「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-11-20 16:33
投稿日:2024-10-21 06:00

ふたりきりの観覧車で抱き寄せられて

 観覧車に乗り込むと、そこはふたりきりの空間。男性と狭い密室空間で過ごす経験はほぼゼロ。心臓はバクバクです。

 さっきまであんなに盛り上がっていたのに、突然、無口になる私。ガチガチな状態で向かい合わせに座っていると、

「miraeちゃんの横に座ってもいい? せっかくだからもっと近くに行きたいな」

 いつの間にかタメ口になり、じっと見つめてきます。受け入れる意味で黙ってうなずくと、にっこり笑って私の横に移動してきます。右肩に彼の体温を感じて「ち、近い!」と動揺するまもなく、「抱きしめてもいい? ふたりきりで誰も見ていないから大丈夫」

 耳元で囁かれ、ドキドキは最高潮へ。言葉も出ないままコクリと小さく首を縦に振ると、M氏は右肩に手をかけ、そっと抱き寄せたのです。

 細身の割に広い肩幅と分厚く硬い胸板を感じて、「見た目は綺麗なのに、身体はとても男性的なんだ」と、無意識に、脱いだ姿を想像しては興奮する気持ちがおさまりません。

「miraeちゃん緊張してる?かわいい~!」

 緊張している私の姿を見て、さらに強く抱き寄せられ…。免疫がなさすぎて、もう崩壊寸前…! 自分の感情をコントロールできず勘違いの大暴走をしてしまいそうです。

 抱きしめられたまま、1周約10分のラブラブの時間は、あっという間に終わってしまいました。

デートの後はラブホへ

 オプションでつけた100分のデート特典は気がつけばもう半分が経過。観覧車の後は食事の予定でしたが、ゆっくりするにはちょっと中途半端な時間です。

「残った時間はそのまま施術に当てることもできるよ。よかったらこのままホテルに移動して、miraeちゃんをたくさん癒してあげたいな」

 この言葉に私のアソコはじわっと熱くなります。そうだった、今日はこのイケメンに気持ち良くしてもらうんだ! と、本来の目的を思い出し、「そうしましょう!」と即答。

「じゃ、ホテルに行こう! たくさん気持ち良くしてあげる」

 そうふたたび耳元で囁かれ、私たちは恋人つなぎをしながら電車に乗って、ホテル街のある新宿方面に向かったのです。

 次回へつづく。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


給料日に「5000円貸して」の少額無心…別れた夫のしょーもなLINE3選
 離婚大国とも言われる日本では、毎日実に多くの夫婦が愛にピリオドを打っています。でも「離婚したからもう自由!」とはいかな...
恋バナ調査隊 2023-08-15 06:00 ラブ
コクるのもデートも基本受け身!? 女性にリードされたい男性の心理
 女性をかっこよくリードしてくれる男性って素敵ですよね。でも近年では「女性にリードされたい男性」が増えているそうで……。...
恋バナ調査隊 2023-08-14 06:00 ラブ
気づかないのは当人たちだけ? どう見てもバレバレな「ご近所不倫」話
 不倫といえば、配偶者にバレないようにできるだけ遠くでデートをしているイメージがありますよね。でも実は、意外にも家のご近...
恋バナ調査隊 2023-08-14 06:00 ラブ
ズボラとナチュラルは似て非なり!男心を掴む「自然体な女性」4つの正体
 好みのタイプを聞かれて「自然体な女性」と答える男性は多いですが、その“自然体”を勘違いしてしまうと撃沈するので気をつけ...
恋バナ調査隊 2023-08-13 06:00 ラブ
「結婚したい。けど真面目メンタルな女は飽きる」41歳自称モテ男の憂鬱
「冷酷と激情のあいだvol.155〜女性編〜」では、恋人のノリユキさん(41歳・仮名)が自分に心を開いておらず、夜の生活...
並木まき 2023-08-12 06:00 ラブ
「やりたいようにやらせてるだけ…」恋人との“夜の生活”に指折り耐える女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-12 06:00 ラブ
なるほどふむふむ、ふむふむいいね♡ 男女の似た者同士ほっこりLINE3選
 カップルの中には、同じような価値観や行動パターンだったり、性格が似ていたりと「似た者同士のカップル」がいますよね! 似...
恋バナ調査隊 2023-08-12 06:00 ラブ
夫の給料を知らない妻は多い!? 我慢せずにさりげなく聞き出す3つの方法
 意外にも、自分の夫の給料を知らない妻は多いそうです。夫としては「生活費をきちんと入れているんだから、すべて言う必要はな...
恋バナ調査隊 2023-08-11 06:00 ラブ
手放す苦痛は耐えがたい!? 天性か魔性か…浮気しても許される女性の特徴
 浮気してもなぜか彼氏や夫に許される女性っていますよね。男性の器が大きいことも許される要因の1つですが、女性に“手放した...
恋バナ調査隊 2023-08-11 06:00 ラブ
バチェラーに学ぶ シャイなイケメンはどうすれば陥落できる
 人気恋愛リアリティー番組『バチェラー・ジャパン』の新シーズンがスタートしました。今回は元プロバスケットプレイヤーの経歴...
内藤みか 2023-08-10 18:47 ラブ
夫が「FIREを目指す」と言い出した! 妻が“冷静に諭すべき”4つのこと
 皆さんは「FIRE」という言葉を知っていますか? コロナにより人生への価値観が変わる中、「もっと自由な生き方をしたい」...
恋バナ調査隊 2023-08-10 06:00 ラブ
“2度目の夫”はより慎重になる…どこで再婚相手と運命の出会いをしたの?
「再婚したいけどそもそも出会いがないから無理」と、諦めている女性もいるでしょう。しかし、再婚をして新たな幸せを掴んでいる...
恋バナ調査隊 2023-08-10 06:00 ラブ
失恋は「心のリソースが空いた」と考えよ!史上最強の自分磨きをする方法
 ひとつの恋が終わると、何か心にぽっかりと穴が空いたようになります。  仕事に手がつかないくらい泣いちゃう自分もい...
若林杏樹 2023-08-09 06:00 ラブ
「俺にとってはかわいい子♡」か弱いより“気が強い女性”がモテる説…!
 好きな男性に、か弱い姿を見せる女性が多いですよね。それが男性の望む姿だと考えて、演じている人もいるでしょう。  でも...
恋バナ調査隊 2023-08-09 06:00 ラブ
婚外恋愛でも女は不利?「既婚者マッチングアプリ」利用者層に見る男女差
 以前、既婚者専用のマッチングアプリについて、記事を書きました。  私も実際に利用した経験があり、その時のレポート...
豆木メイ 2023-08-08 06:00 ラブ