柏木由紀と通じるメンタルの強さ
ただ、すがちゃんは、トリオの中では大喜利能力や瞬発力の高いギャルに比べ、ポンコツキャラとして扱われていることは否めません。番組に出てうまくやろうとしても空回りし、結果イジられてしまう始末です。
『マルコポロリ』(関西テレビ)でも、司会の東野幸治さんから「ワンさん」(すがちゃん最高No.「1」のワンから)と呼ばれ、執拗に絡まれる流れが定番となっています。
ただ、そのポンコツキャラがあることによって、「チャラいイケメンの策略家」という一般的に見たらいけすかないであろうところも、どこか許されてしまっているような気がしてなりません。
また、苦労続きの人生でありながらも、自ら「すがちゃん最高No.1」と胸を張って称するポジティブさや、イジられても屈しないメンタルの強さは羨ましさを感じます。
前述の『激レアさん』でも語っていた、孤独な学生時代に「寂しいときの状態を“狼”と、カッコいいシチュエーションに変換して乗り越えていった」というエピソードも、その強さを物語っています。
総選挙で上位をキープし続け、30を超えても、スキャンダルがあっても、AKBに在籍し続け、多くの様々なファンにも笑顔で握手し続けた握手会の女王・ゆきりん。このことから、彼女もまたすがちゃんと同様に心の類の強さを感じます。その点、二人は通じる部分もあったのではないでしょうか。
クズな一面も許せる人柄
見てわかる通り、ぱーてぃーちゃんはギャル二人が自由奔放で、すがちゃんも大変手を焼いているとか。しかし、それでも彼女たちはすがちゃんについていき、すがちゃんも彼女たちにストレスをためながらも傍から見たらギャルの手のひらで転がされているようないい雰囲気に見えるのは、きっと彼の人柄からくるものもあるでしょう。
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、苦楽を共にした元芸人さんにお金を借りた事実をすっかり忘れていたことが判明し、クズな面も見え隠れしましたが、それも人間性があって、仕方ないなとクスリと笑えてしまいます。そんな素敵なすがちゃん最高No.1さん。モテるのも不思議ではありません。
ゆきりんとワンさん、末永く幸せになっていってほしいですね。
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