「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレのあれ”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

斑目茂美 開運花師
更新日:2024-10-30 09:34
投稿日:2024-10-30 06:00
「どうやったら幸せになれるのか」その方法を探してしまうのが悲しいかな、人間の性でございます。

運気を変えたいのなら…

 屋根のある家に住めて、仕事ができて、お猫様が近くにいれば「幸せ」と思うワタクシですが、何が幸せかは人それぞれ。

 幸せになるための努力はしても、最後の決め手は占い頼みに神頼みじゃぃ! と思っている方も実に多い。目には見えない何かに頼ることで気持ちが楽になったりポジティブになるのなら、それも一つの有効な方法だと個人的には思っております。

 今回はそんな方々にご提案、「運気を変えたいのなら水回りを大切に!」の解説です。

運気の決め手は「玄関」と「水回り」

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、週に1、2回やってくるお客様がいます。

 頻繁に来店なさる理由は「玄関とトイレの花替え」。特に香りの高いユリの花と可愛らしい色の花がお好きで、毎回2、3本のささやかなお花ですが、値段も気にされず“良いもの買い”の上客さまです。

 資産家のご婦人で、彼女いわく「玄関もおトイレも花の鮮度が落ちるとソワソワする」。風水も占いも気にされませんが、根っからのお金持ちは運気を上げるメソッドを感覚的にお持ちなんだなあと。

 毎日玄関やトイレのお掃除を欠かさず、お花が劣化しようものなら直ちにお片付け、余念がありません。

【読まれています】年末までの12星座別「運気が上がる」過ごし方。牡牛座は臨時収入が、山羊座は保険の見直しを

トイレは家全体の運気に大影響

 お風呂やキッチンなどの水回りは玄関に次いで運気を左右する場所と言われており、なかでも特筆すべきはトイレです。

 トイレは水とともに“気”が流れやすく、陰の気がたまる不浄の場所で、掃除や香りのコントロールなどの気配りが絶大に効くとされています。

 金運と健康運を司り、1日の中でも使用頻度が高く、何度も扉を開ける場所。ゆえに使うたびに便器を拭く、床や壁などこまめな掃除で清潔を保ちながら、臭いをコントロールすることは大変に重要とされております。

「アンタの旦那、このままじゃ死ぬよ!」

 以前ワタクシが住んでいた賃貸住宅のトイレの場所が見事に表鬼門にありました。占いや風水などさほど興味もない中で無理無理新居を購入。さあ引越しだ! のその日、父の強い希望で新居と旧居の家相をお寺の住職に見ていただいたところ、「アンタの旦那、このままじゃ死ぬよ!」と激烈なお叱りをうけました。

 その理由は、家相と移動方位などあまりに多く、ここでは書ききれませんが、「トイレの位置が悪すぎる」は旧居・新居共通の“ありえへん事案”でした。

 ならばお札を…とお願いしたら、そういう問題じゃねぇとさらに怒りを買うことにwww。

 ご住職いわく、旧居のトイレ場合、何に使ったのかわからない小銭をトイレの水と一緒に流し続けていたようなもので、お金が一向に貯まらなかったのも無理はなし。

 新居のトイレは使うことすらできない場所だ、だから潰せ。汚物がたまる不浄の場を舐めたらいかんぜよと、「トイレ使用禁止命令」が出て、あら~な状態に…。

 信じるも信じないもアナタ次第なんですが、「さまざまあって旦那死ぬ」と言われてしまうと潰さないわけにもいかず、結局2つあったトイレの1つを潰すことになりました。

 それくらい水回りは家の運気を左右する場所であり、日頃の扱いを間違えると不健康だわ、不幸せだわ、貧乏だわで大変なことになる、と、ずいぶんお勉強させていただきました。

開運には水回りに植物を置く

『水回りに植物を置くことは開運につながる』とはよく知られておりますが、特に観葉植物がオススメとされています。

 お金や調和のとれた人間関係ならば、ポトスのような丸葉植物。邪気を払うなら棘のあるサボテン、上に向かってとがった葉を茂らすテーブルヤシやサンスベリアなどは邪気を払うだけでなく、金運や健康運もアゲアゲでオススメ。

 ですが、鉢物の勢いが悪くなると逆効果に。鉢物の管理や後片付けは面倒、あるいは、こまめに交換したいなら「これっきり」で処理ができる『切り花』がオススメです。

切り花の利点は?

