【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼

内藤みか 作家
更新日:2024-10-03 06:00
投稿日:2024-10-03 06:00
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。
 結婚相談所に薦められるままに60代の男性とお見合いをしたら、どんな会話が交わされるのか…体験者からのレポートです。

ようやく50代の経営者とオンラインデートに

「60代男性とお見合いした50代女性が悟ったことは?」の記事でもご紹介した、婚活中のアラフィフMさん。できれば同年代か年下とのマッチングを希望していましたが、登録した相談所からは60代を薦められることが続いていました。

 しかし前回のお見合いで、結婚後は介護までもを期待されていることにショックを受けたMさんは、どうしても60代に抵抗があります。

 そのことを率直に相談所に伝えると、やっと50代の経営者を紹介してもらえました。今回はなかなかお互いの都合が合わず、オンラインデートとなりました。

【こちらもどうぞ】10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

「元嫁より若い」と無邪気に喜ぶアラカン男性

 お見合い相手は、50代といっても58歳。あと2年で60代に突入する人ではありましたが、60代でなければM子さんの心理的にはセーフです。お相手の男性はバツイチで、前の結婚相手は同い年だったそうです。

 オンライン上でお互いに顔を見合わせ、初対面の挨拶を済ませた直後、男性がいきなり「まいっちゃったなあ」とボヤき始めました。どうしたのかと尋ねると「元嫁より10歳も若い人だなんて、まいっちゃうよ」とデレてくるのです。

 そして「俺なんかでいいの?」とM子さんに聞いてきます。

「来週、俺とデートしようよ」

 いいかどうかも、まだ初対面から5分も経っていません。そして、オンライン上の男性は、明らかにメタボな体型をしていて、だらしなく椅子の背にもたれながら、「こんな若い人を紹介してくれるなんて、いい相談所だな〜」とニヤけまくっているのです。

 彼は自動車販売業をしていて、東京23区に自宅があり、経営者なので生活は割と安定しているとのことでした。そして元気なうちは仕事を続けるつもりだという考えにも共感できます。

 けれどMさんに、「ねえ、俺とデートしようよ」と誘ってくるのです。

「口説いちゃって、いいの?」

 勝手に盛り上がる彼は、「ゴルフでも行こうか?」と、アポを取り付けようとしてきます。「私、ゴルフはできないんです〜」とやんわりお断りモードに入ったMさん、正直に言えば、メタボ体型の男性がちょっと苦手なのでした。

 しかし男性はMさんが引いていることに気づかず、「じゃあお酒でもどう? いいバーを知ってるから連れて行くよ」とノリノリです。

 さらに「いい雰囲気になったら、口説いちゃってもいいの?」と、ねっとりした目でMさんを見つめてくるのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


男選びは誰が正解?「顔」の前田敦子「金」の篠田麻里子「チャラ男」の柏木由紀、支持されるのは意外にも…
 9月11日、元AKB48の柏木由紀さん(33)とお笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1(33)の熱愛が...
「成人した娘から再婚を猛反対されるとは…」途方に暮れる58歳男の老後計画
「冷酷と激情のあいだvol.212〜女性編〜」では、マチアプで知り合った恋人との結婚を恋人の娘に反対されている亜紀さん(...
並木まき 2024-09-14 06:00 ラブ
「彼の娘から財産目当ての結婚と邪推され…」交際すら躊躇し始め、悶々とする47歳バツ2女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-09-14 06:00 ラブ
自分ん家を「廃墟みたい」って言うなら手伝えやー! イラッとした夫の余計な一言5選
 今回は、イラッとした夫の余計な一言を集めてみました。最も身近な存在で理解してほしい夫に言われる余計な一言は、赤の他人に...
恋バナ調査隊 2024-09-14 06:00 ラブ
体調気遣うLINEで好感度が急降下した悪手3選。体温40度超えでも返信しろって?
 好きな男性が寝込んだ時「体調気遣うLINEを送ろう」と考える女性は多いですよね。でも送る内容を間違えると、男性が返信に...
恋バナ調査隊 2024-09-14 06:00 ラブ
「未亡人の患者と恋に落ちたんです」不倫歴1年、56歳眼科医の告白 #1
 不倫や婚外恋愛という言葉が世の中に浸透して久しい。守るべき家族があっても、道ならぬ恋に落ちてしまうこともある。  筆...
蒼井凜花 2024-09-27 18:03 ラブ
パパ活とママ活、何がどう違う?「何でもします」を“喧伝”した30代フツメンが垣間見た地獄
 パパ活の逆ヴァージョンの「ママ活」をしたいと考える男性が増えています。女性とデートをしてお小遣いをもらうというものです...
内藤みか 2024-09-12 06:00 ラブ
年齢を嘘つくサバ読み女をどう思う? 騙された男たちの意外なホンネ
「彼の好みになりたい」「彼に恋愛対象として見られたい」という思いから、年齢を偽っている女性もいるのでは…? そんな女性を...
恋バナ調査隊 2024-09-12 06:00 ラブ
文末に『(笑)』の破壊力。マッチングアプリで萎えた一言、やらかした一言
 出会いを求めてマッチングアプリを利用する人は多いですが、結婚を本気で考えている人もいれば、遊び感覚で利用している人もい...
恋バナ調査隊 2024-09-11 06:00 ラブ
サレ妻になってしまった理由6選。夫が不倫に走るまでの過程を振り返ると…
 夫に不倫されてしまったサレ妻の苦しさは想像以上。離婚しないと決めたなら、自分を裏切った相手と一生一緒にいることになるた...
恋バナ調査隊 2024-09-11 06:00 ラブ
束の間の夫婦気分を味わえる不倫旅行。略奪前に気づいてよかった…!幻滅談5選
「なぜ奥さんが彼を大切にしないのかわからない!」と、不倫中の彼にどっぷりハマっている女性の皆さん。束の間の夫婦気分を味わ...
恋バナ調査隊 2024-09-10 06:00 ラブ
「主夫になってやる」夫の言葉にブチ切れ! 40代フリーランス主婦の葛藤
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  前回のコ...
豆木メイ 2024-09-10 06:00 ラブ
恋愛に興味ない人のメリットとは? アラサー&アラフォー男女が語った7つの理由
 気になる彼や友人が「恋愛に興味ない」と言っていたら、思わず「本当かよ!」とつっこみたくなりませんか?  でも恋愛をし...
恋バナ調査隊 2024-09-09 06:00 ラブ
48歳人生初のラブホへ。セラピストは「ここからタメ口で話してもいい?」と言った。
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。「このまま死ぬまでセックスしないなんて嫌!」と、48歳で...
mirae.(みれ) 2024-09-09 06:00 ラブ
好きな人の誕生日、何時に「おめでとう」LINEするのが正解?
 好きな人の誕生日になると、何時頃にどんな内容のLINEを送ろうか悩む人は多いはず。でも、実は好きな人の誕生日は恋愛を発...
恋バナ調査隊 2024-09-08 06:00 ラブ
「妻の入れ知恵で娘の態度がおかしい…」コロナ罹患→家庭内で孤立する48歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.211〜女性編〜」では、コロナ禍を経て夫への愛情が戻らずに悩む結婚8年目の春奈さん(44歳・...
並木まき 2024-09-07 06:00 ラブ