最近の小学校で教わる「ふわふわ言葉」って何? 大人こそ大切にしたい心地よい言葉6選

コクハク編集部
更新日:2024-10-10 06:00
投稿日:2024-10-10 06:00
 皆さんは「ふわふわ言葉」を知っていますか? 最近の小学校の教育現場で教材になっている、子供だけでなく大人こそ改めて大切にしたい言葉です。
 この記事では「ふわふわ言葉」についてたっぷりご紹介します。読み終わったあとは、少し心がほっこりしているはずですよ。

大人こそ大切にしたい「ふわふわ言葉」って何?

「ふわふわ言葉」とは、誰かに言われた時に心がふんわりと軽くうれしくなるような言葉をいいます。反対に、言われて嫌な気持ちになる言葉を「ちくちく言葉」といいます。

 普段使う何気ない言葉を、相手がどう受け取るかは相手にしかわかりません。

 とくに、同僚や他人にはやさしい言葉を使えても、慣れ親しんだ家族や夫などの近い人間には「ちくちく言葉」を使ってしまう人もいるはず。

 人間関係や家族関係を充実させるためにも、今こそ大人が意識したい言葉が「ふわふわ言葉」なのです。

【ちくちく言葉の説明はこちら】職場で飛び交う「大人のちくちく言葉」4選。無意識に同僚・後輩のモチベを下げてない?

口癖にしたい! 大人こそ大切にしたい「ふわふわ言葉」6選

 では、「ふわふわ言葉」にはどんなセリフがあるのでしょうか? みていきましょう。

1.「いつもありがとう」

 日常生活で何回でも伝えたいのが「いつもありがとう」という言葉。子供や夫など近い存在の人には、「言わなくてもわかるだろう」と当たり前になってしまいがちなのが感謝の言葉ですよね。

 そこをあえて、ささいなことでも毎回「いつもありがとう」と伝えてみましょう。その度に相手の心はほっこりして、周囲にも感謝が伝染していくはずです。

2.「やさしいね」

 相手がやさしい言動をした時に、きちんと言葉に出して「やさしいね」と伝えてみてください。相手からすれば、それがやさしさだなんて思ってもいない行動だったかもしれませんが「自分にとっては、やさしさだと感じたよ」と伝えることで、相手は「もっとこの人にやさしくしたい」と思い、良い循環が生まれるでしょう。

3.「さすがだね」

「さすがだね」という言葉は、相手への信頼と尊敬を伝える素敵な言葉です。大人になっても「さすが〇〇さんだね」と褒められて嫌な気持ちになる人はいないはず。

 心の中で思うだけでは相手に伝わりません。きちんと言葉に出すことで、お互いの信頼関係はより深まっていくのです。

4.「丁寧だね」

 子供に対してかけてあげたい言葉に「丁寧だね」があります。子供は大人のように何でも器用に素早くできません。でも、つい親は子供を急かして「早くしなさい!」と言ってしまいがち。

 そういう時こそ、チクチク言葉をふわふわ言葉に変換して「いつも丁寧だね」と伝えてみましょう。

 動きは早くならないかもしれないけれど、確実に子供の心に自尊心が芽生えるでしょう。自尊心は、早く動けるようになることよりも大切なものかもしれません。

5.「楽しいね」

 一緒に過ごしている人に「楽しいね」と伝えてみてください。「あなたと一緒にいると楽しい」「大好き」という気持ちが伝わるでしょう。

 楽しそうに笑っていても、改めて言葉で楽しいと伝えれば、大人同士の社交辞令ではない本当の思いが伝わって、相手も楽しい気持ちになります。

6.「助かったよ」

 人は誰でも、誰かの役に立ちたいと思っているものです。誰かにやさしさや親切をもらったら、「ありがとう。とても助かったよ」と伝えてみてください。

 あなたの助けになれたことが、相手の喜びになります。夫や子供にはもちろん、友人や親など、丁寧に伝えたい言葉ですね。

ふわふわ言葉は大人こそ必要! あたたかい気持ちになれるはず

 日常使っている言葉の中に、チクチク言葉があったら、少しずつふわふわ言葉に変換していきましょう。きっとあなたの周りの人間関係がだんだんと良くなっていくはずです。ぜひ今日から意識してみてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「ありがたく拝むがよい」眩しい“神たま”を見せつけるにゃんたま族をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
侮るなかれ! 花屋が「ホントは教えたくない」名脇役の植物たち。見た目地味だけど外したくない4つの条件
「あまり目立たないけど、そういえばよく見るね」  お花屋さんで購入した花束やアレンジメントの中に、そんなお花やグリ...
うーん…友達と「金銭感覚が合わない」と感じた瞬間。疲れたらタクシーに乗る? 我慢する?
 30年、40年と生きていれば、友達と距離を置いたり縁を切ったりしたこともありますよね。関係が続かなかった友達に対して「...
この倦怠感は自律神経? それとも…更年期の症状は神出鬼没。妊活アプリのように「通知」が来る方法はないのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
離婚で「実母と義母」のバトル勃発! 嫁を“敵認定”した義母が放つ衝撃的な一言【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
「ミスっても死なない!」優柔不断とおさらばする“前向きマインド”5つ
「優柔不断な性格を直したい…」「いつもクヨクヨ悩んでしまう」こんな悩みを抱えている優柔不断な方、集合! 優柔不断を改善す...
“神たま”のそば、羨ましいでしょ? 進むたび揺れる「にゃんたま」をソッと撮るお仕事です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
わかるけど…LINEの「疲れた」アピールにウンザリ。愚痴って対応に困るんです!
 何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
仕事一筋の私が『対岸の家事』詩穂に共感した理由。くだらない「専業主婦vsワーママ」対立してる場合じゃない
 多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
ストゼロでも消えない死への恐怖。介護に離婚…友人それぞれが歩む人生に救われた夜。人が最後に行きつく先は
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
48歳、乳がん検診の「要精密検査」に衝撃。独居暮らし男の孤独死に重なる…誰にも看取られない恐怖
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
40代は“知人の訃報”がくる年齢だ。憎んだ男の「死亡通知書」で20年ぶりに集う同級生、独身の私はどう映る?
 板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。 「い...
「20年モノのフライパン」がかっこいい? 貧乏戦線に異状あり!
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
お酒の席の“あのルール”に物申したい! グラスに注ぐベストタイミングは…
 働く側としても、お客さんとしても大好きなスナック。今後も良いところをどんどん書いていければと思っているのですが、今回は...
若者が『めおと日和』の“昭和な恋愛”に胸キュンするのは何故? タイパ重視じゃないもどかしさ
 アラフィフ独女ライターのmirae.です。前回のコラムでは、「50代の恋愛にときめきは必要なのか?」というテーマについ...
婚活に介護…もう頑張れない。アラフォー女性が抱えがちな問題、6つのケースを聞いた
 今回ご紹介するのは、アラフォー女性の悲鳴。「もう頑張れない」と思っていることを教えてもらいました。同じ悩みを抱えている...