 トイレの場合、切り花を飾る利点は水場で水の交換がしやすく、狭い空間では小さな花瓶で花一輪ぐらいが丁度良い、というところ。

 バラやガーベラなどお花屋で買うもよし、庭やベランダで育てた花を切って飾るもよし。植物があると、用を足してる間もなんだかホッ。不思議なもんです。

 劣化が始まったら迷うことなく片付けられるので、気も楽です。なんか最近どうも…と思うアナタ。気晴らしのつもりでトイレに一輪、オススメですわよ。

 ささやかな植物たちが、アナタのトイレタイムをくつろぎタイムに変えてくれますことを…遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


探し物はにゃんですか?大捜索中の“にゃんたま”にロックオン
 どこにいった? ないないない……見つからにゃい!  きょうはみんな真剣、大捜索中のにゃんたまωにロックオン♪ ...
マッチングアプリにいた コロナ騒動でも自粛できない男たち
 長引くコロナウイルス騒動に疲れ気味の世界。日本でも、あまり外に出ず、自粛の日々を送る方は多いのではないでしょうか。時間...
感染拡大で露呈…自己中すぎる友達が許せない女のコクハク
 新型コロナウィルスへの対策として、徹底的に人混みを避け、外出を控えている人も増えています。徹底した対策を意識している人...
薬はちゃんと飲んでいるのに…突きつけられた残酷な検査結果
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
ウイルス騒動で休校 自宅にいる子どもを賢く育てる読書法3つ
 いきなり休校となり、子どもが自宅にいる。そんな状況になっている家庭が多いようです。学校の授業がない代わりになにかで勉強...
シッポでバランス!二足歩行も夢じゃない美姿勢“にゃんたま”
 二足歩行の猫といえば!ドラえもん♪  ドラえもんは猫型ロボットなので除外すると、スタジオジブリ「猫の恩返し」のバ...
モテないわけじゃないけど…危険なクズ男を引かない方法とは
 別にまったく声かけられないわけじゃないし、むしろデートのお誘いも来る。そんなにモテないわけじゃないけど、幸せになれない...
おこもり日こそ…掃除と片付けでストレス発散&お家スッキリ
 片付けや掃除のコンテンツがあふれている昨今。片付け・掃除のブームを通じて、もうある程度のコツはわかっているはず。時間が...
コロナウイルスなんかに負けてたまるか!免疫力と花のお話
 コロナウイルスにより我々の生活は今まさにひっくり返ったような状態でございます。ワタクシたちお花屋さんにしてみれば、様々...
マンション買うならどっち?キラキラの新築or価格の安い中古
 尊敬するキャリアウーマンの先輩がマンションを購入した。理由を聞いたら「毎月、家賃を払い続けるのはもったいないし、私自身...
気になる彼の性格がわかっちゃう?本邦初“にゃんたま”占い!
 猫の肉球で性格や相性を占う「肉球占い」というものがありますが、きょうは本邦初「にゃんたまω占い」をやってみたいと思いま...
外出自粛の中…マッチングアプリはどんな状況か見てきました
 ウイルス騒ぎで外出を自粛しているかたも多いと思います。外に出かけられないと退屈してしまいますよね。みんなお家でヒマして...
新型コロナ対策で「共倒れしたくない妻」の家庭内強化策
 新型コロナウイルスへの警戒が、日に日に強まっています。時差通勤やテレワーク、休校…と強い警戒のさなか、家庭内での対策に...
家で過ごす時間が増えたなら…今すぐできる簡単美容ケア5選
 猛威を振るう新型コロナウイルス。自宅勤務命令や、感染予防のために外出が減ったという方も多いのではないでしょうか。そんな...
CT検査でも異常なく民間療法に頼るも…バセドウ病が再び悪化
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
漁港の人々の愛情がいっぱい詰まった?ご立派“にゃんたま”
 春の風が吹く、小さな漁港。  人気の「地魚食堂」の勝手口で、にゃんたま君と出逢いました。  食堂で働くおば...