更新日:2024-11-30 06:00
投稿日:2024-11-30 06:00
父親なのは間違いない
しかし由香子さんたちの住居を知らないため、許可がなければ息子に会えないとのこと。
「由香子はしっかり者だからね、俺が認知もしていないし養育費も払っていないから父親として名乗るのはおかしいって言い出しそう。
まぁそれっぽいことはすでにこの前の電話でも話してたけどね。
だけどさぁ、それも一理あるけれど、俺が父親なのは間違いないじゃん?
もしもさぁ、今の妻と離婚になったら、由香子と結婚してもいいかもなって思っているんだけど、どうだろうね?
ちゃんとした家庭に憧れる
まぁ…今の妻と離婚しても娘がふたりいるからね。
その養育費とかって話になって、お金はキツくなるかもしれないけどさぁ。でも家族仲良く暮らせたら、お金が多少キツくてもそれはそれで幸せじゃん?
なんかこう、ちゃんとした家庭っていうの? 俺もそろそろ、そういうのに憧れるんだよね。
あのとき、今の妻じゃなくて由香子を選んでいたら別の人生があったって思うと複雑な気持ちしかないね。
妻を選ばずに、由香子と息子と暮らしていたほうがひょっとしたら俺は幸せになれたのかもしれないよね」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.38〜女性編〜」では、コロナ禍だからこそ、別居婚を経て同居婚になった途端に、離婚を選ばざるを...
恋人同士が愛情を伝えるために交わす、「キス」。実は、キスには場所ごとに意味があるのをご存知でしょうか? 今回は、厳選し...
「彼氏がいる」と聞くと、多くの人は「彼のことが好きだから付き合っている」と思うでしょう。しかし、恋愛のはじまり方はさまざ...
最近、LINEでのモテメッセージの傾向に変化が起きています。スタンプを散りばめた派手なメッセージよりも、落ち着いたオト...
「いつか素敵な人と結婚して幸せになりたい」と、思っている人は多いでしょう。しかし、現実はそう甘くはありません。今では、3...
女性の中には、「どうして私はモテないのだろう?」と、疑問を抱いている人がいます。自分のことは1番分かっているつもりでも...
カレと同棲を初めてある程度月日が経過すると、お互いにいい意味でも悪い意味でも慣れてしまい、コミュニケーションが少なくな...
せっかく彼氏ができても、付き合っていることを周囲に隠されていると、「もしかして遊ばれているのかな……」「私を紹介するの...
いつも理論的な、「リケジョ」こと理系女子。頭の回転が早くて、なんとなく甘えるのが苦手そうな彼女たちは、いったいどんな恋...
うれしいことやつらいことがあった時に、いちばんに思い浮かぶのは誰の顔ですか? 誰に真っ先に伝えたいと思うでしょうか? ...
心がピュアな女性というと、真っ白くて純粋な心を持ち、人の苦しむ姿に涙する……なんて、まさに、“デキた人柄”を思い浮かべ...
ルノルマンカードとは、18世紀に活躍していた歴史上有名な占い師であるマダム・ルノルマンの占いから生まれたカードで、トラ...
「冷酷と激情のあいだvol.37〜男性編〜」では、法律婚をしていた妻から「事実婚」への変更を提案され、どうしても受け入れ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。出会って一緒になった運命の相手。結婚披露宴は人生で一番と言っていいほど“自分...
いつもキツい女性がふいに見せる笑顔や、強気な女性が弱音を吐く瞬間など、いわゆる“女性のギャップ”に弱い男性は多いです。...