【ルポ】顔出し告白!ギャラ飲みで稼いだお金は「テニミュ」の推し活にぶっ込む26歳キラキラ女子

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2024-12-23 06:00
投稿日:2024-12-23 06:00

「ギャラ飲み」とは?

 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全国的に利用エリアが拡大していて、注目度が高まっているんです。

 ちなみに「ギャラ飲み」とは、男性(ゲスト)が女性(キャスト)にお金を払って食事やお酒を楽しんだりすること。「飲み」といっても飲食に限らず、美術館やゴルフコースを一緒に回ることもある、いわば『出張コンパニオン』に近い形態です。

 なかでも、大手サービス「pato」に登録するキャスト(通称「pato嬢」)は狭き門をかいくぐった美女だけがなれるとか。一体、どんな人が…?

 pato嬢として活動するキャストに話を聞きたいとキネカ社に連絡。彼女たちを取材してみると、驚くべき“素性(素顔)”が見えてきました。

【こちらもどうぞ】初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活は

【話を聞いたpato嬢】ラブさん (26歳)

 今回お話を聞いたのは、大学進学を機に福島県から上京し、大学卒業後は銀行に就職。その後キャバ嬢に転身し、並行してpatoキャストとしても働くようになった26歳のラブさんです。

 銀行員を辞めた理由について聞くと、「総合職だったので、地方へ転勤になることがありました。まだ実家がある地元なら田舎といえども楽しさを見い出せたと思いますが、“実家のない田舎に一人暮らしをする”って、本当に退屈で…。生活の中にキラキラ感がないし、若くて可愛い女の子でいることが無意味になってしまう気がして、銀行を辞めて新宿のキャバクラに転職したのです」と。

 2年前からキャバ嬢として働く中で、ある時お客さんがpatoの存在を教えてくれたのだそう。

「キャバクラで接客している時に、指名のお客さんが“patoで50万円使っちゃった”と言っていて。そんなお金があるなら私に使って欲しいと思って、すぐにpatoを調べて面接に行きました」

 そして、合格率10%以下という狭き門を見事突破し、半年前からキャバクラと並行してpatoキャストとして活動しているのです。

稼いだギャラの使い道は、推し活の資金に!

 ラブさんとギャラ飲みをするには、30分につき1万円ほどかかります。週に3~4回は出勤していて、patoでの月収は50万円ほど。貯金額は4桁を超えているそうです。

 収入も貯蓄もしっかりとあるラブさんですが、生活費は家賃を入れても十数万円で収まる程度。美容にはある程度のコストをかけていますが、おいしい食事はpatoでお客さんにご馳走してもらえるし、バッグなどのブランド品もお客さんから買ってもらうことが多く、生活費はそんなにかかっていないようです。

 それならば、patoで稼いだお金は何に使っているのでしょうか?

 ラブさんは満面の笑みで「推し活にお金を使っています」とキッパリ!

 その推し活とは、通称「テニミュ」と呼ばれる、2.5次元ミュージカル「テニスの王子様」の追っかけです。

 初演は2003年で若手俳優の登竜門とも言われており、テニミュ出身者の中には城田優や斎藤工の名も。多数いるキャストの中でも、ラブさんは背が高くてテニス部の部長を務めるキャラクター「手塚国光」役の俳優が推しなのだそうです!

 そこで気になるのは、ラブさんは推しにいくら使っているのか? 早速聞いてみました。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私って性格悪い? 自分のダークサイドを自覚した4つの瞬間
 誰の心にだって、優しい部分と優しくない部分が存在するもの。そうわかっていても、自分の心のダークサイドを自覚すると「もし...
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...
仕事のモチベが上がらない!30女40女のやる気スイッチをONにするテク
 どんなに好きな仕事でもモチベーションが上がらない時だってありますよね。気持ちが乗っていない時は、ミスしたり、時間が永遠...
この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
2月相次ぐ地震で“南海トラフ”がトレンド入り 専門家の警戒する地震は?
 2月15日午前10時8分、京都府南部で震度3(マグニチュード=M3.7)の地震が発生。14日にも同じ場所で震度4(M4...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...