により保留になってしまったふるさと納税でしたが、総務省より2025年10月からポイントなどの付与が禁止になると発表されましたね。

 普段からポイ活に勤しむ筆者は、“ふるさと納税でどの自治体を応援するか”に加えて“ふるさと納税をどのサイトで始めるか”も、悩んでいました。

 そのため、「意地を張っている場合ではない、急がなくちゃ!」とやや焦り気味。

 一方ポイントに無頓着な夫は「ふるさと納税の意義から考えると仕方ない」とすんなり受け入れ、地元のページを検索していました。

 なかなか一歩が踏み出せないでいる我が家のふるさと納税事情。控除の対象となる金額や各自治体の魅力も調べつつ、早めに一歩を踏み出したいものです。

(取材・文=ちぃ/キジカク)

▽ちぃ 山梨在住のアラサーライター。「本当に簡単なの?」と気になったライフハックを実践して発信しています。毎日の暑さで自然と痩せていっているものの、忙しさにかまけてホットヨガに行けていないのが悩み。

ライフスタイル 新着一覧


頑張る大人こそ意識しておきたい「我慢のやめどき」サイン
「まあまあ、みんな我慢してるんだから」と、なだめられた経験はどのくらいありますか?  私は少なくない回数あるし、人にそ...
住宅街の中で東京の息吹を感じた 2023.8.18(金)
 住宅街で湧き水と出会うなんて。東京には知らない場所がまだまだある。 「東京の名湧水57選」のひとつにも選出されて...
駅が“ダンジョン”やないかーい!上京して仰天した地方とのギャップ8選
 住み慣れると忘れてしまいがちですが、多くの人は上京後に田舎とTokyoのギャップに仰天しています。上京後数年経った人も...
暑さのせい? 身も心も全開な“たまたま”の声が聞こえてくる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
話題の「完全栄養食」ってぶっちゃけどう? メリット&デメリットを解説
 近年、健康志向の人やダイエット中の人に話題となっている「完全栄養食」をご存知ですか? 現代人は忙しく時間がない人が多い...
亡くなったペットのお別れに注文増、大切な家族の供え花に必要な情報は?
 故人へのお供え花を作らせていただく花屋の感覚として、暑さ寒さが続く日や季節の大きな変わり目はお悔やみ花を作る機会が多い...
帰省中に岡山・蒜山高原でワーケーション 2023.8.15(火)
 この夏休みは、千葉から夫の実家のある岡山県に帰省しました。帰省中、パソコンを開きたかったのですが、夫の実家は人の出入り...
人じゃないモノたちで賑やかな街 2023.8.14(月)
 街に人が戻ってきた。大阪はこうでなくっちゃね。  でも、ココは誰もいなくても賑やかな街だ。  ちょっと見上...
「ジェンダーリビール」って知ってる? 大失敗した話&次はおにぎりで♡
 最近、世界の妊婦の間で流行っているのが「ジェンダーリビール」です。日本ではまだまだ聞き慣れない言葉ですよね。今回は「ジ...
「押すなよ、絶対押すなよ」ビーチボーイズ“たまたま”を激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
嫁の手作り料理をバカにし過ぎ!息子寵愛義母から来たムスコンLINE3選
「ムスコン」とは、息子から子離れできない親に対して使われる言葉だとか。特にムスコンの被害を受けやすいのが、お嫁さん。義母...
2023-08-13 06:00 ライフスタイル
親戚との会話に困ったら?「5つの話題」と相槌と“離れ技”で乗り切る戦法
 お正月やお盆の時期などに、頭を悩ませるのが親戚付き合いです。年に数回しか会わない親戚とは、何を話したらいいかわからず、...
動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第55回「宅配トリモノチョウ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
たまごっちってうんち垂れ流ししないの!?「平成レトロ」なおもちゃの今
 最近ちまたで注目を集めている「平成レトロ」。平成レトロとは「平成を懐かしく想う文化的風潮」のこと。1989(平成元)年...
2023-08-12 06:00 ライフスタイル
もう義母になめられない! 帰省時に役立つ「良好関係キープ術」4つ
 結婚すると気になるのが、義母との関係。仲良くいられるかどうかで、結婚生活が大きく変わってしまいますよね。特に多いのが、...
嫌われ街道まっしぐら! 後輩・部下にやってはいけない4つのこと
「なんだか部下との関係が良くない気がする」「後輩に避けられているのはなんで?」と悩んでいる方必見! 今回は、職場の後輩や...