伊原剛志が“太っ腹な教育パパ”になっていた! 22歳三男の米名門大卒業を報告、年商10億円ビジネスを売却

更新日:2024-10-19 17:03
投稿日:2024-10-19 17:00

 俳優の伊原剛志(60)が自身のインスタグラムで、22歳の三男・三太さんが米デューク大学を卒業したと報告し、話題になっている。

 デューク大学はノースカロライナ州ダーラムに本部を置く私立大学。全米最難関校の枠組みであるアイビー・プラスのひとつとしてマサチューセッツ工科大学やスタンフォード大学と並ぶ名門だ。そんな愛息の立派な卒業証書のお披露目とともに「思い起こせば英語も話せなくて14歳で渡米し 8年間かけがえのない経験をし 逞しくなって帰って来ました。 子供(ども)には旅をさせろ!」と感慨深い思いをつづった。

 YouTubeチャンネルも開設している伊原だが、私生活がこんなにも注目を集めるのは久しぶり。女優・相築あきこ(57)との結婚&離婚、そして現在の妻・純子さんとの再婚を経て、いつの間に愛息をエリートに育て上げる教育パパになっていた。

 ネット上では、《立派ですね。可愛い子には旅をさせよ。本当にそう思います》《立派な息子さんで羨(うらや)ましいです》と我が子の海外留学に興味を持つ親世代らしき人々の称賛の祝福の声が目立つ。その一方では、《お金に余裕があればなあ。つくづく、格差社会を感じる》《旅をさせてあげたい!でも先立つものが…ごめん、子どもたち…》という切実な経済事情を訴える声も相次いだ。

 事実、米名門私立大となれば特に海外からの留学生は高額な学費のみならず生活費もかかる。留学エージェントのSchoolWithによれば、デューク大学に1年在籍した場合、学費:約703万円 教材費:約40万円/寮費:約106万円 /食費:約97万円/交通費:約26万円(※2021年12月24日付)。伊原の三男の場合、14歳の時から留学しているというから一般家庭でこれだけの教育費用をポンと出すのは難しそうだ。

■好きな俳優の仕事をお金のためにしなくていいように…

 確かに、伊原といえば映画「硫黄島からの手紙」(2016年、クリント・イーストウッド監督)で米ハリウッドデビューも果たしてはいる国際派俳優の一人だが、渡辺謙(64)や真田広之(64)のような華やかな活躍はない。むしろ、手広く飲食店を経営する実業家としての成功が、愛息の多額な教育費に注がれていたようだ。実際、2019年1月18日に放送されたバラエティー番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演した際は、「生活費は渡さないが、住宅購入費や子どもの学費など大きな買い物は全て支払っている」と明かしている。

 実業家としては、1992年に自己資金から地元・大阪で始めたお好み焼き店をチェーン展開し、2011年には米LAにも展開するなどビジネス手腕を見せた。

「当時、俳優仲間たちの間でも評判でした。伊原さんのビジネスの才覚はすごい。LAに住んでいる日本人はもちろん、仕事や旅行でLAに行く日本の芸能関係者はみんな伊原さんの店に集まりました。社長の伊原さん自ら店舗に顔を出すのはもちろん、社員を労う姿勢、伊原さんの人望が成功のカギになったと思いますよ。とはいえ、伊原さん本人は『お金のために大好きな役者の仕事をしなくていいようにしたかった』と話していて、俳優業に集中したかったようです。ジャパンアクションクラブの出身ですし、師匠である千葉真一さん(故人)はもちろん大先輩に当たる真田さんも拠点をLAに移して米国で頑張っていましたから、伊原さんも俳優としてハリウッドへの本格進出を目指していて、LAでのオーディションにも積極的に挑戦されています。当時は前妻との間にも2人息子さんがいますし、三太さんも教育費にお金がかかる年頃だったので、飲食経営もおざなりに出来なかった。今はようやく経済的な心配をせず、自身のやりたいことに集中できる時が来たのではないでしょうか」(芸能事務所関係者)

 芸能関係者の間で噂されるほどの飲食店ビジネスは、一時は年商10億円にもなった。しかし、2018年にはこの会社の全株式を「築地銀だこ」を運営する株式会社ホットランドに売却。この動きに「週刊女性」(2019年4月12日号)が、伊原の米LA移住や妻の純子さんとの別居疑惑も報じたが、現在も夫妻は良好な関係を保っている。今では、LAのお好み焼き店も閉店し、少しずつ飲食ビジネスからも距離を置き始めているよう。三男もそんな父の期待に応え、見事ストレートで米名門大を卒業し、親のサポートからも巣立つ時がきた。

 奇しくも今年、米LAに移住して約20年の真田がTVシリーズ「SHOGUNー将軍ー」でエミー賞18冠の吉報を伝えたばかり。子育てを終えた伊原もこの追い風に便乗することができるのか。教育パパの底力に期待したい。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事【もっと読む】柴咲コウが経営するアパレル会社の決算公告を開示しないワケ 囁かれる7期連続赤字と事業失敗では芸能人のサイドビジネスを紹介しているが、うまくいったのは小嶋陽菜など一握り。なかなか軌道に乗せるのが難しい中、伊原は見事成功をつかんでみせた。

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