【2024年人気記事】これって誘拐ですよね!? 遊んでいたら詰められた恐ろしいご近所トラブル

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2025-01-05 06:00
投稿日:2025-01-05 06:00

責められるのはこちら側?我が子は自分の責任です

 3カ所目の公園でようやく我が子たちを発見! その中には弟くんらしき小さな子どもの姿も…。

 弟くん(仮)を見つけて安堵したと同時に、先ほどの女性へ電話を掛けると迎えにくるとのこと。女性の到着を待ちながら長女と、末っ子の同級生のママさんからコトの経緯を聞きました。

 いわく、長女と末っ子が我が家の前で遊んでいたところ、例の兄弟が混ざってきて「ママは歯医者に行っている」と話したそうです。

 そこに末っ子の同級生とママさんが合流して公園へ遊ぶ流れに。しかし、お兄ちゃんはフラフラとどこかへ行ってしまい(おそらく家に帰った)、弟くんだけが残りました。

「お兄ちゃんはお家に帰ったのかな? 一緒に帰ったら?」と促しても、弟くんも公園に行きたいと駄々をこね始め、泣くばかりで自宅の住所も場所も分からず、手に負えません。

感動の再会からの…

 同級生のママさん的には小さな子どもを1人にするのは気が引けるため、仕方なく一緒に公園へ連れて行ったということでした。

 一連の行動は善意のものであり、昼前までには公園から戻ってくるつもりだったので大丈夫かと思ったそうです。

 そんな事情を聞く間にも「お腹すいた、のどがかわいた」と盛大にぐずり暴れる弟くん(仮)。たしかに1人にさせたら大変そうな雰囲気が伝わってきます。

 なだめながら待っていると女性が自転車で到着。弟くん(仮)を見つけるや否や、名前を呼びながら抱きしめました。

 その光景に『見つかって良かったなぁ』と思っていたら、女性がこちらを向いて信じられない言葉を吐き捨てたのです!

「これって誘拐ですよね!?」の言葉に戦慄

「見つけてくれてありがとうございます。でも、これって誘拐ですよね!? 小さな子どもが1人でいたら普通家まで届けたり、敷地外に行くなら事前に了承を取りませんか!?」

 女性のブチ切れは止まりません。経緯を丁寧に説明しても、「いつもならお兄ちゃんと一緒に2人で上手に遊んでいる」「着いてきちゃダメと言えばうちの子は素直に帰るはずだ!」「普通は小さな子どもが1人でいたら親が来るまで待つのが常識でしょ?」と責め立てます。

「そもそもあなたが自分の子どもを見ていなかったのが原因でしょ! こちら側は善意で見てあげていたんです」

 同級生のママもあまりの言い分に頭に来たのか、言い合いに突入。収拾がつかなくなり、私が間に入り「自分の子どもは自分で守りましょう」と丸く収めたのですが…。

ご近所トラブルは誰にでもあり得る

 昼過ぎ、女性が我が家に再訪してきます。貸りていたという末っ子のおもちゃを返しに来たのです(ちなみにこちらは貸したつもりはなし)。

 その際も消化不良だったのか、同級生ママの自宅住所を聞いてくる執念じみた行動にゲンナリ。教えずに受け流しましたが、かなり疲労感が残りました。

 もし自分の子どもが同じ状況になった場合、感謝すれど「誘拐された!」と文句を言うなんて考えられません。むしろ迷惑を掛けてしまったと申し訳なく思うはず。モヤモヤした気持ちだけが残る結果となりました。

 そして後から分かったことがもうひとつ。「お兄ちゃんは小学生だ」と女性は言っていましたが、実は末っ子と同い年だと判明。来年から同じ小学校に通うと思うと気が重いです。というか、5歳と3歳を子どもたちだけで遊ばせないで欲しい…。

善意が思わぬトラブルに

 今回は私が直接関わったわけではありませんが、善意から思わぬトラブルに発展することもあるのだなとつくづく感じました。

 長女には今後同じようなことが起こった場合は、私に確認をとる、警察へ相談するように言いましたが、正直判断が難しいところ。結局は関わらないのが一番なのかもしれません。

 ご近所トラブルとしてはかなり珍しい例かもしれませんが、トラブル自体は誰にでも起こりうる可能性があります。

 みなさんも放置された子どもには充分お気をつけくださいね…!

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...
金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも
 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。...
タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...
まるでリヴァー・フェニックス!美少年“たまたま”にうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
会社の飲み会「欠席LINE」の正解は? 感謝と断る理由では詰めが甘い
 何かをお願いされたり、誘われたりした時、断るのってとても気を使いますよね。  人によっては、本意ではないのにOK...
今どきの「良妻+賢母」ってどんな人?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
“女LINE”は秋の空!嫌味、派閥、狂乱…げに恐ろしき女だらけの職場
 女だらけの職場に勤めた経験はありますか? 学生時代から多くの人が感じるように、さっぱりしている男性に比べて、女性の人間...
2023-10-07 06:00 ライフスタイル
村上春樹氏、今年もノーベル文学賞ならず…「村上レシピ」で一人残念会
 スウェーデン・アカデミーは5日、2023年のノーベル文学賞をノルウェーを代表する劇作家ヨン・フォッセ氏(64)に授与す...
部屋が汚いときはどうすれば? 手始めにやる3つのこと&綺麗を保つコツ
 ちょっと気を抜くとすぐに散らかってしまう部屋。部屋が汚くなったとき、「とりあえず何から片付ければいいんだ?」と途方に暮...
田舎の秋の景色 この気持ちいい季節がずっと続いてほしい
 気づけば10月に突入。1年の後半のこのスピーディーな感じ、なんだか焦るなあ。  ずっとこの気持ちいい季節が続けば...
無理して笑うの、やめない?「ポジティブシンキング推し」に物申したい
 ここ数年でメンタルに関する情報は、SNSにも本にもたくさん出ています。それは良い傾向なのですが、やたらとポジティブに考...
MEGUMIの夫・降谷建志は不倫相手に息子を会わせた…ってどんな心理?
 タレントのMEGUMI(42)の夫で、「Dragon Ash」のボーカル・降谷建志(44)の不倫騒動が9月27日に「文...