「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレの掃除”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-07-02 08:31
投稿日:2024-10-30 06:00
「どうやったら幸せになれるのか」その方法を探してしまうのが悲しいかな、人間の性でございます。

運気を変えたいのなら…

 屋根のある家に住めて、仕事ができて、お猫様が近くにいれば「幸せ」と思うワタクシですが、何が幸せかは人それぞれ。

 幸せになるための努力はしても、最後の決め手は占い頼みに神頼みじゃぃ! と思っている方も実に多い。目には見えない何かに頼ることで気持ちが楽になったりポジティブになるのなら、それも一つの有効な方法だと個人的には思っております。

 今回はそんな方々にご提案、「運気を変えたいのなら水回りを大切に!」の解説です。

運気の決め手は「玄関」と「水回り」

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、週に1、2回やってくるお客様がいます。

 頻繁に来店なさる理由は「玄関とトイレの花替え」。特に香りの高いユリの花と可愛らしい色の花がお好きで、毎回2、3本のささやかなお花ですが、値段も気にされず“良いもの買い”の上客さまです。

 資産家のご婦人で、彼女いわく「玄関もおトイレも花の鮮度が落ちるとソワソワする」。風水も占いも気にされませんが、根っからのお金持ちは運気を上げるメソッドを感覚的にお持ちなんだなあと。

 毎日玄関やトイレのお掃除を欠かさず、お花が劣化しようものなら直ちにお片付け、余念がありません。

【読まれています】年末までの12星座別「運気が上がる」過ごし方。牡牛座は臨時収入が、山羊座は保険の見直しを

トイレは家全体の運気に大影響

 お風呂やキッチンなどの水回りは玄関に次いで運気を左右する場所と言われており、なかでも特筆すべきはトイレです。

 トイレは水とともに“気”が流れやすく、陰の気がたまる不浄の場所で、掃除や香りのコントロールなどの気配りが絶大に効くとされています。

 金運と健康運を司り、1日の中でも使用頻度が高く、何度も扉を開ける場所。ゆえに使うたびに便器を拭く、床や壁などこまめな掃除で清潔を保ちながら、臭いをコントロールすることは大変に重要とされております。

「アンタの旦那、このままじゃ死ぬよ!」

 以前ワタクシが住んでいた賃貸住宅のトイレの場所が見事に表鬼門にありました。占いや風水などさほど興味もない中で無理無理新居を購入。さあ引越しだ! のその日、父の強い希望で新居と旧居の家相をお寺の住職に見ていただいたところ、「アンタの旦那、このままじゃ死ぬよ!」と激烈なお叱りをうけました。

 その理由は、家相と移動方位などあまりに多く、ここでは書ききれませんが、「トイレの位置が悪すぎる」は旧居・新居共通の“ありえへん事案”でした。

 ならばお札を…とお願いしたら、そういう問題じゃねぇとさらに怒りを買うことにwww。

 ご住職いわく、旧居のトイレ場合、何に使ったのかわからない小銭をトイレの水と一緒に流し続けていたようなもので、お金が一向に貯まらなかったのも無理はなし。

 新居のトイレは使うことすらできない場所だ、だから潰せ。汚物がたまる不浄の場を舐めたらいかんぜよと、「トイレ使用禁止命令」が出て、あら~な状態に…。

 信じるも信じないもアナタ次第なんですが、「さまざまあって旦那死ぬ」と言われてしまうと潰さないわけにもいかず、結局2つあったトイレの1つを潰すことになりました。

 それくらい水回りは家の運気を左右する場所であり、日頃の扱いを間違えると不健康だわ、不幸せだわ、貧乏だわで大変なことになる、と、ずいぶんお勉強させていただきました。

開運には水回りに植物を置く

『水回りに植物を置くことは開運につながる』とはよく知られておりますが、特に観葉植物がオススメとされています。

 お金や調和のとれた人間関係ならば、ポトスのような丸葉植物。邪気を払うなら棘のあるサボテン、上に向かってとがった葉を茂らすテーブルヤシやサンスベリアなどは邪気を払うだけでなく、金運や健康運もアゲアゲでオススメ。

 ですが、鉢物の勢いが悪くなると逆効果に。鉢物の管理や後片付けは面倒、あるいは、こまめに交換したいなら「これっきり」で処理ができる『切り花』がオススメです。

切り花の利点は?

