更新日:2024-11-23 06:00
投稿日:2024-11-23 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
44歳、事実婚8年目
44歳の茜さん(仮名)は、4歳年上の夫のヒロツグさん(仮名)と事実婚8年目を迎えました。
ふたりとも結婚当初から子どもを望まなかったことから、共働きのフルタイムで経済的に安定する結婚生活を第一に考えて、生活してきたそう。
しかし茜さんは、ヒロツグさんの“ある癖”に長年にわたり悩まされてきました。
浮気癖に悩む日々
「夫は、とにかく浮気癖がすごいんです。
最初に浮気がわかったのは結婚して2年目に入った頃。相手の女性が思い詰めた様子で家に訪ねてきて、裏切りがわかりました。
すったもんだのドロ沼に発展した挙句、別れずに事実婚を継続しましたが…、それからも私が知っているだけで3回も浮気をしています」
コロナ禍の期間中はヒロツグさんの浮気癖は収まっていて、茜さんは「この感じなら、事実婚を継続しても大丈夫だろう」と判断していたそうですが…。
ここへきて再びヒロツグさんの浮気がわかり、夫婦関係を継続するべきか真剣に迷っていると話します。
体力の衰えを痛感
「これまで離婚をしなかったのは、経済的な面を優先してきたから。いわゆるパワーカップルって言うんですかね?
お互いに年収は1,000万円ほどありますから、日々の生活は恵まれているほうだと思います。
だけど私は40代に入ってから、以前ほど体力がなくなっていて…。今までのようにガツガツと働く自信がなくなりました。
だから本音では、そろそろ仕事をセーブしつつ、収入もこれまでの半分くらいの仕事に転職したほうが、カラダのためにはいいんじゃないかなって思っているんです。
でも、そうなると離婚をした途端に生活水準を下げなくちゃいけないでしょう? それがイヤで、このまま一緒に暮らすべきかを真剣に迷っています。
夫は、現在進行形で浮気を続けているんですけどね」
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