え、これだけで? 爆速で人と仲良くなれる「超簡単」なテクニック

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-10-11 06:00
投稿日:2024-10-11 06:00

仲良くなりたい人と距離を縮めるには?

 みなさんは距離を縮めたい人にはどんな風に接していますか? 私はミリ単位でジリジリ近づくことが多いのですが、スナックでのお仕事中は、お客さんに一気に近づくように意識しています。

 もちろんこれにはコツがいるけれど、実は超簡単なテクニックがひとつあるんです。飲み会が増えるここからのシーズンに、ぜひおすすめさせてください。

  ◇  ◇  ◇

【神回の四コマ漫画】自己顕示欲バンザイ! スナックママが教える「自分らしく生きる」ヒント

カラオケ終わりこそ、懐に飛び込むチャンス!

 結論から書きます。誰かがカラオケで歌い終わったら拍手をしましょう。距離を縮めたい相手であれば、誰よりも大きな音で拍手。ただこれだけです。

「そんな当たり前のマナーで何が変わるの?」と思うかもしれないけれど、拍手は最も少ない労力で抜群の効果があるんです。スナックはお客さんがお喋りとお酒を楽しむ場所ですが、重要な売りがもうひとつ。それがカラオケです。

 歌って楽しむことはもちろん、聴いている側も合いの手などで参加して楽しめるので、ほとんどのスナックにはカラオケが装備されているはず(裏事情としては、会話がうまくいかなくても大丈夫という保険の面もあります)。これを活用しない手はありません。

 人と距離を縮めるのって、基本的には時間も手間もかかります。会話なら言葉選びなどで失敗するかもしれません。お酒だって、ただ飲めばいいってもんじゃない。飲みすぎたらやらかし率は大幅アップだし、飲まなすぎたら気を使わせるかもしれない。

拍手はナンボやってもいい!!

 ところが! カラオケの拍手だけはナンボやってもいい!! 拍手されて嫌な人間はいません。しかも大きな音であればあるほど「あれ? この歌好きなのかな? センス合うかも」「自分に興味持ってくれてるのかな?」と相手が自然に心を開いてくれるんです。そこに話しかけに行ったらどうでしょう?

 グッと近い距離で話ができると思いませんか! 実際、カラオケの拍手から常連さん同士が仲良くなる場面もたくさん見てきました。

 スナックでのお作法は、日常シーンでも使える学びの宝庫です。年末の飲み会でカラオケチャンスがあったらぜひお試しください。

【登場人物紹介】

ネズきちくん:どろんぱの常連。若くして成功したお金持ち。空気が読めなすぎて出禁になった経験あり。ママが大好き。

ママ:どろんぱのママ。美貌とコミュ力でのし上がってきた自信の塊のようなオンナ。最近はちょっとネズきちくんに優しくなった。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ゴールデンボンバーの「女々しくて」は言い得て妙だった!
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
LINEのない生活は無理!父の死、仕事の失敗、自分の病…心が救われた話
 仕事で大きなミスをして落ち込んだり、大事な人を失って悲しんだりと、気持ちが沈んでしまう瞬間がありますよね。そんなとき、...
他人の不幸は蜜の味でも不倫より「よろめき」のほうが風情があっていい
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
義母が若すぎるとこうなるのか!介護の心配もジョークで交わせるって素敵
 年下の男性と結婚した場合や、夫の母親が若くして出産している場合には、若すぎる義母が誕生するケースがあります。中には、義...
ほっこり読み切り漫画/第59回「ボクは君で、君はボク」
【連載第59回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「「しっ...
「たかが、ものもらい」じゃなかった 30代女、霰粒腫の手術をしました
 先日、眼科で右目のまつ毛の生え際にあった“しこり”の切除手術をしました。「たかが、ものもらい」と思っていたのですが、こ...
久々に会ったペルシャ料理店の友人は変わらず元気だった
 お互いにいい歳。出合った頃より額は広くなったし、シワも増えた。  そして、なぜだか年々服装がハデになっていくんだ...
木下優樹菜はイチャイチャ公開…子の将来に悪影響を及ぼす母親の恋愛は?
 元タレントの木下優樹菜(35)が“アクセル全開”、SNSの投稿や出演番組があれやこれやと話題になっている。  た...
子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...
金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも
 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。...
タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...
まるでリヴァー・フェニックス!美少年“たまたま”にうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...