商店会勧誘で実感。この町は「超ヤカラ的おじーおばー」の⽣息地だった!

フィッシュバーン真也子 コラムニスト
更新日:2024-10-02 06:00
投稿日:2024-10-02 06:00

鋼のメンタルの助さん⾓さんに助けられる

 御⽼公⼀⾏の勧誘⾏脚で、時折現れる超ヤカラ族に⼼をえぐられ、へこむ私をよそに、助さん⾓さんは平然としている。このお⼆⼈、鋼のメンタルでヤカラにも動じず、冷遇されてもへっちゃら。

「あんなこと⾔われて、お⼆⼈とも⼼折れないのー?」とへこたれている私に、「あんなもん⾔わせときゃいんですよ、⽂句ばっかり⾔いやがって」と強気な⾓さん。

「そうそう、いーのいーの、お⾦出さない⼈は無視無視、次いこ」と助さんは軽い。 正直、勧誘⾏脚では、この⼆⼈のメンタルタフに助けられた。

 アポ無しでぐいぐい⾶び込んでいく助さん⾓さん、さすが地元歴50年以上だけあって地域内訪問はお⼿のもの。昭和おじさまペア、パソコンもSNSも企画⽴案も苦⼿だけれど、リアルではかなり頼りになるー。⾒直した!

「なんか⼆⼈とも頼もしいですね! メンタル強い!」と私。「俺の得意技、右から左! はいはいすいませんって⾔ってりゃ、なんでもそのうち終わるから。まともに聞いちゃダメダメ」助さん、すごっ。⼈⽣の処世術だな。

 ってか、私の⾔うことも、この⼈きっと聞いてないんだ…www

 さて、今回はここまで。また次回(#5)よろしくです。

フィッシュバーン真也子
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コラムニスト
養生茶カフェ店主。とある都心商店会会長。ちょこっと大家業。

出版社でインテリア誌やファッション誌の編集者として長らく勤務したのち、フリーランスのエディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして活動。現在はメディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーの資格を活かし、養生茶と手作りおやつのカフェ『だんで茶屋』を経営。その他、著述業、不動産賃貸業などを少々営む。

外国人との結婚と離婚、シングルマザーでの子育てなど、タフな経験を栄養にして生きる50代。いい『気』を求めて神社脇に移住。住まいや暮らしを自分流にカスタマイズしながら「空間から得る幸福感」を実践研究している。54歳から建築系大学に再入学、現在大学院にて空間によるコミュニケーションデザインを研究中。

著書に食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)、住まいのエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)

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