兄弟姉妹なのになぜ不仲? 怒る前に知っておきたい原因5つと対応策3つ

コクハク編集部
更新日:2024-10-15 06:00
投稿日:2024-10-15 06:00

原因がわかったら…兄弟姉妹が仲良くなるためのコツ

 では、どうすれば兄弟姉妹で大人になっても仲良くいてくれるのでしょうか? みていきましょう。

1. 別々の場所で褒める

 兄弟姉妹を褒める時は、兄弟姉妹がいないところで褒めましょう。目の前で褒めると相手への嫉妬心や、本人の劣等感につながってしまいます。

 それぞれが親からの愛情に満足していて、自己肯定感を高く保っていられるなら、兄弟姉妹とも良好な関係を築ける可能性も高くなるでしょう。

2. 一対一の時間や二人だけの秘密を作る

 親の愛情の取り合いが、兄弟姉妹の不仲につながることがあるため、できるだけ一対一の時間を作ることも大切です。

 あえて上の子と二人だけの時間を作ってみたり、下の子と二人だけの秘密を作ってみるのもいいでしょう。

 親と自分の一対一の信頼関係や愛情ができあがっていれば、兄弟姉妹が大人になっても仲良くいられるはずです。

3. 無理やり仲直りさせない

 兄弟姉妹が喧嘩をした時に、すぐに親が介入して仲直りさせるのはよくありません。自分たちで問題を解決し、納得した状態で仲直りするスキルを身につける機会を奪ってしまいます。

 親の偏った視点でそれぞれに「良い悪い」をつけると、どちらかに恨みや怒り、寂しさといった気持ちが残ってしまうことに…。

 喧嘩をした時には、できるだけ見守りながら、喧嘩がエスカレートした時だけ最低限のサポートをするようにしましょう。

兄弟姉妹の不仲の原因はちょっとした工夫で解消できる!

 せっかくの家族になったのです。どうせならいつまでも支え合って仲良く生きていきたいですよね。子供たちが大人になってから疎遠にならないためには、小さいうちから不仲の原因を特定し、対処することが大切。

 何より一番は親の愛情です。兄弟姉妹それぞれに時間をとって、じっくり愛情や信頼関係を深めていきましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見た目とキャラが合わないのは当然!悩んだときの考え方
「見た目の印象とキャラがだいぶ違うよね」と言われて、悩んだことはありませんか?  自分が周りに与える印象と実際の自分と...
夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル
自然の石を積んだ石垣でできた江戸時代から続く「棚田の村」
 見知らぬ土地で、山道を越えて現れた見事な石垣に圧倒される。ここまで積み上げる労力を想像すると途方に暮れるし、これが自然...
“たまたま”とももうすぐお別れ…去勢前のおやつシーンを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
#2 友達の結婚、喜べないのはなぜ? 勝ち組を裏切りだと感じてしまう記憶
【#1のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...
#3 結婚で“輪”から去る友人への寂しさ。心地よい独身生活で失ったもの
【#2のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
妙齢って何歳? 三省堂 現代新国語辞典のいまっぽい凡例に注目
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...