若手社員のスピード離職を防ぐ3つの対策。これ以上人が減ったら回らない

コクハク編集部
更新日:2024-10-22 06:00
投稿日:2024-10-22 06:00

スピード離職は困る! 長く働いてもらうための対策3つ

 では、どうすれば若手社員のスピード離職を防げるのでしょうか? 長く働いてもらうためにできる3つの対策をご紹介します。

1. コミュニケーションを促進する

 日々の仕事を円滑に進め、若手社員のやる気を促す上でも、社員同士のコミュニケーションを促進が重要です。先輩社員との間にしっかりとした人間関係や信頼ができれば、若手社員は臆することなく能力を発揮できるでしょう。

 何気ない雑談はもちろん、ランチや飲み会などの「仕事とは関係のない時間」を使って、お互いの人間性や生活背景、仕事への姿勢などを伝え合ってみてください。きっと安心して仕事に集中してくれるはずです。

2. 企業理念や仕事内容を伝えギャップをなくす

 入社前と入社後のギャップをなくすためには、採用時にしっかりと企業理念や仕事内容を伝える必要があります。

 入社後すぐにやりたい仕事ができない場合でも、企業理念を伝えることで、今の何のために仕事をしているのか、目標を見失わずに済むでしょう。

 また、仕事内容は実際の業務とギャップを感じないように正確な内容を伝えることでスピード離職を防ぐことにつながります。

3. キャリアアップの支援

 仕事へのモチベーションを高めるために、キャリアアップの支援も充実させることが大切です。

 幅広いキャリアアップやスキル向上の支援をするだけでなく、社員一人一人がどのような成長を望んでいるのかしっかりヒアリングしましょう。

 若手社員も、将来のビジョンを明確に描けるようになり、仕事への姿勢も積極的なものに変わっていくはずです。

若手社員のスピード離職には徹底的なフォローで対策を

 優秀な若手社員が入社しても、すぐに辞めてしまっては会社にとって大きな損失です。そうならないためにも、若手社員へのフォロー体制をしっかり整えて、スピード離職への対策を打っていきましょう。

 会社にとって人材こそが宝です。一緒に会社の未来を作っていける若手社員を育てていってくださいね!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


親不孝じゃないよ! 実家に帰省しない時の冴えた言い訳6選
 シルバーウィークが終わったら、もう年末年始はすぐそこ。長期休暇に帰省をする人は多いですよね。「実家でのびのびすごそ〜♡...
頭重感とは?MRIは異常なし、頭痛の“震源地”は肩こりだった!【薬剤師監修】今すぐできる改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
懐かしの「アジャパー」ポーズを激写! お茶目な“たまたま”にほっこり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仏様のお供えは「花」とは限らない! もうすぐお彼岸、仏花にまつわるケンミンSHOW的な話
 ねこ店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の仏事に手厚い土地柄の片田舎にあります。とりわけ、夏のお盆からお彼岸月の9月...
ロボット掃除機より優秀!? “激落ちくん”のお掃除スリッパが突き付けた我が家の床の現実
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。  筆者にも、5歳の甥っ子が...
テーブル下でこっそり放熱中…ステンレスで涼をとる賢い“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どものいない祭り
 都会の喧騒の中で見つけた祭り。  そこにははしゃぐ子どもの姿はなかった。  たまにはいいかな、自分のためだ...
ほっこり癒し漫画/第81回「センセッ ジカンデスヨッ」
【連載第81回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「鉄漿」って読める? ヒント:最古のメイク
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
子ども同士のLINEにもドラマが!将来の夢はスパイに忍者…ピュアな感じがたまらん
 最近では、小学生でもスマホを持っている子が増えていますよね。連絡ツールとして友達とLINEを使いこなし、時代は変わった...
女はお嫁さん要員? 年収800万でも「行き遅れ」と見下される田舎の地獄
 西新宿の高層ビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、悠々自...
毒親の介護をしたくない 実家から逃げた女が「決別」のため払った金額は
 西新宿のビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、おひとりさ...
田舎を捨てた「独身女」は不幸ですか 絶縁した家族が来て…今さら何の用?
 いまだ残暑が残る9月の初め。月曜日のAM7:30。  すでに汗ばむ陽気に包まれながら、西村咲子は新宿西口の高層ビ...
職場で飛び交う「大人のちくちく言葉」4選。無意識に同僚・後輩のモチベを下げてない?
 人の気持ちを不快にさせる、ちくちく言葉。子どものちくちく言葉は「アホ」「バカ」「マヌケ」などストレートですが、大人にな...
“たまたま”に見覚えあり!尾道市立美術館の「ケンちゃん」ではないかぃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...