ひろゆき氏に言いたい! 48歳まで処女だった私は、本当に魅力がなかったのか?

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-12-03 17:51
投稿日:2024-11-18 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんでおります。そんな独身貴族を謳歌しているなか、ひょんなことから「Abema」に出演し、48歳まで処女だったことについて生放送で話すことに…。
 その日の番組MCは、ひろゆきこと実業家の西村博之氏。彼が私に放った「48歳まで処女だったなら魅力がなかったんじゃないの?」について“反論”したいと思います。

カチン!と来たひろゆき氏の言葉

 出演したのは、Abema TVが月~金曜21時から配信している報道リアリティーショー『ABEMA Prime』。テーマは「処女」で、一時SNSをにぎわせた“処女卒サポート”の実情などを語る回に、48歳まで処女だった当事者としてリモート出演することになったのです。

『ABEMA Prime』は曜日によってMCが変わるのですが、私が出演した回は、ひろゆき氏。それを知った時点で、嫌な予感が…。

 まずは私が48歳まで処女であった理由や育った家庭環境などを一通り説明し、進行役のアナウンサーが「ひろゆきさんはどう思いますか」と、彼にコメントを求めると、

「48歳まで処女だったっていうことは、魅力がなかったってことじゃないの?」

「自分の努力が足りなかったと思いませんか?」

 と言い放ったのでした。

 嫌な予感は的中。なんて失礼なことを言うんだ! とカチンと来たものの、まあ相手が相手だしそうなるよね、と自分にいい聞かせ、「仕事や趣味に夢中だった」と話したのですが、生放送だったこともあり、それ以上は言い返せず…。

 なので、私は努力をしてこなかったわけではなかった、と、改めて発信したいなと思います。

【読まれています】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

本当に努力してこなかったのか?

 このコラムでも綴ってきたとおり、わたしは小さい頃から長年のオタクです。オタクの祭典と言われているコミックマーケットにも通ってたほどでした。

 正直言って自分の容姿には無頓着。服装も実家の近くのイトーヨーカ堂に売っているようなコスパのいい服を“なんとなく”着ているだけでした。

 しかし、高校生になって日本のバンドの追っかけをするようになって、突然おしゃれに目覚めたのです。

 なぜなら、「推しに可愛いと思われたい! おっかけの誰よりも目立ちたい!」という思いが芽生えてきたから。

 そう、好きな人に対する恋心は人を変えるのです。女性なら経験がある人、多いのでは?

 おしゃれに目覚めてからは、買ったこともなかったファッション誌を買い漁り、すっぴん上等からメイクにも手を出し、毎月数万円が飛んでいく日々。

 当時はバンギャ(バンドファンの女性のこと)だったので『Zipper(ジッパー)』や『KERA(ケラ)』といった雑誌を参考に、「HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」、「BA-TSU」などのブランドの服を少ない収入で何とかやりくりしながら、買っていました。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


女はお嫁さん要員? 年収800万でも「行き遅れ」と見下される田舎の地獄
 西新宿の高層ビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、悠々自...
毒親の介護をしたくない 実家から逃げた女が「決別」のため払った金額は
 西新宿のビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、おひとりさ...
田舎を捨てた「独身女」は不幸ですか 絶縁した家族が来て…今さら何の用?
 いまだ残暑が残る9月の初め。月曜日のAM7:30。  すでに汗ばむ陽気に包まれながら、西村咲子は新宿西口の高層ビ...
職場で飛び交う「大人のちくちく言葉」4選。無意識に同僚・後輩のモチベを下げてない?
 人の気持ちを不快にさせる、ちくちく言葉。子どものちくちく言葉は「アホ」「バカ」「マヌケ」などストレートですが、大人にな...
“たまたま”に見覚えあり!尾道市立美術館の「ケンちゃん」ではないかぃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大優勝!秋から元気な“開運最強”花5選。一輪挿しでも存在感たっぷりで映える1本を紹介
 台風10号の遠隔豪雨は、神奈川にあります猫店長「さぶ」率いる我がお花屋にも様々な影響を及ぼしました。大雨を睨みなが...
みんなどうしてる? 大地震の経験者が語る我が家のリアルな地震対策7選
 南海トラフ地震の危機感が高まる中、「我が家も地震対策を見直さないと」と思っている人は増えているようです。ただ、実際に被...
バツイチ女一匹「昭和の意地」を捨てたおじさまから商店会会長を任されましたよ…!
 前回、ポンコツ商店会再起動という渦に巻き込まれた私。とりあえず、様々な問題解決のため、床屋さんと元酒屋さんとの密なミー...
猫飼う40独女が準備する「防災グッズ」元カレのアレと被災した親の経験談が沁みる…
 9月1日は「防災の日」でした。地震や台風などに対する不安が高まっている今、災害に備えていますか? 私は、しなきゃしなき...
40代“子育て女”キャリア再形成に苦戦中。専業主婦→パートを経たその先のハードルが高すぎる
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  最近、フ...
簡単!秋におすすめのアロマと桃尻・股関節・ふくらはぎ・内ももの鍛え方【調香師がチャート別に解説】
 適度な運動で汗をかくと健康になるのはもちろん、達成感で幸福ホルモンが刺激され、心や肌にも潤いを与えます。今回は、フェロ...
祝“たまたま”2nd写真集発売!「神表紙」の魅惑ポーズの裏側に迫る
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
水の中の緑のカーテン
 水底に沈んで  上を見上げているつもりになって  涼んでみる
「阿婆擦れ」は“当て字”。もともと男性にも使われていた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
目指すは我が家でホムパ! プ~ンと漂う家の臭いの根源と3つのテッパン対処法
 自分の家の玄関を開けてふわっと嫌な臭いがした時、本当に凹みますよね。  わが家の臭いには、慣れてしまいがち。他人に気...
天使レベルの美にゃんから、やんちゃ盛りまで! 癒しの“たまたま”9連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 8月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまた...