一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-11-08 15:05
投稿日:2024-10-04 06:00
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に応じてくれたのは由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)だ。

根っからの不倫体質

 由奈さんは語る。

「結婚前から不倫はしていました。相手は異業種交流会で出会ったビジネスマンや経営者の男性などでしょうか。私、根っからの不倫体質で、恋愛への好奇心も強いタイプ。常にときめいていたいんですよね。不倫相手にも溺愛されたいから、気配り心配りは忘れません。もちろん肝心なベッドでのテクニックも研究しています」

 あっけらかんと語る彼女の表情からは、不倫に対する後ろめたさは微塵もない。むしろ「女に生まれたからには、女を満喫しなきゃ」と明るく笑う。

夫は「娘のパパ」にしか見えない

「5歳上で金融機関に勤める夫とは結婚相談所で知り合いました。28歳で結婚して娘を授かったのですが、夫婦がラブラブだった期間は2年で終わりましたね。出産後、夫は『娘のパパ』にしか見えなくて…おそらく夫も同じでしょう。

『家族愛』になってしまえばときめきとは無縁です。そうなると、また不倫願望がムクムクと芽生えてくるんです。で、新規の顧客開拓のためと不倫相手探しも兼ねて、異業種交流会や食事会には積極的に参加していました。そこでピンときた相手に声をかけるんです。『あなたと英語でピロートークをしたいな』って(笑)」

 由奈さんの甘い囁きに心奪われる男性は多かったという。

「最初は食事デートからです。お店を決める際は、男性によってまちまち。『僕のいきつけの和食店があるんだけれど』という自分優先型の人もいれば、『由奈さんはアレルギーや嫌いなものがありますか?』などと相手優先型の人もいる。私が好感を持てるのは圧倒的に後者のほうですね。その上で食事を楽しみ、フィーリングが合えば、男女の関係になります」

 周囲にバレることはないのだろうか。

「過去の不倫でバレたことはありません。元々、口が堅い相手を選んでいますし、フリーランスの英会話講師という仕事柄、勤務体制は不規則なため、デートの際、夫には『英会話の個人レッスン』と告げています」

 さらにラッキーだったのは、由奈さんを取り巻く環境だ。5歳になる娘は、近隣に住む由奈さんの両親に預けることが可能なため、不倫デートを楽しむことができた。

【読まれています】「未亡人の患者と恋に落ちたんです」不倫歴1年、56歳眼科医の告白 #1

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


イライラはしたくない!パートナーに選ぶなら少食 or 大食いどっちがいい? 意外な悩みとメリット
 パートナーが極端に少食、もしくは大食いだった場合、それぞれに悩みは尽きませんよね。健康面はもちろん、経済的な問題や体型...
恋バナ調査隊 2024-12-05 06:00 ラブ
不倫に対して「自分はいいけど夫は許せない」と考える女性の心理とは?
 不倫に対して「自分はいいけど夫は許せない」と考える女性は、自分を省みる必要があるかもしれません。自分勝手ともいえる価値...
恋バナ調査隊 2024-12-04 06:00 ラブ
なぜに? LINEやってない人あるある3選、拒む理由と特徴から恋愛の戦法を探る
 総人口の78%の人が利用しているともいわれるLINEですが、LINEをやっていない少数派も存在し「恋愛のスタートはLI...
恋バナ調査隊 2024-12-02 06:00 ラブ
墓場まで持っていきます! 6人の夫たちが語る「妻に秘密にしていること」
 夫婦だからといって、相手を100%知り尽くしているとは言えないはず。あなたの夫にも隠し事があるかもしれません。今回は6...
恋バナ調査隊 2024-12-02 06:00 ラブ
東京都主催の婚活イベントに興味津々!慎重な50歳独女ライターのハードルを下げた4つの理由
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...
mirae.(みれ) 2024-12-02 06:00 ラブ
不倫カップル必見! バレにくい&言い訳しやすいおすすめデート場所6選
 大人の禁断の恋愛、不倫。いつか終わりが来るのはなんとなく分かっているものの、今は2人の時間を楽しみたい…。これが不倫を...
恋バナ調査隊 2024-12-01 06:00 ラブ
男がキュンとする送迎のお礼LINE3選。ド直球の「もうちょっと一緒に居たかった」で狙い撃ち?
 気になる彼とのデートの際、自宅や駅まで送迎してもらう場合もあるでしょう。そんなときは、他の女性と差をつけられるチャンス...
恋バナ調査隊 2024-12-01 06:00 ラブ
「俺、現妻を選ばないほうが幸せだった?」認知していない息子への思いが募る50男
「冷酷と激情のあいだvol.223〜女性編〜」では、息子の父親である元恋人のダイスケさん(50歳・仮名)から、10年も経...
並木まき 2024-11-30 06:00 ラブ
「認知も養育費も拒否したくせに!」子どもとの面会を要求する元彼に悩む45歳シングルマザー
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-11-30 06:00 ラブ
つらい生理に更年期、女たちが涙した彼氏&夫の“神対応”6選。背中をさすってくれるだけでいい…
 症状の強さや時期は人によって差がありますが、生理や更年期障害はつらく苦しいもの。中には日常生活に支障をきたすほど強い症...
恋バナ調査隊 2024-11-30 06:00 ラブ
レス夫と同性の婚外恋愛相手が対面! 背徳感と緊張に興奮した一夜のあとは… #3
 夫とのレスから女性に恋焦がれるようになった弥生さん(33歳主婦/子供ナシ)。お相手はカルチャースクールでK-POPダン...
蒼井凜花 2024-11-29 06:00 ラブ
小説に描かれた早朝のセックスシーンが口惜しい。“あの対処”がなくて…
 好きな小説家の新刊を、いまいち入り込めないまま読み終えてしまい、口惜しい。それぞれ特殊な幼少時代を過ごした男女が出会い...
新井見枝香 2024-11-29 06:00 ラブ
独身男性の「人妻好き」を鵜呑みにするのは危険すぎる? 隠された心理5つ
 人妻を好む独身男性はレアな存在。本来、男性は好きな女性に独占欲を抱いたり狩猟本能が働いたりするため、自分のものにできな...
恋バナ調査隊 2024-11-29 06:00 ラブ
ママ友の旦那、同僚の夫…不倫相手の奥さんと知り合いの場合、何が必要?
 職場の同僚の旦那さんや、ママ友の旦那さん…。知り合いの女性の旦那さんと不倫する女性もいるのではないでしょうか。今回は不...
恋バナ調査隊 2024-11-29 06:00 ラブ
官能小説を書きたがる女性が増殖中。プロの作家は“素人”とココが違う
「官能小説を書きたい」という女性が増えています。主婦や会社員、それから会社社長らはなぜ、なんのために、性愛を書きたがるの...
内藤みか 2024-11-28 06:00 ラブ
冬に行くと後悔するデート場所4選。イチャ通り越して、寒すぎて身も心も凍り付く!?
 最近肌寒くなってきて、冬を感じるようになってきましたよね。寒さを言い訳に、彼氏や気になる男性とデートでくっつくことがで...
恋バナ調査隊 2024-11-28 06:00 ラブ