「ポッカレモン100」誕生秘話
5月の人間ドックで血圧の高さを指摘された筆者。運動もしてるし、減塩も心掛けているのにWHY? これ以上どうしろっていうのさと、ふてくされておりましたが、なんとレモンに血圧を下げる効果があるとは! これぞまさに「渡りに船」ですな。
「ポッカレモン100」の誕生は1957年。当時日本はカクテルブームの真っただ中。カクテルといえばレモンが欠かせませんよねー。
ところが、まだレモンの輸入は自由化されておらず、めちゃめちゃ高価な果物だったんですって。
そこで、名古屋でニッカバーを営んでいた、ポッカサッポロフード&ビバレッジ社の創業者・谷田利景氏が、『気軽に使えるレモン』を目指して「ニッカレモン」を開発。すぐさま大ヒット商品になったそうです。
【読まれています】「カトキチさぬきうどん」リブランド。冷凍うどんといえば“カトキチ”なのに販売会社が「テーブルマーク」の謎
主戦場は一般家庭へ
1960年代には「ポッカレモン」に名称変更。1971年代の紅茶の輸入自由化に伴い、紅茶のお供としてレモンの需要も増え、「ポッカレモン」も一般家庭で広く使われるようになりました。
今でこそ、レモンも紅茶もすっかり生活に根付いていますが、こんな経緯があったんですね…。
その後、消費者との座談会での「ポッカレモン100を使っていると体の調子がいい」という意見を受け、広島県大崎上島町のレモン生産者によるグループ社員の協力のもと、レモン果汁による血圧への影響を研究。
「ポッカレモン100」のレモン果汁に含まれる機能性関与成分「クエン酸」によって血圧低下がみられるとし、「機能性表示食品」のワッペンをつけ、新たなスタートを切ることに。
「レモンづくしお弁当」が美味すぎて
リニューアル発表会では「レモンづくしお弁当」をいただきました。
いや、これがおいしかったんですよ。レモンづくしってことは、おかずのすべてがレモン味になるのでは? と思いきや、それぞれの食材のうまみを生かしたバランスの良いお味でした。
ガッテージチーズが作れるってマジすか?
特に筆者が感動したのは「ポッカレモン100で簡単ガッテージチーズ フルーツ添え」。後味さっぱりなのに、チーズの風味もばっちり。
資料に掲載してあったレシピを見ると、あらやだ、ほんまに簡単やん! 材料は牛乳とポッカレモン100の2つだけなんです。これなら、料理下手な筆者でも作れるはず。
というわけで、後日トライしてみましたよ!
ライフスタイル 新着一覧