更新日:2024-11-27 14:56
投稿日:2024-10-16 06:00
かかりつけ医の一言が響く
突然の倦怠感事件後、原因が気になって仕方がないので、近所のかかりつけの内科へ出かけた。症状を聞いて、血液検査、レントゲンなどを一通り行った後、医師はこう言った。
「どこも悪くないんですよね。疲れかなあ」
「いや、そんな疲れるほど働くなと、仕事量もセーブしているつもりですが」
「念の為、婦人科でも診てもらってください」
仕方なく、こちらもかかりつけ医の婦人科へ行く。32歳からずっと漢方薬と低容量ピルを処方してもらいながら、診察もしてもらっている。
この連載にもたびたび登場することになると思うが、いざという時に自分の体を知っている医師がいるのは心強い。が、今回の事件を婦人科でも「どこも悪くないですね」と診断された。
「年齢的にもそろそろ疲れが出てきているのは確かです。それを更年期とも言いますけど、ふつうのことですからね。人間はサイボーグじゃないんだから、いつかガタは来ます」
更年期という言葉が、急に身近になった瞬間だった。たまたま倦怠感からスタートした、私の更年期初めて物語。今後、バラエティー豊富なラインナップで押し寄せてくることを、当時の私は知る由もなかった。
この旅はまだ始まったばかり――。
次回(#2)へ続く。
ライフスタイル 新着一覧
緊張している同僚、落ち込んでいるパートナー、前進するのを怖がっている友達。そんな人を支えたいときは、こんな応援LINE...
どこの職場でも、「あの人とは距離を置きたいんだよね…」と周りから嫌われている人ってひとりやふたりいますよね。今回はどこ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。最近何かと話題になっているバブル崩壊後の「就職氷河期世代...

育ちがいい人と育ちが悪い人、その差は一体どこにあるのでしょうか。今回は、育ちがいい人がしないことを7つ紹介します。逆に...
岩手・陸前高田市の震災遺構「奇跡の一本松」と「ユースホステル」にて

【連載第91回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
人間誰しも、失敗します。でもその後の対応次第で相手に許してもらえるかどうかが決まるのも事実ですよね。
今回は、...
口癖は、なかなか自分では気がつかないものですよね。中にはネガティブだったり、相手をイライラさせるやばい口癖も…。
...
世の中には、どうしても相手より優位に立ちたいがために、マウントを取ってきたり、のろけ話をしてきたりする人がいます。
...
スナックに通うようになると、お客さんが一人だけ、なんて日に遭遇することもあります。そういう時、私は貸し切りで嬉しい気持...
陰キャ女子、集合! 今回はキラキラとは無縁な女性がキラキラ女子を嫌う理由のあるある5選を紹介します。「キラキラ女子が苦...
価格は100万円前後、治療期間は最低2~3年はかかるとされる歯科矯正。決して安くはない金額をつぎ込んで、40代でやる必...
「なんか、この人と会話していてもつまらないな」「話していてもイライラするだけなんだけど…」このように感じる相手、いますよ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...