離婚を目指す40代女の選択。子育てが終わったら生涯一人? それとも感情押し殺してレス夫と一生過ごす?

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-12-10 06:00
投稿日:2024-12-10 06:00

出会いは減る? 40代女性の交際人数の現実

 株式会社ネクストレベルが20〜50代の独身女性1015人に対して行った調査では、40代以降、交際人数は年々減少する傾向にあり、データによると交際人数が0.5人を割っています。

 さらに、40代女性の約60%が「出会った異性の人数は0人」と回答している現実もあります。

 年齢を重ねると、新しい出会いの機会が減り、恋愛へのエネルギーも低下してしまいがちです。

 この現状は、離婚を考える際に大きなハードルとなるのではないでしょうか。


【データ引用元】マッチングアプリ大学
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000032757.html

人生100年時代、もっと貪欲に生きるには

 それでも、人生100年時代と言われる今、40代はまだ折り返し地点にも到達していません。

 このタイミングで、離婚という新しい未来に一歩踏み出してみたい。

 そうしなければ、年老いて振り返ったときに、挑戦しなかった自分を後悔してしまう気がします。その時後悔しても、もう遅いですよね。

 だからこそ、もっと貪欲に自分らしく生きる選択をしたいのです。

 離婚を決意したのは、単なる「セックスレス」だけではありません。

 好きではない夫といる自分が、どうしても好きになれないのも理由のひとつです。

 不満や停滞感をすべて夫のせいにしてしまう自分がいる。 そんな自分をこれ以上続けたくないからこそ、離れたいと思っています。 

 自分らしく生きるために、そして責任を夫に押し付けないために、私は離婚の一歩を踏み出したいのです。

ひとりで生きるために必要なこと

 仮に一人で生きるとなった時には、経済力と体力、そして精神的な強さが必要です。

 離婚を決意する以上、仕事に全力を注ぐ覚悟も必要。

 さらに、恋愛を再開するためのエネルギーや社交性も求められるでしょう。

 色んな葛藤があるのは事実ですが、「離婚を考えている」と周囲に伝えた以上、引き返すのはプライドが許しません。

 笑われるぐらいなら、何があっても前に進むのみです。

 人生の後半戦を楽しむためには、何事にも前向きに、そしてしなやかに挑戦していきたいと思っています。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
仕事をがんばるあなたへ こんな時代だからこそ「自己肯定感」を高めて
 自分を条件なしに肯定できる力を「自己肯定感」といいます。あなたは、自己肯定感が高いですか? 低いですか? 実は、自己肯...
祝「日刊ニャンダイ」発売! 俺の“たまたま”も載ってるよ♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私が芸能活動できるのはギャラ飲みのおかげ! タレントの卵の実生活は…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
自分がナンバーワンになれる場所 それを見つけるのも才能
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...
羽田と成田を間違えた! 職場の新人やらかしエピソード5つ
 新人の頃は、誰でも一つや二つの失敗体験があるもの。でも、中には「ありえない」と思うようなやらかしエピソードも…。  ...
通り過ぎた季節、むせかえるほど深い秋景色の中を歩いた
 何層にも重なった、むせかえるほど深い秋景色。  通り過ぎた季節を想うとやたらと切なくなるのはなぜだろう。 ...
BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ペラペラさが逆に良い!100円均一のトラベルグッズが海外旅行で重宝した
 コロナが落ち着いて旅行する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。  トラベルグッズを買い揃えるために100...