一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-06-14 10:06
投稿日:2024-10-04 06:00
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に応じてくれたのは由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)だ。

根っからの不倫体質

 由奈さんは語る。

「結婚前から不倫はしていました。相手は異業種交流会で出会ったビジネスマンや経営者の男性などでしょうか。私、根っからの不倫体質で、恋愛への好奇心も強いタイプ。常にときめいていたいんですよね。不倫相手にも溺愛されたいから、気配り心配りは忘れません。もちろん肝心なベッドでのテクニックも研究しています」

 あっけらかんと語る彼女の表情からは、不倫に対する後ろめたさは微塵もない。むしろ「女に生まれたからには、女を満喫しなきゃ」と明るく笑う。

夫は「娘のパパ」にしか見えない

「5歳上で金融機関に勤める夫とは結婚相談所で知り合いました。28歳で結婚して娘を授かったのですが、夫婦がラブラブだった期間は2年で終わりましたね。出産後、夫は『娘のパパ』にしか見えなくて…おそらく夫も同じでしょう。

『家族愛』になってしまえばときめきとは無縁です。そうなると、また不倫願望がムクムクと芽生えてくるんです。で、新規の顧客開拓のためと不倫相手探しも兼ねて、異業種交流会や食事会には積極的に参加していました。そこでピンときた相手に声をかけるんです。『あなたと英語でピロートークをしたいな』って(笑)」

 由奈さんの甘い囁きに心奪われる男性は多かったという。

「最初は食事デートからです。お店を決める際は、男性によってまちまち。『僕のいきつけの和食店があるんだけれど』という自分優先型の人もいれば、『由奈さんはアレルギーや嫌いなものがありますか?』などと相手優先型の人もいる。私が好感を持てるのは圧倒的に後者のほうですね。その上で食事を楽しみ、フィーリングが合えば、男女の関係になります」

 周囲にバレることはないのだろうか。

「過去の不倫でバレたことはありません。元々、口が堅い相手を選んでいますし、フリーランスの英会話講師という仕事柄、勤務体制は不規則なため、デートの際、夫には『英会話の個人レッスン』と告げています」

 さらにラッキーだったのは、由奈さんを取り巻く環境だ。5歳になる娘は、近隣に住む由奈さんの両親に預けることが可能なため、不倫デートを楽しむことができた。

【読まれています】「未亡人の患者と恋に落ちたんです」不倫歴1年、56歳眼科医の告白 #1

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


令和ですよ?「女は従順で」という呪縛。時代錯誤な男性と“自分を責めてしまう”女性に伝えたいこと
 夫婦の在り方などテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「主張の強い女は可愛げがないから抱きたいと思...
豆木メイ 2025-06-03 06:00 ラブ
「結婚ていいよ♡」クソバイスにイラッ。ジューンブライドの過剰な“幸せアピ”はやめて~!
 6月の花嫁=ジューンブライド。幸せになれるという言い伝えから、6月に結婚する人は多いですよね。でも浮かれすぎには要注意...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
実は「シングルマザー」がモテるって本当? 僕たちが惹かれてしまった理由
 3組に1組は離婚しているとも言われる現代。子どもを抱えたまま離婚する「シングルマザー」も身近な存在となりました。実は「...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
恋人とは「趣味が合わない」方がいい、ってマジすか? 5つの意見に納得…
「恋人とは趣味が合う方がいい」という意見はよく耳にしますが、「恋人とは趣味が合わない方がいい」と考える女性も案外多いのだ...
恋バナ調査隊 2025-06-02 06:00 ラブ
うわぁ…彼女に“激萎え”したLINE3選。そのお世話、裏目にでてるかもよ?
 付き合った当初と違う…と彼女の変化に不満を抱く男性は多い様子。中には「女として見られない」と、気持ちが冷めてしまう人も...
恋バナ調査隊 2025-06-01 06:00 ラブ
「俺は毎日もやしでいいのに」質素な生活を望む47歳夫。家事代行を頼む妻との結婚を後悔する毎日
「冷酷と激情のあいだvol.248〜女性編〜」では、家計に満足なお金を負担せず、家事への労力も渋る夫への妻・美幸さん(仮...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ
「生活費は10万しかくれない」夫が“セコ過ぎる”と嘆く43歳妻。お金も家事も私ばかり…と不満が募る日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ
不倫はもうおしまい。女たちが最後の“さよならLINE”を送る瞬間
 大好きな男性とはお別れなんてしたくありませんよね。でも相手が既婚者だったらどうでしょうか? 今回は、既婚者の彼との最後...
恋バナ調査隊 2025-05-31 06:00 ラブ
【漫画】疑似結婚って何?ドS上司から提案された条件と、彼が“シンパパ”になったワケ『授かり疑似婚』#3
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
【漫画】ちょおえええ!シゴデキ上司「俺、奥さんいないよ」突然の“顎クイ”告白から…『授かり疑似婚』#2
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
【漫画】うっわ~女物の靴…弟に追い出された夜、ドSな上司との運命の歯車が回り始めた『授かり疑似婚』#1
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
「訴えられる…」女装子の妻に“レズビアン”関係がバレる? 不倫の終わりは略奪か、それとも #3
 菜々美さん(28歳ホステス/独身)はアフターで連れて行ってもらった女装バーで、女装が趣味の直樹さん(43歳エンターテイ...
蒼井凜花 2025-05-30 06:00 ラブ
梅宮アンナは大病を経験した“しびれ仲間”と再婚…「いたわり婚」がブームの予感
 梅宮アンナさんが52歳で電撃再婚されました。お相手とは出会って10日、乳がんの診断を受けたことを公表し、現在も治療を続...
内藤みか 2025-05-29 06:00 ラブ
早めに逃げて! モラハラ夫、3つの常套句。卑劣な行為は母親の影響か?
 倫理・道徳に反した嫌がらせを繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ夫」。周囲から見れば「おかしい」と気が付くのに...
恋バナ調査隊 2025-05-29 06:00 ラブ
「対岸の家事」に共感。それでも私が“専業主婦”を選んだ3つの理由
 夫婦共働きが当たり前になってきている今の時代に、あえて専業主婦を選択する女性もいます。セレブならいざ知らず、物価高のご...
恋バナ調査隊 2025-05-29 06:00 ラブ
今すぐ離れて! 自己中男があなたから搾取する6つのこと。お金より大事なものを失うかも
 恋愛は人生を豊かにする要素の1つであるはず。マイナスになるような恋愛はしたくありませんよね。だとしたら、これら6タイプ...
恋バナ調査隊 2025-05-28 06:00 ラブ