 トイレの場合、切り花を飾る利点は水場で水の交換がしやすく、狭い空間では小さな花瓶で花一輪ぐらいが丁度良い、というところ。

 バラやガーベラなどお花屋で買うもよし、庭やベランダで育てた花を切って飾るもよし。植物があると、用を足してる間もなんだかホッ。不思議なもんです。

 劣化が始まったら迷うことなく片付けられるので、気も楽です。なんか最近どうも…と思うアナタ。気晴らしのつもりでトイレに一輪、オススメですわよ。

 ささやかな植物たちが、アナタのトイレタイムをくつろぎタイムに変えてくれますことを…遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


43歳、推し活でお金は減った。でも後悔はない。“推し”と過ごしたあの頃の私を誇りに思う
 アラフィフに差しかかる少し前、私はK-POPの“推し”と出会いました。これまでも長くオタ活を続けてきましたが、その出会...
芸能人も公表…パニックに陥ったら「ダメな人間だ」と責めないで“怖い”と思っていい。今の自分を受け入れる大切さ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
魅惑の“にゃんたま”ツーショット♡ 2匹の背比べ、真の勝者は意外なところに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「春山先生 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
【女名の植物クイズ】夏の花で「あの有名映画の主人公」と同じ名前の品種があるのは?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
理解不能すぎ!義実家の謎ルール6選。「トイレの水は3回分ためて流す」ってありえる?
 家事のやり方、生活の仕方、人付き合い……それぞれの家庭ごとに存在する「謎ルール」ってありますよね。それが義実家の謎ルー...
花火大会の“有料化”が増えた背景。3万円の高級席も…若者世代は「お金を払って見る」が当たり前?
 今夏も花火大会が大盛り上がり。特に日本三大花火大会の長岡花火は、開催直後のSNSでは観客が撮ってアップした写真や動画が...
まだまだ帰省したくない…私が使った言い訳LINE集。“本当にありそう”な絶妙なウソで切り抜けた!
 この夏、義実家や実家に帰省したことを後悔している人もいるでしょう。「帰省せず1人でゆっくりしたい…」と願う皆さんのため...
めんどくさ! 意味不明な“ママ垢”ルールにゲンナリ…。「成長自慢は禁止」ってなんでよ?
 妊娠出産が初めてだったりママ友がいなかったりすると心細いですよね。そんな中「情報がほしい」「仲間がほしい」と、SNSで...
スナックに「客が来なくなる理由」はどこに? バブル時代とは違う、令和のシビアな現実
 みなさん、ぜひスナックに行ってください! 絶対楽しいから大人になったら一軒くらい行きつけのスナックを…!!  と...
ギャー! 旅行先での恐怖体験6選。友人が車窓を見て真っ青に…満面の笑みを浮かべる人物が
 楽しいはずの旅行で、身の毛もよだつような恐怖体験をしたことはありますか?   この記事では、夏の暑さを吹き飛ばす...
大昔から「究極のモンスターペアレント」は存在した!? 激怒した親がトンデモ行動に…盲目的な愛が生んだ悲劇
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
ダンディな“にゃんたま様”の色気にメロメロ♡ これはもう、ガン見です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「あなたのためよ」に潰されないで。“優しさの押し付け”と戦うために、私が仕掛けた小さな反撃
 この時期になると、毎年思い出すのは姑のこと。実は、新婚当初、私たちは二世帯住宅で姑と同居していました。とあることがきっ...
見事な“おばさん体型”にショック! 食事は1日3食か、1食か…正解はどっちなの?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
やる気が見えない…原因はこれかも。若者が “静かな退職”を選ぶ理由「やるべきことだけ淡々と」が主流に?
「ここ最近、入社してくる若い世代の仕事に対する熱量が感じられない…」「部下が仕事のやる気を出してくれない」とモヤモヤして...